コミュニティバス運行支援 「コガバス」でも開始

九産大理工学部情報科学科 稲永健太郎准教授研究室が開発した「運行管理支援システム」を搭載した古賀市のコミュニティバス「コガバス」が、8月1日(水)、運行を開始しました。

稲永研究室では、2013年からICT(情報通信技術)を活用した自治体コミュニティバス運行支援に取り組んでおり、独自に開発したタブレット端末アプリを使ったバス利用状況調査のほか、2016年からは自治体の時刻表や運賃などのデータを国土交通省が定めた「標準的なバス情報フォーマット形式」に変換するオープンデータの整備も進めています。

今回の「コガバス」には、これまでに開発した利用目的を調査するアンケートや乗降客数を記録するアプリに加えて、GPSを使った乗降バス停の特定とバス運行状況を把握するツールなどを組み合わせた統合システムを導入しています。

収集したデータは自治体のシステムに送られ、集計や解析を経て、安定した継続運行やダイヤ改正時のデータ更新などに活用されます。

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