経営学部の学生チームがプロデュースした醤油が福岡デザインアワードで入賞

 経営学部の2年生が、アサヒ醸造(株)と連携して、企画・販売促進、九州造形短期大学の学生がラベルデザインを行った「まろやかしょうゆ」が、「第16回福岡デザインアワード」で見事入賞しました。(写真上)

 

 「まろやかしょうゆ」は、一般的な福岡県産醤油と異なり、添加物に頼らず米や大豆の麹だけで甘味や旨味を生み出した、低塩でやさしい口当たりの醤油です。伝統的手法とはまったく異なる商品コンセプトと、大豆麹と米麹をイメージさせる絵柄も盛り込んだ高級感あふれるラベルが高く評価されました。

 

 この取り組みは、経営学部の「国際ビジネス演習」の授業の一環で、複数のチームに分かれ、福岡県産醤油の消費拡大を目指した新たなPR方法や製品デザインの企画・提案に取り組んだものです。

 

 今回惜しくも入賞は逃しましたが、別のチームが、(有)カノオ醤油味噌醸造元と共同で開発した「おかえりなさいの味」をコンセプトにした、新感覚の調味料は、、明太子の旨味を凝縮した風味と、九州造形短期大学の学生デザインのピンクの水玉の可愛らしいデザインで好評を博しました。(写真下)

 

 両チームとも、自炊の経験などが少なく、プロジェクトを始めた時は醤油に対して詳しくなかったそうですが、「実際に販売される商品の開発の現場に携われて、とても勉強になりました」と話していました。

 

関連記事)

「これまでに無い九州醤油をプロデュース」 経営学部×九州造形短期大学×アサヒ醸造(株)

「新たな発想で醤油をプロデュース」
経営学部×九州造形短期大学×(有)カノオ醤油味噌醸造元×(株)やますえ


九州産業大学のトップページへ