工学部共同開発−本格麦焼酎「吟薫(ぎんくん)」−10月20日(月)発売!

 工学部物質生命化学科の満生研究室と福岡県工業技術センター生物食品研究所が共同開発した酵母を使用した本格麦焼酎「吟薫(ぎんくん)」が、10月20日(月)に焼酎メーカーでは全国第2位のオエノングループに属する福徳長酒類株式会社から発売されます。

 ワインの味や香りは、葡萄の良し悪しに大きく左右されますが麦焼酎の元となる麦は、基本的に無味無臭のため、酵母の種類によって味や香りが変化します。

 満生研究室では、リンゴ酸(味成分)を多く含む酵母に紫外線を強制的に当てて、DNAを変異させ、カプロン酸エチル(香気成分)を多く生産する酵母を育種(第一発見者:小田淳史さん 20年3月卒業)しました。

 リンゴ酸の「すっきりとした爽やかな酸味」とカプロン酸エチルの「リンゴの華やかな香り」の酵母で作られる「吟薫」は、低温でじっくりと丁寧に仕込まれています。吟醸香薫る華やかなフルーティーな味わいをお楽しみください。

 ◆いい酒、ほどよく。お酒は20歳になってから。

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