経営学部 「嬉野温泉活性化企画」を嬉野市役所へ提案

 

  九産大経営学部2年生の学生10人が、2月2日(火)、谷口太一郎市長【写真下・左上】ほか嬉野市役所、嬉野温泉観光協会、嬉野温泉商店街協同組合などの担当者に、嬉野市を活性化する企画を提案しました。若い大学生の視点をまちづくりに生かそうと、嬉野市役所が本学に依頼したものです

  

 

 

 4月から、3チームに分かれプロジェクトを開始した学生は、数回にわたる現地調査や学内外でのアンケート調査でニーズとシーズを分析、2泊3日の合宿を含む4回の中間発表を経て、嬉野市活性化のための企画をまとめました。

 

 チーム「SPA PEOPLE」は留学生をターゲットとしたフォトラリーの実施とSNSでの発信を、チーム「be-A」は一人でも楽しめるお一人さま限定プランを、チーム「嬉野人集め隊」は温泉に女性の登山初心者を対象としたトレッキングを組み合わせた企画を、それぞれプレゼンテーションしました。

 

 嬉野市役所の担当者からは、「3チームともターゲットを細かく設定し、学生ならではの新しい視点で嬉野温泉の魅力を伝える提案をしていただき、非常に参考になりました」と講評がありました。

 

 参加した学生からは、「一年の研究成果を発表できて達成感を感じました」、「外部の方に提案し自分の見解が受け入れられるという喜びを感じ、貴重な機会になったとともに自信にもなりました」などという声がありました。

 

 指導した国際経営学科の柳田志学講師は、「学生たちは、一年間のプロジェクトを通して、自ら課題を作り出し解決する力や、課題に対し粘り強く踏みとどまって取り組み続ける力、自身の主張を明確にし外に発信する力などを学んだと思います。今後も学生のモチベーションを高く維持できるプログラムを提案していけたら」と語りました。

 

 

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