STUDENT MESSAGE

アイデアや組み合わせ次第で広がるアプリ開発の面白さとやりがいを実感中!

理工学部 情報科学科
  • 文科系の勉強が苦手だったので、パソコンを使うのは面白いかも、と軽い気持ちで情報科学科を選びました。ところが、入学してみると、プログラミングが面白くて。パソコン上だと、遊びの延長という感じで楽しく学べます。3年になって田中 康一郎先生の研究室を選んだのは、アプリ制作ができると知ったからです。スマートフォンは、ほとんどの人が毎日使う身近なもの。そのアプリの開発は、ITに全く興味がない人にも気軽に試してもらえるので、やりがいがあると思いました。3年生の時には、以前田中研究室でつくっていた2つのアプリにプラスするプログラムを開発しました。

    一つは、福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」公式アプリのミニゲームです。もともと遊びでつくっていたゲームを、田中先生が公式アプリに組み込むミニゲームにするよう提案してくださったのがきっかけです。それから、先生に指導をいただきながら仕上げました。このアプリのイラストは、別のプロジェクト型教育で知り合った芸術学部の友人に依頼。中身は同じコードでも、デザイン次第でぐんとイメージアップできます。このように芸術学部の学生のチカラを借りることができるのも九産大ならでは、と感謝しています。

  • もう一つは、福岡県赤村の観光アプリです。このアプリに、村のあちこちに設置したCO₂センサーの数値をチェックできる機能を組み込みました。コロナ禍でも、安心して出かけられるようにして、地域の活性化に貢献できればと思っています。

    プログラミングは、簡単なコードであっても、アイデアや組み合わせ次第で、高機能のものがつくれるので、それを考えるのが面白いところ。また、プログラミングにはエラーが付きものですが、それを解決するのは楽しいし、達成感があります。また、いかに効率的なコードを書くかを考えるのも成長につながります。大学で勉強を始めてからは、普段の生活で出会う様々なアプリやシステムに対しても、もっと効率的に、もっと使いやすくするには、どんなコードにすればいいのかという視点で見るように変わりました。今後は、大学院に進学して、世の中に役に立つ、そして田中先生が「すごい!」と驚くようなプログラムを開発したいと思います。

授業時間以外も対応してくれたり質問にも丁寧に答えてくれる。九産大の先生方は身近な存在!
Back