経営学部事業開発コース コーチング・アワード2016 「優秀教育賞」受賞

 九産大経営学部産業経営学科事業開発コースの取り組みがコーチ・コントリビューション株式会社主催「コーチング・アワード2016」の「優秀教育賞」を受賞し、2月5日(金)の「卒業報告会」の会場で賞状を受けました。

 

 このコーチング・アワードは、革新的なコーチングの取り組みと人材育成に寄与した団体に贈られるもので、コーチング(※)を導入している企業や学校など約230の組織の中から選ばれました。

 

 事業開発コースでは、昨年の4月からコーチングの手法を導入。1年生でセルフマネジメントを学ぶ初級、2〜4年生では組織を活性化させるリーダーシップを学ぶ上級を受講しており、相手の長所を引き出す接し方から、課題を聞き出しそれを明確に言語化することでその解決策を見いだす手法までを学んでいます。今回、この取り組みによって、上下関係を基礎としがちなプロジェクト活動において、理論を中心とした意見交換へと変化、その結果各プロジェクトが活性化した点が評価されました。

 

 同学科の浦野倫平教授【写真上・右】は、「この結果は、事業開発コースに関わったメンバー全員の受賞です。今後も講義内容をさらに充実させていきたい」と喜びを語りました。
 
 「卒業報告会」では、4年生11人が学生生活の成果を熱弁、中には感極まって涙を流す人も出ました。尾崎 和さん(同学科4年・八幡中央高校)【写真下・左上】は、「プレゼンテーションに対する仲間からの真剣なフィードバックのおかげで、自分も成長できたと感じています。このような仲間と出会えたことは、一生の宝物です」と振り返りました。

 

※教えるのではなく、メンバーに質問しメンバー自身が考えて発言することで、思考整理され、個人の主体性が引き出される手法。

       

   

     

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