
9月5日(月)〜10日(土)、タイのチェンマイ大学他12大学の学生24人および教員5人が、日本のMICE(※)戦略を学ぶため九産大に来学しました。
昨年、日本の大学では初めてタイ・コンベンション&エキシビジョンビューロー(TCEB)と締結したMICE誘致拡大に関する交流覚書に基づく来日で、今回で2回目です。
タイの学生たちは、本学のMICEに関する科目「コンベンション事業論」を履修する商学部・国際文化学部の学生と交流を深めるとともに、九州の観光戦略に関する講義を受講しました。
また、福岡コンベンションセンターや長崎市のグラバー園、大浦天主堂などの視察や、柳川市の川下り体験などを通じ、MICEの観光資源の実例を学びました。
本学は来夏にタイでサマースクールを実施する予定で、今後も両国間でのMICE関連の人材育成に力を入れていきます。
※「MICE」・・・ビジネストラベルの一形態を表す造語。Meeting(研修・セミナー)、Incentive tour(報奨旅行)、Convention(国際会議)、Exhibition(大規模展示会)の頭文字のことで、多くの集客交流が見込まれるビジネスイベントなどの総称。一般の旅行に比べて大人数であり、参加者の消費額も大きいことから、各地で誘致活動が盛んになっている。