第1回〜第5回のプログラム

第5回 シンメトリーアート　（2005.03.24）

「今回は「シンメトリーアート」に挑戦しました。「シンメトリー」とは、おもに「左右あるいは上下対称」「釣り合い」「均整」という意味です。

まず、紙を半分に折って開き、折り目をつけます。折り目を境にした片側に絵の具をつけます。はじめにつけた折り目そって折りたたみ、上から手でよく押さえます。紙を開くと「シンメトリーアート」のできあがりです。絵の具が混ざり合ったり、色がかすれたりし、予想もつかないような模様が広がります。紙を開くたび、そこに現れる不思議な世界に、子どもたちは感嘆の声を上げていました。

■今回使用した主な材料・道具
スケッチブック（F1サイズ、3月24日まで使用）、水彩絵の具

第4回 絵の具で描く　（2005.03.10）

今回は子ども達に水彩絵の具の色をたくさん使って、自由に描いてもらうことにしました。「自分お好きな色をパレットに出してみて。でも今日は色を混ぜないでそのまま使ってみようね」というと思い思いに色を選び、パレットに出していきます。

「その色を見ていると何が描きたくなる。描きたいものを描いてみようか」と言うと、虹、ロープウェー、海などその色から浮かび上がるイメージを子どもは描いていました

■今回使用した主な材料・道具
スケッチブック（F1サイズ、3月24日まで使用）、水彩絵の具

第3回 フランスの姉妹園に絵を贈る　（2005.02.27）

KIDS ART教室を開催している「ツルタみとま幼稚園」は1985年にフランスの「ボルドー市立エグロン子供の家」と姉妹提携をしています。
今回は、そのエグロンの子供の家に送る作品づくりをしました。

作品のテーマは「ツルタみとま幼稚園を紹介しよう」です。「園から見える海」「園庭にあるもの」「園のバス」を３班に分かれて描きました。
そして全員で「先生と私たち」を描きました。あれもこれも私たちの「幼稚園」の様子をボルドーの子ども達に伝えようと、作品づくりに熱中しました。

■今回使用した主な材料・道具
画用紙、水彩マジック、クレヨン

第2回 色紙で遊ぶ　（2005.02.24）

今回は、子ども達にたくさんの色紙から好きな色を選んでもらいました。そしてそれを自由に切ってスケッチブックへ貼ります。切った色紙を貼ってみると、子どもの創造性はどんどん高まっていきます。中には、色紙を台紙にして人や花や星などを描く子どももいます。
さらには、色紙で手裏剣を作る子どももいます。それぞれが思い思いに自分のスケッチブックを飾っていきます。

「子ども達はみんな、好きな色があって、好きな形があって、そして自分らしい描き方があるんだ」そんなことを感じた第２回目になりました。

■今回使用した主な材料・道具
スケッチブック（F1サイズ、3月24日まで使用）、色紙、マーカー、はさみ、のり

第1回 クレヨンで描く　（2005.02.10）

はじめまして、こんにちは。今日からKIDS ART教室が始まりました。
年少から年長の子どもたちを対象に、毎回ひとつのテーマを設定し、創作活動を行います。
クレヨン・絵の具・色紙・ねん土など使う画材はさまざま。九州産業大学に通う学生ボランティアが、子どもたちの制作をサポートします。

期待と不安の入り交じった面持ちでわたしたちを出迎えてくれた子どもたちでしたが、新聞紙をビリビリ思いっきりちぎっての遊びやクレヨンで自由にお絵かきをすることを思う存分楽しんで、学生ボランティアや年齢の違う子どもたちともあっという間にうち解けていきました。

■今回使用した主な材料・道具
スケッチブック（F1サイズ、3月24日まで使用）、クレヨン、新聞紙