児童・生徒のための芸術教室(小さな芸術家になろう!)

第14回WS 切りぬきシルクスクリーンに挑戦
☆〜たくさん作って、年賀状を送ろう!!〜☆

実施日:2005.12.18 参加者:17名 (応募27名)

1、ワークショップのはじまり

今日は、待ちにまったワークショップの日です!
14回目をむかえる今回のテーマは「切り抜きシルクスクリーンに挑戦☆〜たくさん作って、年賀状を送ろう!!〜」です。
朝から厳しい寒さでしたが、今回も沢山の子ども達がやってきてくれました!
会場に着くと、まず始めは受付。
受付を済ませ、それぞれが自分の班へと向かいます。
班では、今日1日一緒に活動するボランティアのお兄さんとお姉さんが笑顔でお出迎え。
子どもたちもすぐにうち解け、みんなでワイワイ楽しそうでした。

2、カッターに慣れよう!

今日は、まず始めに「カッターに慣れよう!」ということで、みんなでカッターの使い方の練習からスタート。

車や飛行機などの絵が描かれた紙が用意され、その絵を切り抜く練習を行いました。
寒さもあってか、上手く手が動かせず最初は悪戦苦闘をしていた子ども達も、徐々にカッターに慣れきて、練習の終わりにはみんなキレイに切り抜いていました。
ボランティアのお兄さんやお姉さんは、ここで怪我をしないように…と注意しながら見守っていました。

3、下絵を描こう!(作業風景①)

カッターにも慣れてきた所で、いよいよ制作開始です!
思い思いの絵を描く子どもたち、蛙、車、クワガタ、サンタクロース、蛇…など沢山の下絵を描いていました。
中には、描きたい絵の見本を持ってきている子どももいました。
しかし、時間の関係上、残念ながら今日刷れるのは一つの下絵…。
どの下絵も面白く、丁寧に描かれているため、描いた本人もその中からお気に入りの一枚を選び出すのに一苦労です。

4、カッティング原紙に下絵を写そう!(作業風景②)

続いて今度は下絵からカッティング原紙に写す作業です。
ここでは、下絵を描く際に決めた色ごとに絵を描き写していきます。
色ごとに写すカッティングシートを分けたり、重ねた時に下絵の形が崩れてしまわないように枠を写したりと、ここはちょっと難しい作業になりました。
しかし、そこはさすが子ども達!
ボランティアのお兄さんやお姉さんにやり方を習うと、簡単にやってのけてしまいました。

5、ちょっと休憩♪

作業が一段落ついたところで、待ちに待ったお昼ご飯の時間です。
今回はとても寒かったので、みんな教室でのお食事でした。

けれど、やはり子どもはちがいます。お腹いっぱいになったら、すぐさま外に飛び出して行きます。そして恒例の鬼ごっこがスタート。寒い中夢中で走り回る子どもと学生。
天気が良くて良かったですねー。

6、カッティング原紙を切り抜こう!(作業風景③)

お腹もいっぱいになり、食後の運動が終わった後は、ワークショップ午後の部がスタート。

午後の部は、いよいよ切り抜く作業です。午前中の作業で、色ごとに絵を描き写したカッティング原紙をカッターを使って切り抜いていきます。曲線や細い線・細かい絵など、子ども達は苦戦しながら少しずつ丁寧に切り抜いていました。
ここではみんなこの日一番の真剣な眼差しでした。
そばで見守るボランティアのお兄さんやお姉さんも、心配そうな顔で子ども達の作業を見つめていました。

7、いよいよ刷り!(作業風景⑤)

切り抜きが終わったら最後の工程、「刷り」の作業です!
色を重ねる際に絵がずれてしまったり、紙に上手く絵の具が写らなかったりと、初めは苦戦しながらの「刷り」作業でしたが、学生ボランティアのお兄さんお姉さんに手伝ってもらいながら何度も何度もトライして、子ども達は作品を作り上げていました!
早く終わった子は、ここでまた下絵を描いてどんどん作品を増やしていました。

8、作品完成!!

作品が完成したら発表会です!
カッターで切り抜くのが難しかったり、絵の具が上手く紙にのらなかったり、難しい作業が何カ所かありましたが、展覧会には個性溢れる子ども達の作品がズラリ勢揃い!
どれもカラフルで、見ていて楽しい気分になる作品ばかりでした。
みんなでみんなの作品を見た後に、班ごとの記念撮影を行いました。

作業の初めに全員でカッターの使い方の練習を行った甲斐もあり、怪我などの問題も無くワークショップを行う事が出来ました。

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