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禅画(ZENGA)

禅画(ZENGA)

ゼンガ

禅僧が書画を作るのは中世に禅宗文化が流入して、文人的な傾向もあって、余技として大いに行われた。それは江戸時代になって、白隠や仙厓など数多くの書画を制作したが、彼らは自らの禅風をその書画に込めたと考え、それらを「禅画」と称することが多い。ドイツ人の日本禅の研究者クルト・ブラッシュなど外国人の禅研究者によって研究されたことからZENGAと表記することもある。