第3回ダイバーシティ✖️学生勉強会シリーズを開催しました

ダイバーシティ推進

 11月30日(木)、第3回ダイバーシティ✖️学生勉強会シリーズが開催されました。今回は、静岡大学・男女共同参画推進室助教の宮地歌織先生を招き「女性と健康―リプロダクティブ・ヘルス/ライツの推進に向けて」について講演を行いました。

 「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」とは、性や子どもを産むことに関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも本人の意思が尊重され、自分の身体に関することを自分自身で決められる権利のことです。

 講演では、自身が国連の活動に参加し、途上国において若者を巻き込んだ生理・避妊などについて低年齢層に向けたアウトリーチ活動状況が説明されました。

 先進国の中でも日本の性教育は遅れており、30代、40代の中絶事例も多い状況があることから、同意のない性的言動は全て性暴力である事と自覚を持つ事と、第三者として3つのD(Direct:直接介入する、Distract:気を逸らす、Delegate:委任する)の関わり方について意識を持つ事について説明がありました。

 参加した地域共創学部の男子学生は「女性の体のことや、子どもを産むことについて、今まで詳しく話を聞く機会がなかったので、貴重な体験でした。男性として知っておくべき内容だと感じました」と述べました。

【ダイバーシティ推進室】