「希望のあかりプロジェクト」を推進する工学部と芸術学部、経営学部の学生グループが、12月16日(月)から岩手県陸前高田市を訪問します。現在、訪問に向けた準備が着々と進んでいます。
このプロジェクトは、東日本大震災で被災された多くの方々、特に子どもたちを東北の夏祭り「ねぶた」で励まそうという取り組みです。
ねぶたは、芸術学部の学生が外観をデザイン、電気仕掛けの内部装置は工学部の学生が担当して製作します。そのねぶたを使った公演やワークショップを2011年から12月に毎年実施。現地の多くの人との交流を深めています。
この取り組みは先輩から後輩に引き継がれ、3年目を迎えた今年は、8月にも陸前高田市の米崎中学校仮設住宅集会所を訪問。盆踊り大会で使用する提灯ランタンづくりのワークショップを行いました。
今回の冬のプロジェクトでは、保育園や高齢者施設、仮設住宅などを訪問して、「クリスマスツリー」【写真】や「松ぼっくり」をかたどった大型ねぶたを展示し、ねぶたを使ったさまざまなワークショップを行います。
また、出発前に、大型ねぶたを福岡市内のキャナルシティ博多と福岡銀行本店前で披露し、そこで福岡の皆さんから被災地の方々へのメッセージを収録して、現地で上映する計画です。
福岡市内でのねぶた展示・メッセージ収録
11月30日(土)、12月1日(日) 両日とも14:00〜19:00
■福岡銀行本店前広場
12月7日(土)16:00〜20:30