建築学科学生の卒業研究が政府予算事業に採択されました

 建築学科4年 山本 豊さん(諫見研究室/山口・豊北高校出身)の卒業研究(卒業設計)が、政府の一般会計予算で運営される科学技術振興機構・地域の科学舎推進事業(地域活動支援・草の根型)に採択されました。

 研究テーマは「店舗に併設する地域交流の場の設計と施工〜下関市豊浦町におけるコミュニティ形成を目指して〜」。山本さんは4月から約半年をかけて、出身地である同町黒井で両親が経営する小売店舗「あいまーと」の敷地内に建つ、誰もが気軽に寄り道できる地域交流の場を設計しました(写真は第1次設計案の模型)。11月からは地元の工務店や設計事務所の協力を得ながら、地域の小学生・中学生のイベント(ものづくり教室)として施工を行う予定であり、獲得した事業費は主に材料となる木材の購入に充てられます。

 山本さんは「地域の未来は、こどもたちがどれだけ、どうやって地域と関わっていけるかにかかっている。この事業がそのきっかけになってくれればいい」と話しています。

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