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大伴旅人

大伴旅人

オホトモノタビト

『萬葉集』を最終的にとりまとめたとされる大伴家持の父。神亀四(727)年末頃に大宰府の長官として九州に下向し、数々の歌を残した。元号「令和」の出典となった「梅花の歌三十二首」(序文・歌)は、大伴旅人の自邸で開かれた宴で生み出された作品である。また、大伴旅人の名は、西鉄の観光列車やバスの名(「旅人」)としてもよく知られている。