九州産業大学 工学研究科
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博士前期課程 分野紹介

機械システム分野

情報技術やメカトロニクスの進歩に伴い、さらに高度化が進む機械工学。本分野はその中で材料力学、機械力学、メカトロニクス、生産加工、流体力学、熱力学、情報などのカテゴリーにおいて、実践的な教育・研究を実施し、産業の基盤技術である機械装置とそのシステム化に関する高度な専門知識と研究開発能力を養成しています。最先端のものづくりの現場で求められる応用力・統合力を涵養するため、選択科目により学際的・複合的な領域についての学修も可能にしています。産学交流など外部研究機関との連携も強化し、機械産業の発展に大きく貢献しています。

履修モデル
科目区分 授業科目(履修年次) 履修単位
専門科目(選) 流体工学特論
熱工学特論
機械設計特論
エネルギー変換工学特論
制御工学特論Ⅰ
電気エネルギー環境基礎特論
施設計画特論
建築環境工学特論
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(2年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
16単位
実務実習(選) 産業技術デザイン実務実習 (1年次) 2単位 2単位
特別演習(選) 機械システム特別演習Ⅰ
機械システム特別演習Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
2単位
4単位
特別研究(必) 機械システム特別研究Ⅰ
機械システム特別研究Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
6単位
8単位
  合計 30単位
教員組織
職名 授業担当者 職名 授業担当者
教授
教授
教授
教授
工学博士
工学博士
博士(工学)
工学博士
丘  華
藤本 孝
藤﨑 渉
副島 光洋
教授
教授
准教授
博士(工学)
博士(理学)
博士(工学)
寺西 高広
梅野 高司
牛島 邦晴
MESSAGE

当分野では社会的ニーズの高い研究活動を積極的に推進し、燃焼やエンジンを対象とする熱工学や軽量構造の強度評価に関する特別演習など、先進的な研究を行っています。またイギリス・リバプール大学と共同研究を行い、その研究成果は国際的にも注目を集めています。 この卓越した研究ステージで、機械工学に関する高度な実践力を身につけ、産業技術のグローバル化・高度化に対応し得る、優秀な機械技術者へと成長してほしいと思います。

バイオロボティクス分野

バイオロボティクスは、機械システムにはない生物の特長に着目し、人間や生物の構造、運動機能を工学的な視点で解析、それを新しい機械システムの構築に役立てていく研究分野です。
当分野では、バイオマテリアル、バイオメカニクス、バイオデザイン、ロボティクス、インフォマティクス、ロジックなどの系列について専門的かつ実践的な研究を行い、医療・福祉およびロボット産業の発展に貢献する高度なデザイン能力を養成します。バイオサイエンスとロボット工学が高次元で融合した専門教育・研究を展開しています。

履修モデル
科目区分 授業科目(履修年次) 履修単位
専門科目(選) バイオメカニクス特論Ⅰ
バイオメカニクス特論Ⅱ
組織工学特論
バイオミメティクス特論
ソフトウェア基礎特論
応用数学特論
人安全管理特論
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
4単位
2単位
16単位
実務実習(選) 産業技術デザイン実務実習 (1年次) 2単位 2単位
特別演習(選) バイオロボティクス特別演習Ⅰ
バイオロボティクス特別演習Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
2単位
4単位
特別研究(必) バイオロボティクス特別研究Ⅰ
バイオロボティクス特別研究Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
6単位
8単位
  合計 30単位
教員組織
職名 授業担当者 職名 授業担当者
教授
教授
博士(工学)
博士(工学)
榊  泰輔
日垣 秀彦
教授
教授
博士(工学)
博士(数理学)
鶴田 和寛
濱田 英隆
MESSAGE

今世紀は“生命の世紀”ともいわれ、生命への理解を深めると同時に、それを基点としたさまざまな技術革新が進行しています。
バイオロボティクス分野では機械工学、電子工学、生体工学、情報工学などの基礎知識をもとに、ロボット・福祉機器などの最先端技術の研究を行っています。産学官の共同研究にも積極的に取り組み、その研究成果は臨床現場でも実証され、医療・福祉の向上にも貢献しています。
「人」と「工学技術」の両方を理解した本分野の修了生たちは、産業界のさらなる発展に寄与する人材となるはずです。

電気情報技術分野

現在、電気情報技術分野では「次世代エネルギー技術」「超伝導応用技術」「知能ロボットと周辺技術」「電磁波利用技術」に関連する研究が急ピッチで進んでおり、今後の大きな展開が予測されています。こうした社会状況をかんがみた上で、当分野では電気電子工学と情報通信工学をベースに、次世代電力システム、新機能デバイス、組み込みシステム開発、情報システム、通信ネットワーク、ソフトウエアなどの技術を修得し、新技術の開発を行う技術者・研究者を養成します。当分野の修了生は、次世代の電力エネルギーシステム、通信ネットワーク、情報システムの設計開発をリードする人材として、国内外で活躍が期待されています。

履修モデル
科目区分 授業科目(履修年次) 履修単位
専門科目(選) 回路とシステム特論
電磁気学特論
ソフトウェア基礎特論
電子計算機特論
電気エネルギー工学特論
電気計測特論
電子物性特論Ⅰ
制御システム特論
情報システム特論Ⅰ
ディジタルシステム特論
波動情報工学特論
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(2年次)
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
22単位
特別研究(必) 電気情報技術特別研究Ⅰ
電気情報技術特別研究Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
6単位
8単位
  合計 30単位
教員組織
職名 授業担当者 職名 授業担当者
教授
教授
教授
博士(工学)
工学博士
工学博士
阿久根 忠博
黒野 繁
坂本 進洋
教授
准教授
博士(工学)
博士(工学)
福澤 雅弘
松岡 剛志
MESSAGE

当分野では「ワイヤレス電力伝送技術」、大電力を瞬間的に発生して利用する「パルスパワー技術」、液体窒素中で電気抵抗がゼロになる「高温超伝導体の電気応用技術」など、産業界が求める最先端の研究を行っています。国内外の研究者と連携した共同研究にも積極的に取り組み、当分野の研究成果は学会においても高い評価を得ています。
最新の電気情報技術にアプローチする最先端の研究の場が、あなたの研究意欲に必ずお応えします。

物質生命化学分野

福祉分野の対策改善や地球環境との共生、経済の制度やシステムの見直しが叫ばれる今、「生命」「新素材・エネルギー」「環境」の3領域にアプローチする物質生命化学の専門家が求められています。当分野は社会が抱える諸問題を解決するため、地球環境に配慮すると同時に、無機・有機産業新素材や、エネルギー、医薬品・食品・生理活性物質などの健康機能材料の開発に向けた教育・研究を推進し、学際的・社会的に価値の高い総合的な研究活動を行い、幅広い学識と技術をあわせ持った高度専門職業人・研究者を育成しています。

履修モデル
科目区分 授業科目(履修年次) 履修単位
専門科目(選) 生物有機化学特論
生物反応工学特論
微生物工学特論
生物分離工学特論
応用生物学特論
生物工学特論
食品栄養化学特論
応用生命化学特論Ⅰ
応用生命化学特論Ⅱ
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(2年次)
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
18単位
特別演習(選) 物質生命化学特別演習Ⅰ
物質生命化学特別演習Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
2単位
4単位
特別研究(必) 物質生命化学特別研究Ⅰ
物質生命化学特別研究Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
6単位
8単位
  合計 30単位
教員組織
職名 授業担当者 職名 授業担当者
教授

教授
教授
教授
医学博士
農学博士
理学博士
工学博士
工学博士
安藤 光一

境  正志
永石 俊幸
大浦 博樹
教授
教授
教授
准教授
博士(理学)
理学博士
工学博士
博士(工学)
迎  勝也
村石 治人
藤津 博
小林 繁夫
MESSAGE

当分野では福岡市から委託を受けた「アオサ有効利用に関する調査業務」や「地産地消酒開発プロジェクト」など、地元九州と一丸となった研究を行っています。さらに知的クラスター創世事業「久留米高度先端医療開発クラスター」にも参画し、がん転移リスクに関する判断可能な試薬の実用化など、「生命」「新素材・エネルギー」「環境領域」に関する最先端の研究活動を展開しています。本専攻分野で高度かつ多様な知識・技術を身につけた学生は、物質環境、医療福祉、食品産業などの発展に大きく寄与する人材になると確信しています。

土木デザイン分野

街づくり、水工水理・環境、土木構造物の設計・施工・維持管理における高度専門技術者・研究者を育成するのが「土木デザイン分野」です。
現代社会では地球環境保全や高度な維持管理、防災体制の確立などが求められており、そのために不可欠な環境学から生態学、維持管理工学まで幅広く修得し、持続可能な土木形成に寄与する、高度な知識とデザイン能力を持った街づくりのスペシャリストを目指します。また産業界のニーズが高い研究活動を展開する一方で、公務員、建設会社、建設コンサルタント、造園会社など幅広い産業技術分野へインターンシップを行い、知識を実践力へと高めていきます。

履修モデル
科目区分 授業科目(履修年次) 履修単位
専門科目(選) 風景デザイン特論
河川デザイン特論
生態学特論
応用生態学特論
ウォーターフロント工学特論
構造工学特論
空間設計特論
空間設計演習
都市計画特論
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
18単位
特別演習(選) 土木デザイン特別演習Ⅰ
土木デザイン特別演習Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
2単位
4単位
特別研究(必) 土木デザイン特別研究Ⅰ
土木デザイン特別研究Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
6単位
8単位
  合計 30単位
教員組織
職名 授業担当者 職名 授業担当者
教授
教授
教授
教授
工学博士
工学博士
工学博士
博士(工学)
豊福 俊泰
奥薗 英明
水田 洋司
細川 土佐男
教授
准教授
准教授
博士(工学)
博士(工学)
博士(農学)
山下 三平
林  泰弘
内田 泰三
MESSAGE

本専攻分野では優秀な教授陣のもと、産業界のニーズが高い分野を高次元の視座から学修することができます。また、文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援推進事業として、広範囲にわたる学際的な研究を展開しています。ぜひ当分野で環境保全や新技術の開発に取り組み、世界に通用する“街づくりのプロフェッショナル”を目指してください。

建築デザイン分野

建築が社会から求められている課題はたくさんあります。地震に対する耐震・防災対策、少子・高齢化社会の到来に対する施設対策、温暖化に対する住環境対策など喫緊の課題ばかりです。建築デザイン分野の充実した教授陣がそれらの課題に取り組み研究・教育に成果を上げています。 建築デザイン分野は構造・計画・環境の3つの系からなり、講義と演習をセットにした効果的学習法を取り入れております。構造系では構造力学、防災、材料開発などを学び、計画系では家具、インテリアから各種建築や都市に関する歴史、デザイン、計画学を学び、環境系では省資源・省エネを踏まえた環境建築技術を学び、それぞれの領域の専門家として養成されます。

履修モデル
科目区分 授業科目(履修年次) 履修単位
専門科目(選) 空間設計特論
施設計画特論
住環境計画特論
建築設計特論
建築歴史特論Ⅰ
建築歴史特論Ⅱ
施設計画演習
住環境計画演習
空間設計演習
建築設計演習
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(1年次)
(2年次)
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
2単位
20単位
実務実習(選) 産業技術デザイン実務実習 (1年次) 2単位 2単位
特別研究(必) 建築デザイン特別研究Ⅰ
建築デザイン特別研究Ⅱ
(1年次)
(2年次)
2単位
6単位
8単位
  合計 30単位
教員組織
職名 授業担当者 職名 授業担当者
教授
教授
教授
教授
工学博士
博士(工学)
工学博士
博士(学術)
上和田 茂
九谷 和秀
楢橋 秀衞
江上 徹
教授
教授
教授
博士(工学)
博士(工学)
博士(工学)
小泉 隆
日髙 圭一郎
北山 広樹
MESSAGE

建築デザイン分野では社会の要請に応えるべく実践的学習を多く取り入れています。講義とセット化された演習のほかに、学外企業や地域と連携した研究課題の実施などもその一例です。さらに建築士受験資格にも対応できるように設計事務所や企業などでの学外インターンシップ実習科目も多数用意しています。
実社会に出て即戦力として活躍できる高度な専門家の養成を目指していますので学生諸君の挑戦をお待ちしています。