⑦ 敷き藁作業についての検証実験
実験用圃場を利用して検証実験を実施し、開発した敷き藁のほぐし作業,及び,散布作業についての問題点を検証しました。検証実験の様子を図23から図25に示します。
敷き藁ほぐし機構の検証実験においては、敷き藁をほぐすことが可能であることを確認しました。しかしながら、ケイントップの硬さの影響により、均一なほぐしに問題があることがわかりました。 今後はベルトコンベアによる送り速度との連携により解決できるかを検証します。
また、ケイントップのブロックが、大きな塊として割れる現象(図25参照)も実験中に見られたことから、対策を考える必要があります。
敷き藁の散布機構については、提案した台形型の突起物により、ある程度、均一な散布が可能であることがわかりました。また、風の影響についても確認することができました。