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新古典派経済学

新古典派経済学

シンコテンハケイザイガク

1870年代に誕生した限界効用学派(ジェボンズ、メンガー、ワルラス)の数学的な分析手法から強い影響を受け、今日では、ミクロ経済学として体系化された主流的な経済学派のこと。この学派は、価格が柔軟に変化して均衡に至るという考え方を重視しており、分配よりも効率性を重視する点に特徴がある。ネオ・リベラリズムや市場原理主義という政治社会思想は、この学派の理論をよりどころとしていることが多い。名前が似ているが、古典派経済学との共通点は少ない。