これまでの展覧会

展覧会

2021年度


古本元治教授退任記念展+<羽ばたいた作家達>

2022年3月5日(土)〜2022年3月13日(日)

会場:九州産業大学美術館

入場者:330名

主催者:九州産業大学芸術学会

 

芸術学部芸術表現学科古本元治教授の退任記念展。
九州産業大学芸術学部に就任してから31年間の中で制作した油彩画や版画などの作品30点を展示。2階展示室では<羽ばたいた作家達>と題して、アートシーンで活躍している古本研究室の卒業生ら(元田久治、加藤恵、そだきよし、斉木駿介、森天飛、浦川大志)6名の作品も展示した。
古本教授と同時期に教鞭を執った元教授らをはじめ、多くの卒業生や学生・教職員に見ていただく機会となった。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、受付をエントランスに準備し、入館者の連絡先を聞くなどの対策を行った。

 

作品点数

1階展示室:平面作品28点
2階展示室:平面作品13点

 

 

チラシPDFはこちら

 

会場風景1階

会場風景1階

会場風景2階

会場風景2階

古本元治《孔大寺》2018年


九州産業大学
芸術学部卒業制作展・芸術研究科修了制作展

2022年2月18日(金)〜2022年2月27日(日)

会場:九州産業大学美術館

入場者:842名

主催:九州産業大学院芸術研究科

 

令和3年度九州産業大学芸術学部卒業制作展・芸術研究科修了制作展が行われ、美術館では芸術研究科を令和3年度に修了する大学院生の作品及び研究成果が展示された。館内には絵画、写真、デザイン作品を展示し、地域の方々や大学関係者、保護者の方々も来館され、大学院での研究成果を広く知っていただく機会となった。
会期中に新型コロナウイルス感染拡大防止のため、館内入口に消毒液を設置するなど対策を行った。

 

作品点数

1階展示室:絵画11点、写真37点
2階展示室:デザイン作品12点
計60点

 

 

チラシPDFはこちら

 

会場風景1階

会場風景2階


九州・沖縄版画プロジェクト2021

2022年1月7日(金)〜2022年1月13日(木)

会場:九州産業大学美術館

入場者:73名

主催:九州産業大学芸術学部

協力:版画学会九州・沖縄地区ブロック

 

第8回目となる今回の「九州・沖縄版画プロジェクト」では、展示室1階が「vol.1 2021版と言葉 版画集による国際交流展」、2階では「vol.2 九州産業大学芸術学部・造形短期大学部 教職員及び学生版画展」を開催した。多様な版画表現による作品を展示することにより、美術を学ぶ学生の学びの発表の場となった。

 

作品点数

1階展示室:版画作品 53点
2階展示室:版画作品 19点
計72点

 

 

チラシPDFはこちら

 

会場風景1階

会場風景2階


第51回立玄展

2021年12月11日(土)〜2021年12月19日(日)

会場:九州産業大学美術館

入場者:175名

主催:九州産業大学芸術表現学科

芸術学部専任教員及び助手・職員による研究発表展。
洋画、版画、立体造形、陶芸、金工、映像の作品を展示した。
第51回を迎えた本展では、平面作品や立体作品をはじめ、映像作品、インタラクティブアート作品と幅広いジャンルで構成され、芸術学部教職員の多彩な表現を多くの学生・教職員に見ていただく機会となった。展示作業においては、学生への展示指導も兼ねて作業補助をするゼミもあり、学生の学びにつながる展示となった。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、受付をエントランスに準備し、入館者の連絡先を聞くなどの対策を行った。

 

作品点数

1階展示室:平面作品(絵画・版画等)14点、立体作品6点、
2階展示室:工芸5点、映像作品1点、インタラクティブアート1点
計27点

 

会場風景1階

会場風景2階


塚本洋守教授退任記念展

2021年11月27日(土)〜2021年12月5日(日)

会場:九州産業大学美術館

入場者:367名

主催:九州産業大学芸術学部

塚本洋守芸術学部教授の退任記念展。18年間の非常勤講師、11年間の専任教員として九州産業大学芸術学部に関わってこられた中で、専任教員として制作した作品33点を展示。「カタグルマ」「コア」「サポート」の3つのテーマの作品が並び、塚本教授の近年の制作活動やコンセプトを感じらえる展示となり、塚本教授と同時期に教鞭を振るった元教授らをはじめ、多くの卒業生や学生・教職員に見ていただく機会となった。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、受付をエントランスに準備し、入館者の連絡先を聞くなどの対策を行った。

 

 

作品点数

1階展示室:立体作品33点

 

会場風景

塚本洋守《サポート(Support)》2019年


九州産業大学創立60周年記念特別展
「酒井田柿右衛門×九州産業大学=MIRAI」

2021年10月30日(土)〜11月21日(日) (月曜休館、ただし11月1日(月)は開館。11月3日(水)は休館)

会場:九州産業大学美術館

入場者:1092名

主催:九州産業大学

後援:福岡県、福岡市、佐賀県、有田町、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、佐賀県教育委員会、公益財団法人 福岡市文化芸術振興財団、朝日新聞社、佐賀新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞社

協力:柿右衛門窯、一般財団法人 柿右衛門財団、佐賀県立九州陶磁文化館

 

本展は九州産業大学創立60周年を記念して行うもので、“酒井田柿右衛門と九州産業大学の関係”をCOE研究の成果や古陶磁、近現代酒井田柿右衛門の濁手作品を通じて学内外に広く周知しようとするものである。
展示は4つのセクションに分けて行った。
1)陶磁史セクション(1階)
初期伊万里、古九谷様式、柿右衛門様式、金襴手様式の古陶磁を展示し、肥前磁器の歴史を紹介。
2)COE研究セクション(1階)
柿右衛門様式磁器の再現作品、土型のレプリカ、研究資料等を展示し、COE研究成果について紹介。
3)伝統みらい研究センターセクション(1階)
現在伝統みらい研究センターで取り組んでいる研究内容等について紹介。
4)酒井田柿右衛門セクション(2階)
十一代から十五代までの色絵および濁手作品、十五代の演習授業における学生作品、映像等を展示し、近現代柿右衛門について紹介。

 

展示構成

1階展示室:磁器47点、土型87点、書籍13点、映像1点
2階展示室:磁器26点、書籍7点、映像3点

 

チラシPDFはこちら

 

オープニングセレモニーの様子

会場風景


第31回九州産業大学美術館所蔵品展
「人間国宝展―人・もの・技術から見る陶芸―」

2021年9月11日(土)〜10月17日(日)

会場:九州産業大学美術館

入場者:631名

主催:九州産業大学

後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK福岡放送局[順不同]

 

 九州産業大学が所蔵する工芸作品の中から、井上萬二、十三代今泉今右衛門、中島宏、福島善三などの九州ゆかりの人間国宝による陶芸作品を含む10点を紹介する展覧会。10月1日より一般にも公開した。
 日本の演劇や音楽、工芸技術その他の無形の文化的所産のうち、歴史上・芸術上価値の高いものを無形文化財といい、そのなかでもとくにすぐれた重要なものを重要無形文化財という。工芸技術では、まず製作技術などが「わざ」として保存・活用や後世に伝えるものとして無形文化財に指定される。人間国宝とは、その「わざ」を高度に体現する保持者として認定された人のことである。

 本展覧会では、陶芸の人間国宝を取り上げ、それぞれの作家による作品の特徴や見所、受け継がれてきた技術などを紹介する。また来館者が発見した展示作品のお気に入りを付箋に記入することで感想の共有を図った。
 会期中のイベントとして、オンラインギャラリートークを開催した。美術館から担当学芸員の視点で解説を行い、会場の雰囲気や作品の見所を自宅から鑑賞を楽しむことを目的としたもので、参加者からは概ね好意的な感想を得られた。

 

展示構成

1階展示室:陶芸10点
 /計10点

 

展示風景

展示風景

オンラインギャラリートーク風景

香住丘ギャラリートーク風景


九州産業大学美術館2021年度特別企画展
よみがえる沖縄1935

2021年6月5日(土)〜7月25日(日)

会場:九州産業大学美術館

入場者:1125名

主催:九州産業大学・朝日新聞社・沖縄タイムス社

後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、九州朝日放送局、西日本新聞社[順不同]

協力:東京大学大学院情報学環・渡邉英徳研究室、フレームマン

 

朝日新聞社で発見された戦前の沖縄の様子を捉えた写真の展覧会。1935年に大阪朝日新聞紙面の連載「海洋ニッポン」の取材で撮影された277コマから、一部AIによるカラー化を行ったものも含め、約100点を現地取材等に基づくキャプションとともに展示。横浜・京都を会場に行った巡回展の作品構成を一部変更し、2019年に発見された大正時代の首里城の写真10点を初展示する。
 九州産業大学美術館所蔵品コーナーでは、沖縄の染織品を取り上げ、芭蕉布や首里の織物など人間国宝の作品、紅型の着物や戦前に技術を学んだ岡村吉右衛門の作品などを紹介。6月5日(土)〜27日(日)が緊急事態宣言期間だったため、6月29日(火)より展覧会を再開した。
 関連イベントとして、AIなどを使用してカラー化を行った「記憶の解凍」プロジェクトによる講演会をオンラインで開催。カラー化の過程や意義などの紹介を通じて、プロジェクトの重要性および展覧会での反響を参加者へ発信することができた。

1階展示室:写真85点、パネル9点
2階展示室:写真27点、パネル14点、ネガ発見時の箱1式、染織品4点、冊子ほか10点 /計24点

 

【座談会】「1935年の沖縄写真 –記者はなぜ沖縄を撮ったのか−」

日時:6月5日(土)13時〜15時

場所:Zoomウェビナーによるオンライン開催

講師:清水隆(朝日新聞社)、吉田拓史(朝日新聞社)、
   堀川幸太郎(沖縄タイムス社)、須永敬(九州産業大学国際文化学部教授)

協力:國學院大學折口博士記念古代研究所

参加者:61名

【講演会】「記憶の解凍― AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争―」

日時:7月3日(土)13時〜14時30分

場所:Zoomウェビナーによるオンライン開催

講師:庭田杏珠×渡邉英徳(「記憶の解凍」プロジェクト)

参加者:71名


第30回九州産業大学美術館所蔵品展
face−表情を想う−

2021年4月1日(木)ー5月23日(日)

会場:九州産業大学美術館

入場者:1051名

主催:九州産業大学

後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、朝日新聞社、毎日新聞社、西日本新聞社、読売新聞社、NHK福岡放送局

第30回の所蔵品展は、「face-表情を想う-」を開催した。新型コロナウイルスの流行に伴い、感染防止対策の一つであるマスクの着用により、他者の表情を読み取ることや、自身の表情を伝えることが難しくなっていることをきっかけに、所蔵品の中から顔が登場する作品を展示することで、マスクで表情がわかりづらくても想像する方法を模索することをテーマにした。作品にまつわるエピソードや、芸術家が作品に込めた思いを添えて紹介した。
1章では「自画像」、2章では「肖像」、3章では「想像」と題して展開し、入館の際に受付で配布される付箋紙を、展示の最後にある表情が分からない作品に表情や感情を想像して貼るコーナーを設置し、多くの来館者の意見を共有することができた。
感染拡大防止対策として、入館の際に手指消毒の徹底、検温、連絡先の記入などを実施した。
5月12日(水)に福岡県に発出された緊急事態宣言により、入館は学内者に限定する措置を講じた。

 

作品点数

1階展示室:9点

2階展示室:10点/計19点

 

 

チラシPDFはこちら

 

受付の様子

展示風景1階

展示風景2階

展示風景2階

付箋紙の様子