朝倉市周遊観光活性化に向けてフィールドワークを実施!

 

 本学と九州電力株式会社福岡支店は地域連携協定を活かし、産学官により地域振興を図るプロジェクトに取り組んでいます。朝倉市と包括連携協定を結ぶ同社より、本学と協働し同市の地域振興に向けた取り組みを実施したいとの要望を受け、2021年度より同市をフィールドに、地域共創学部の学生が観光振興策の提案などさまざまな活動を行っています。

 今回は、同市の依頼を受け、市周辺の周遊観光活性化にむけたアンケートを実施。10月22日(日)に同市馬田にあるキリンビール福岡工場のコスモスフェスタ来場客を対象に、居住エリアや市内で訪れた観光地、来訪のきっかけなどを問う現地調査を実施。245組609名を対象に調査し、その回答結果を集計、分析しました。

 11月8日(水)には、朝倉市役所にて、同市商工観光課の職員や九州電力株式会社福岡支店の担当者が出席し報告会を行いました。報告を聞いた職員から「この結果を参考に、周遊観光活性化にむけて具体的な施策を練っていきたい」などの感想がありました。

 フィールドワークと報告会に参加した同学科2年の上田穂乃香さん(筑紫女学園高校)は「これまでのフィールドワークや今回の調査を通して、観光施策を考えるにあたっては、まず実際にどういった方々が現地を訪れているか調査しそれをもとにターゲット設定することが大切だということを学びました」と話します。

【地域共創学部】

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