② 農業従事者からの意見聴取と改良

敷き藁のほぐし・散布の様子を農業従事者、且つ、協力体制にある株式会社エー・ワンの代表取締役・石山弘海氏らと検証しました。検証結果として、敷き藁のほぐし量、散布の範囲、開発中のロボットの挙動などを確認しました。

開発中のロボットにおける散布の様子を図7示します。意見としては、①でも述べているとおり、ほぐし量として、目標である1mあたり550gのケイントップを確保・散布できるかになります。また、移動速度としては、先ずは手作業による敷き藁散布と同等の3m/minを目標とするべきとの結論に至っています。④4輪型移動機構の開発においてもこの数値を目標と設定しています。