九州産業大学柿右衛門様式窯で窯開きを行いました

 

 九州産業大学柿右衛門様式窯で、7月23日(水)、窯開きが行われました。窯開きは、平成12年の第1回目から数えて47回目となります。

 

 窯焚きから1週間、芸術学部美術学科と大学院芸術研究科の学生約20人は、焼き上げられた皿や湯のみなどの作品約500点を取り出し、各々の作品の焼き上がりを確認しました。

 

 美術学科3年の岩崎明日香さん(長崎鶴洋高校)は「想像以上にきれいに焼き上がっていて驚きました。柿右衛門様式窯から作品を取り出すのは貴重な体験ですね」と感想を話しました。

 

◆九州産業大学柿右衛門様式窯
登り窯と単窯の機能をあわせ持つ薪窯で、平成1210月に設置されました。これは、当時、九州産業大学大学院芸術研究科教授だった、故・十四代酒井田柿右衛門氏が「芸術を志す若者たちに、伝統工芸の奥深さを直に感じてもらいたい」と、門外不出の柿右衛門窯を踏襲して設計された、日本で唯一のものです。

 

 

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