建築学科の学生が設計したリノベーションマンションが完成

 工学部建築学科4年の大西里沙さん(福岡県・福岡大学附属若葉高校)、茶谷枝里子さん(長崎県・大村高校)が卒業研究(制作)としてデザイン、設計などに取り組んできたマンションのリノベーションが昨年末に施工を終え、2月から入居可能になりました。

 

 株式会社三好不動産が進めているリノベーション事業「スマイルデザインプロジェクト」と連携し、福岡市博多区東比恵の築15年以上の賃貸マンション2戸を若い感性を生かした空間に生まれ変わらせています。  大西さんと茶谷さんは設計だけでなく、施工現場に足を運び、直接ディレクションも行いました。

 

 大西さんは「Display Style―Shop感覚で見せて飾る―」をテーマに、ワンルームに大型のオープンクローゼットを設置。アパレルショップのディスプレイのように、衣類や食器、雑貨を見せながら収納するスタイルを提案しています。 

 茶谷さんは「FLEXIBLE STYLE〜可変自在な空間〜」をテーマに、3DKをウォークインクローゼットや作り付けのデスクがあるワークスペースを備えた2LDK+Sにしました。梁や段差、扉で部屋ごとに仕切りはあるものの、玄関からキッチン、ワークスペース、寝室、浴室と動線が1つの円で描ける使い勝手がいい空間になっています。

 

写真上・オープンクローゼットが特徴の「Display Style―Shop感覚で見せて飾る―」

写真下・ワークスペースを設けSOHOとしての利用も見込む「FLEXIBLE STYLE〜可変自在な空間〜」

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