酢酸菌から手作り!「トマトドレッシング」を開発

 九産大工学部発酵研究会のメンバー14人が、トマトで作ったお酢を使った「トマトドレッシング」を開発しました。

 

 昨年6月から開始したこのプロジェクトは、うきは産のトマトの絞り汁で酢酸菌を培養することから着手。株式会社江﨑酢醸造元(八女市)の協力を得てトマト酢に仕上げ、同じくうきは産の菜種油を使い、自分たちでデザインしたラベルを貼って、今年の3月に完成させました。

 

 5月21日(日)には、「道の駅うきは」で無料配布イベントを実施。栄養価が高く新しい味のこの無添加ドレッシングには地元の方々の反応も上々で、準備した150本は開始30分で配布終了となりました。

 

 プロジェクトリーダーの鎌田侑花さん(工学部物質生命化学科4年・長崎北高校)は、「酸味調整のためのpHや糖度のバランスなど、トマト酢の発酵にはとても苦労しました。地元の方々に喜んでもらえて、とても満足しています」と話しました。

 

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