子どもアートキャンプ

第03回 1日目

日時:平成19年8月23日(木)〜24日(金)
場所:ふれあいの家北筑後

概要

第3回目を迎えた今年は、子ども達が時間を気にせず、自由にのびのびと自分の発想を形に出来るプログラムを目指しました。
普段では体験できない自然の中を、五感をはたらかせ楽しむ要素も組み込まれています。
また美術館スタッフ指導のもと、キャンプの企画から準備、子ども達のサポートまでを本学の芸術学部や国際文化学部、経済学部の学生が行い、学生の発想が光るキャンプとなりました。

1、まずは九産大から出発!

8月23日(木)天候は曇り。受付開始!
続々と集まる子どもたち。どこかみんな緊張気味。
色々な場所からやって来てくれました。
みんな仲良くなれるかちょっとドキドキ!?

田主丸で合流のお友達以外は全員集合!
全部で6班のグループには1年生から6年生までの6ー7人編成。
普段の学校生活では体験出来ない班です。
大学生のお兄さん、お姉さんと話しながらちょっとずつ緊張を解していきます。

リーダー 木村健人

2、向かうはふれあいの家!

緊張の面持ちが集合した所で団長の緒方先生より、『色々な学校、学年の友達がいます。そして山の中という、普段の生活では絶対に味わえないことが沢山待ってます!楽しみましょう!』の言葉があり、いざ出発です。
まだ慣れていないお兄ちゃんと一緒に、後ろにお母さんの心配な顔を置いて、これからの二日間に胸を踊らせてバスに乗ります。
バスの中ではインタビュー形式の自己紹介や、班対抗の輪抜けゲームを行うと、徐々にみんなの表情が柔らかくなってきました。

生活係 梶原泰明 

3、田主丸駅到着、全員集合

ゲームも終わり、少しウトウトして来た所で…田主丸駅到着!!
今回のキャンプは、大学周辺の福岡市だけでなく、少年の家のある筑後地域の友達も多数参加してくれました。その友達とここで合流です!
田主丸駅で待ってくれていたみんなも、大学集合の友達と同じく、やっぱり緊張と不安と楽しみが混ざった顔をしてます。
バスの中に乗り込み、自分の班へそれぞれ行くと…
待っていたのはみんなから歓迎の質問攻め、『どこから来たの?何年生?』答えるのが大変。
最初の緊張の色は一瞬で消え、キャンプへ向けてみんな笑顔となりました!

生活係 梶原泰明 

4、ふれあいの家到着

いよいよ“ふれあいの家”に到着です。
バスのレクレーションですっかり班のお友達と仲良くなりました。
学校の話やラジオ体操は行っているか、夏休みはどこに行ったのか話しています。
さぁ、今日と明日はここにお世話になります。バスの興奮がまだ収まらないなか、一号車が“ふれあいの家”に到着しました。まずは一号車の子どもたちが降ります。
まだ二号車が到着していないのでしばらく待機をしました。
男の子達は、隣の芝生でバッタ探しに夢中です。「こんなにデカイバッタ見たことない」といいながら袋にしまっていました。二号車も到着し、二号車の子どもたちも降りてきました。
さぁ、いよいよアートキャンプのはじまりです!

1班リーダー 八尋のぞみ

5、みんなと仲良くなってお昼ご飯

到着した私たちは、まず多目的ホールに集まりました。班ごとに並んで、管理人さんから布団のたたみ方や注意事項を聞きました。
初めて皆が一つの場所に集まったので、まずスタッフの自己紹介をしました。
それから、皆が仲良くなれるようにゲームをしました。その名も『後出しジャンケン』です。前に一人立っているお姉さんが出したのに対して、後出しで負けたり、あいこにしたりと最初はゆっくりしますが、徐々にテンポをあげていきます。皆夢中になり、ずっと続く子や諦めず挑戦する子、様々な子がいました。
お腹が空いてきたところで、昼食です。
昼食は、班ごとに食べます。多目的ホールで食べている班や、外で食べる班など仲良くなってきたお友達と楽しい昼食です。

1班リーダー  八尋のぞみ 

6、みんなの家をつくろう!!

それでは本格的にアートプログラムのはじまりです!

お昼からのアートプログラムⅠでは、ダンボールを使って家をつくります。
グループで設計図を描いてから作業開始…のはずでしたがグループによっては早速製作を開始をしたところもチラホラ。
自分の身長よりも大きなダンボールに興奮しながら製作を進めていました。

夜になったら、ここで完成した家を外に運び、家の中から星を眺める予定です。星は見えるかな?

生活係 元永茜 

7、みんなでカレー!!!

夕食はみんなが好きなカレーライス!!!
甘口と中辛と選べて、みんなと食べるとおいしくておかわりたくさんしたよ!

そしてデザートはフルーツポンチ!
集中して活動した後だから冷たくてとってもおいしかったよ!
家ではみんな何を食べたかなぁ?

5班リーダー 宮園ゆかり 

8、秘密基地から星を見よう☆★☆

さぁ、次はアートプログラム1で作成した秘密基地を外に持ち出して、星の観察です!
上の写真は、アートプログラム1で作った秘密基地を外に運び出す様子です。
これから、どんな星の観察ができるかな、という期待感の表情をしています!!
下の写真は、秘密基地を外に出して寝転んで星を見ている子供達の様子です。
何が見れるのかな〜
そして、流れ星が多数流れるという、うれしいプレゼントも有り、夜も大盛況のアートプログラム2でした。

キャップ 松田泰章

子どもアートキャンプ