九州産業大学シニア・アート・アカデミア

平成17年度後半

第9回目 バスハイクin北九州市立美術館(2005.11.26)

今日は、シニア・アート・アカデミア受講生25名、学生7名、美術館スタタッフ5名の総勢37名で北九州市立美術館と門司港レトロへ、バスハイクに出かけました。
北九州市立美術館では、「ホイットニー美術館コレクションに見るアメリカの素顔展」などを観覧しました。普段、あまりふれる事のないアメリカの現代美術にふれ、皆さん刺激を受けられていたようでした。
また、門司港レトロでは出光美術館などの見学も行い、食事・買い物以外にも楽しまれていました。

第10回目 講義・実技演習(2005.12.10)

午前中は「ワークショップの企画・立案」について、来年3月に行う子ども向け事業【創造性教育プログラム小さな芸術家になろう】を例にしながら、受講生全員で話し合いを行いました。
受講生は自分達でワークショップを1から作り上げるという課題に向け、当日のプログラムの流れ・使用する道具について・子ども達が来た時の注意点など、活発な話し合いが進みました。

午後は、4回目の実技の時間となりました。
専用のクレヨンとマグカップを使い、オリジナルカップを制作。
そして、全員でそのカップを使ってお茶会をしました。次回は、今日学んだ事を子どもたちへ教える時間です。受講生の皆さんはお茶会をしながら、その指導方法などを話し合いました。

第11回目 実技演習(2006.01.14)

11回目を迎えた平成17年度シニア・アート・アカデミアも受講生と講師・アシスタンスが一緒に学ぶ時間はいよいよ今日で終了。
そして、受講生が子ども達と一緒にミニワークショップを行うのも今日が最後です。

いつものように午前中は子ども達を迎える準備を行いました。
班ごと・教室ごとに話し合いをし、道具を揃えたり会場作りを行いました。
午後は、いよいよ子ども達を迎えてのミニワークショップ「オリジナルマグカップ作り」の開始です。
受講生29名の指導のもと1年生から5年生の子ども達23名が参加して行われました。実技演習も今回で4回目という事で、受講生達も積極的に子ども達に話しかけ作業を行っていました。
始終なごやかに進んだミニワークショップは今日が最後という事で、子ども達の大きな「ありがとうございました!」のお礼の挨拶で終了しました。

その後、受講生は3月のワークショップ本番に向けての話し合いを開始。
熱のこもった話し合いになり、受講生全員の気持ちがまとまってきているように感じました。
3月に向けて、少しずつ形にしていきたいと思っています。

第12回目 バスハイクin九州国立博物館(2006.02.18)

今回は、福岡県内にバスハイク見学ということで、九州産業大学美術館と九州国立博物館の2つに別れて集合しました。少々バタバタしましたが、皆さん無事に現地で合流し博物館見学スタートとなりました。
特別展「中国 美の十字路」では、中国の歴史に詳しい受講生の方から学生が色々と教えてもらえたようで、作品を観ながら受講生の話にも熱心に聞いていました。

見学を終えた後は、さらに博物館を見学を行う方や太宰府散策に向か方など集合時間まで各自自由行動となりました。
太宰府天満宮は、風が冷たかったですが、天気が良く境内のお祭りも重なってたくさんの人で溢れていました。
博物館見学と太宰府散策に時間をたっぷりとあてていたので、参加した受講生や学生はゆっくりとお土産選びや昼食に使う事が出来、終了式前のバスハイクもケガなどなく無事に終了する事が出来ました。

第13回目 修了式(2006.03.04)

今日は平成17年度シニア・アート・アカデミア修了式が行われました。
今年度最後となる19日は、受講生の「はじめてのボランティア活動」と位置づけているため、今日はが少し早目の修了式となります。

式の始まる前に、受講生と講師・アシスタントの皆さんに事務局が撮りまとめた写真を配り、1年間を振り返っていただきました。
修了式では、吉武実行委員長から修了証書、緒方事務局長から皆勤賞の授与が行われました。そして、吉武実行委員長から式辞、その後送辞として講師・アシスタント代表桑原直樹さん、答辞として受講生代表の内野真智子さんにそれぞれ話をしていただきました。
桑原さんは「1年間をふりかえって思い出すのは皆さんの笑顔です。19日の本番でも皆さんの笑顔が見れることを楽しみにしています。」
これに答えて、内野さんは「この講座を受けることで、自分が大学生にもっていたイメージが変わりました。」と話をしていました。
修了式後、九州産業大学美術館で行われている卒展(美術学科学部生作品)を見学し、立食スタイルの修了パーティーをおこないました。

お昼を挟んで午後からは19日の為の話し合いが行われ、本番に向けて受講生の気持ちを一つにする時間になりました。今後は11日の練習会に始まり、準備、本番、となります。

第14回目 ワークショップ本番(2006.03.19)

いよいよ、平成17年度シニア・アート・アカデミア最後の日です。
そして、ワークショップ本番です。
このワークショップは、受講生「はじめてのボランティア活動」ということで、3月に入り会場作りや練習会等の準備から当日の進行など受講生が中心となって行ってきました。

今回は「Tシャツを染めよう!」と題し絞り染めを行いました。
赤と青の2種類の染め液が用意され、Tシャツをくくる為の道具には、割り箸や輪ゴムなど身近な素材が用意されました。
子ども達は、受講生の作品を見つつ自分はいったいどんなTシャツを作りたいのか、じっくり考えながらデザインの下書きを描いていました。
受講生は、染めた後の模様がどうやったら子ども達が考えたデザインになるのか、子ども達と一緒に割り箸や輪ゴムでTシャツをくくっていました。
なかには、最初子ども達とどう接して良いから分からず、戸惑っているような様子の受講生も見られましたが、こうした作業が進むにつれて子ども達とも打ち解け、みんな笑顔で絞り染めを行っていました!
染め上がった後は、さっそく作ったTシャツを着て班ごとにファッションショーを実施。
受講生も練習会で作ったTシャツを来て、子どもと一緒にポーズを取り記念撮影を行うなど大盛況のうちにワークショップは終了しました。

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