小泉教授が展示デザイン、九州国立博物館の印籠展

 工学部住居・インテリア設計学科の小泉隆教授が展示デザインした展覧会「江戸の粋、印籠 フィンランド・クレスコレクション」が、1219()から九州国立博物館で始まりました。
 会期は、来年3月10()まで。印籠の世界的コレクターでフィンランド在住のクレス夫妻のコレクションから選ばれた124点の印籠と、高円宮コレクションの根付14点が展示されています。

 18()には一般公開を前に、来賓として高円宮妃殿下、フィンランド駐日大使らが出席され、開会式と内覧会が開かれました。

展示会場の雰囲気をとても気に入られた様子の高円宮妃殿下とクレス夫妻に、小泉教授はホッとした笑顔を見せていました。

 小泉教授は「日本らしさとフィンランドらしさが融合した空間づくりを目指しました。その中で、精密な印籠の美しさを鑑賞することができる光と距離感を大切にデザインしました」と話します。今回の展示デザインには、小泉研究室出身の井形寛さん(2011年3月建築学科卒・三池高校)も関わりました。




■関連イベント

「九産大発:フィンランド展」
会期:2013年1月1日(火・祝)〜1月14日(月・祝)
会場:九州国立博物館エントランスホール
 
 フィンランド展は、
九州産業大学北欧デザイン研究会(小泉教授、中谷昭子助教(九州造形短期大学)、住居・インテリア設計学科の学生たち)が主催。美しいフィンランドの建築やインテリア、自然などの写真とパネルを展示します。フィンランドの伝統装飾「ヒンメリ」のワークショップも、会期中に予定されています。

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