経営学部学生が公開プレゼンテーションでまちづくり提案

 九産大経営学部産業経営学科1年の一野拓己さん(別府羽室台高校・写真左)と山﨑裕太さん(柳井学園高校・写真右)が、久留米市の活性化プロジェクト「まちなか万博!」において提案した企画が最終候補に選ばれ、3月16日(水)、もうひとつの最終候補である有明工業高等専門学校のチームと、公開コンペティションで企画の事業採択を競いました。

 

 「まちなか万博!」は、久留米市中心部の活性化に学生の企画を取り入れようと、久留米市と商工会議所の後援のもと株式会社ハイマート久留米が主催する事業で、最優秀の企画は実際に実施されます。昨年12月に行われた一次発表会では大学や高校から11件の提案があり、その中から2つの企画が最終候補となりました。

 

 2人の提案は、「若い人たちが久留米に行きたくなる映画づくり」と題した映画制作企画で、SNSでシナリオのアイデアをはじめ、メンバーやエキストラを募集するなど、多くの市民に制作に参加してもらい、福岡5大学映画祭で2年連続の最優秀賞の実力を持つ本学の映画研究部を中心として、久留米が舞台の若い世代向けの映画を作り上げるものです。また、地元で有名な久留米市のミスコンテストである「いちご姫」からキャスティングするなど地域住民に親しまれる映画制作をアピールしました。

 

 審査員からは、学生主導の映画制作という着眼点とSNSで多くの市民の意見を取り入れる点が高く評価されましたが、残念ながら僅差で企画実施を逃しました。

 

 二人は「1年生から学外のプロジェクトに参加することができ、この半年間とても有意義でした」(一野さん)、「今回最終の公開コンペに残ったので、次回は一次審査免除で出場できます。今度はプレゼンテーションに工夫を凝らし、他を圧倒する企画を提案したいと思います」(山﨑さん)と抱負を語りました。

 

  

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