九産大芸術学部デザイン学科と工学部住居・インテリア設計学科の学生46人が、福岡県の伝統産業である大川家具の新商品開発プロジェクトに取り組んでいます。
平成24年から続くこのプロジェクトは、福岡・大川家具工業会に加盟している15社の企業と連携して家具や雑貨の商品企画・開発を行うもので、11月29日(火)、本学で、企業担当者とともに開発中の商品の最終報告会を行いました。
今年のコンセプトは、「“Furniture”から“Funny-ture”へ」。単なる家具の提案にとどまらず面白くて実用性のあるものをと、6月からデザインの検討を開始しました。
報告会では、正六角形を隙間なく並べたハニカム構造の飾り棚や洋風リビングにマッチする民芸家具、高齢者のために工夫された木製椅子など、15点のユニークな家具が発表されました。
プロジェクトリーダーを務める永石秀徳さん(デザイン学科4年・西京高校)は、「来年2月の『九産大プロデュース展』で、来場者の方に面白いと思ってもらえるような製品を展示できるよう、残された時間で精一杯製作に励みたい」と意欲を語りました。