⑦ まとめと3年目以降への課題検討

まとめと3年目以降の課題検討については、上述した⑥総合検証実験の結果を踏まえ、実施していきます。

なお、最終的なまとめの段階ではありませんが、活動報告としては、九州産業大学が編集発刊する学内誌 PULS K vol.60(2024年10月1日発行)に、本事業についての記事を掲載していただきました(図17参照)。研究最前線として、本事業の活動を本学の学生、保護者、学内外関係者らに周知することができました。

また、事業成果の報告の1つとしては、2024年11月1日から2日に九州産業大学で開催された「KSU VISION DAY 文×理×芸=展」にブースを出展しました(図18参照)。本学の大楠アリーナ2020で開催される本展示会は、学内外の方々に対して、シーズや研究成果を一挙にまとめて紹介し、企業の技術課題などのニーズ発掘や事業化につなげ、地域社会の発展や課題解決に貢献するイベントです。

ブースを出展し、来場者の方々と交流活動を行うことで、研究の発展と本事業を活用した活力ある地域づくりに貢献していきたいと考えています。なお、展示ブースのポスターには、ロゴマークや謝辞を示すことで、本研究活動が公営財団法人JKAの支援による活動であることを来場者等に周知しました。

2025年3月に、開発中の実機による総合検証実験(敷き藁作業、移動機構、自律化、など)を宗像市池浦にある九州産業大学の圃場において確認した後、えびの市において実際の農家の方々に確認してもらい、且つ、3月25日にはえびの市長への報告などを行いました。