児童・生徒のための芸術教室(小さな芸術家になろう!)
第07回WS ラビリンスボックス
立体3D万華鏡を作ろう!
実施日:2003.12.23 参加者:97名 (応募113名)
協力:工学部理科研究会、UAPふくろうの会
1、ワークショップのはじまり

当日美術館に到着するとまずは受付からスタートです。
美術館のスタッフのところで今日の作業班・名簿などをもらって受付終了!
受付・説明が終わると次は簡単なレクレーション。
初めて会うお友達と仲良くなるためにみんなでゲームをします。
女の子も男の子もボランティアの学生も先生もみんな一緒になって大盛り上がり!
2、午前中の作業開始!(作業風景1)


レクレーションが終わるといよいよ午前中の作業開始です。
今回は少し難しい工程があるので、お兄さんやお姉さんと確認しながら作業を進めます。
最初は、6枚のアクリルミラーから3枚を使って“のぞき穴”を作ります。
それが出来るといよいよ模様です。
残り3枚のアクリルミラーの裏面に模様を描いていきます。
最初は鉛筆で下書きを行います。
下書きが終わると、彫刻刀や除光液を利用して模様をしっかり描いていきます。
3、お昼休み〜


12時になりお腹もすいてきたのでお昼のお弁当タイムです。
本日の天気は晴れということで、いろいろな班が外に飛び出して行きました。
大学の中の広い芝生の上が人気のようで、お昼を食べた後も芝生の上で寝ころんだり鬼ごっこをしたりとみんなお昼の休みを満喫!
お昼のお休みが終わるころには、午前中作業で使い切ったパワーの充電も満タンになったようです!
4、午後の作業開始(作業風景2)


お腹もいっぱいになったところで午後の作業の開始です。
午前中に模様をつけたところに、今度はセロファンや油性マジックなどで色をつけていきます。子ども達は、用意されていたたくさんのセロファンやマジックの中から、自分のイメージに合う物を選び出し、真剣な表情で貼り付けの作業を行っいました。
5、そろそろ組み立て(作業風景3)


セロファンやマジックで色をつけ模様が完成してくると、いよいよ最後の工程の組み立てに入ります。
模様を描いた3枚のミラーを最初“のぞき穴”を作ったように組み立てていきます。
今度はこの二つのパーツを組み立て最終的には立方体が完成します。
この立方体が完成したらラビリンスボックスの完成です!
6、不思議な世界の完成!


出来上がったらもちろん覗いてみましょう!
外からの光で、箱の中には色とりどりの不思議な世界が広がっています。
その世界が同じ人は誰一人いません。
世界で一つだけのオリジナル万華鏡の完成です!
他の人の作品も気になるらしく自分を満喫した後は、他の友達の作品と交換しあって覗いている風景も見られました。
7、箱の中は…?


特別に公開!これが箱の中です。
外にセロファンやマジックで色をつけているので、中を覗くと色のついた光が鏡に反射して不思議な世界をつくっています!
模様も人それぞれ違っているので箱の中に広がる世界も色々です。
模様や色で何通りもの作品を作る事が出来ます。
8、自信作を持って!


一日の終わりは記念写真。
みんな自分の作った万華鏡を持って笑顔でカメラにピース!
丸1日かけて作った自信作です。みんなの表情も笑顔笑顔。
今回は難しい工程もあり、作る子どもも教えるボランティアの学生も大変だったようですが、最後はみんな笑顔で写真撮影にのぞんでいました!