住居・インテリア設計学科の学生がデザインしたマンションが完成!

 工学部住居・インテリア設計学科4年の松田夏生さん(福岡舞鶴高校)、三上葵さん(筑陽学園高校)、前田洸平さん(八幡工業高校)が、卒業設計として取り組んだマンションのリノベーションが完成しました。  

 

 株式会社三好不動産(福岡市中央区)と連携し実現したもので、福岡市中央区平尾と糟屋郡粕屋町長者原の賃貸マンション計3戸を、それぞれテーマを持った学生らしい斬新なデザインで生まれ変わらせました。

 

 松田さんのテーマは、「こどもギャラリー」(左上)。子どもの絵画や書道作品をディスプレイできるように、壁に複数の棚を多く設けました。またキッチンや洗濯機置き場を移動して、生活動線の効率化を図りました。

 

 三上さんのテーマは、「モダン和風〜土間のある住宅〜」(左下)。伝統的な和の良さを生かした、和洋折衷の大正ロマン風のイメージです。リビングは土間風の床にして、和室につながる障子はステンドグラスから着想を得たカラフルな市松模様にしました。  

 

 前田さんのテーマは、「北欧のデザイン」(右下)。北欧のインテリアや街の色をヒントにした、アースカラーを基調とした空間です。和室だった部屋をウォークインクローゼットにしました。リビングの壁一面に設置された収納棚が、大きなインパクトを与えています。  

 

 3人はリノベーションのテーマの設定から設計、工事現場の監理まで行いました。 松田さんは「決められた予算の中で、どれだけ住む人にとって暮らしやすい空間をつくれるか、不動産会社の人と何度も打ち合わせをしました。いろいろと試行錯誤しましたが、大胆なピンクの壁など、自分の個性も出せてよかったです」と話しています。

 

*三上さんと前田さんがデザインした物件が、TVQ九州放送の「週刊よかタイムス」で紹介されます。

3月2日(日) 1部午後10時〜 2部午後11時〜の2部構成。

2部には2人も出演します!!

 

 

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