第03回 2日目(24日)

9、今日一日楽しみだなぁ

平成19年8月24日(金)天候は晴れ。
朝一番のプログラム開始です。
普段こんなに朝早く起きないのに、皆元気いっぱいです。
朝の匂い、朝の風、昨日とは違う景色など見ながらご飯を食べる場所探しをしました。
食べながら、昨日の秘密基地について、田主丸駅の印象が強かったみたいで「河童はいるのかなぁ？」など、話がつきません。食べ終わると、「時間まだある？探検しようよ」「鬼ごっこがいい」といい皆で遊びました。
あと少しで時間ですが、「えぇ?まだ遊びたい」「あと少しだから〜」と言いながらふれあいの家に戻ります。しかし、戻る時もたくさんの発見！が。
見たことないミミズやバッタが・・・虫にも動じない子どもたちは興味深々です。
そんな楽しい朝の散歩はあっという間でした。

1班リーダー　八尋のぞみ

10、はやく写真を入れたいな！

昨日はみんなでダンボールハウスをつくりましたが、今日はそのダンボールハウスのダンボールを使ってフォトフレームを作ります。
一つを完璧に仕上げる人もいれば二つも作っちゃう人もいます。ちょっと難しいところはお兄さんお姉さんに手伝ってもらいながら、みんな思い思いの形、模様、飾りでオンリーワンな作品ばかりです。
他の人の作品を見に行ったり、自分の作品を自慢したり、みんな仲良くワイワイガヤガヤおしゃべりしながら楽しく作っていきました。
フォトフレームを作ったあとは二日間の思い出や作品をみんなの前で発表します。
みんな上手にいえるかな？

４班リーダー　篠原元岐

11、みんなで楽しくいただきます!!

朝アートプログラムも一段落し、おなかのすき具合も最高潮！となったところで、このアートキャンプで最後の食事時間となりました。
お昼ごはんは…
さけとおかかのおにぎり弁当！
お弁当を受け取る子ども達の顔は笑顔でいっぱい。お弁当と水筒を手に、各班のリーダーに連れられて元気よく外へ。
それぞれの班で広場に出る班、建物の影にシートを敷く班など好きな場所で、自由に楽しくお昼ごはん。
仲良くなった班のみんなで、おにぎりを頬張りながら、楽しかった思い出話や次にある発表会の計画、ご飯の後の遊びの計画など話題は尽きません。

食事係　杉田三弥

12、みんなで２日間を振り返ろう!

まずは班ごとで２日間の振り返りを行いました。長いようで短かった二日間。
みんな、ちゃんと感想は言えたかな？

班で感想をまとめた後、みんなの前で班の代表者が発表しました。
「嫌いやった図工が少し好きになりました！」
「みんながお兄さん、お姉さんのお話を静かに聴けたらよかったと思いました」
「フォトフレーム作りが楽しかったです！！」
他にも嬉しかったことや楽しかったこと、様々な感想がありました。
みんなそれぞれが五感をはたらかせ、何かを感じ取ったようです。
発表をしている子ども達の表情を見ても、1日目の恥ずかしそうな面影はなく、きらきらと輝いているようでした。
企画から携わったお兄さん、お姉さん達も「やってよかった！」と達成感を感じた瞬間でした

キャップ　村田真知子

13、ふれあいの家を出発!!

楽しかった１泊２日のキャンプも、あっという間に過ぎて行き、ふれあいの家を出発する時間に。
みんなで楽しくダンボールハウスを作ったり、フォトフレームを作ったり、お友達と楽しく遊びました。
そんな思い出いっぱいの、ふれあいの家を最後に掃除して、退所式では管理人さんに子どもたちが感謝のあいさつを、本当にお世話になりました。
その後は、班ごとにバスに乗り込み管理人さんに見送られ、ふれあいの家を出発しました。

食事係　迫由里子

14、田主丸のみんなありがとう☆

あっという間の１泊２日のキャンプ！
田主丸の子どもたちとは、カッパの顔をした田主丸駅でお別れです。
２日間楽しい思い出はできたかな？

ワクワク・ドキドキしながら新しいお友達との出会いを待った昨日とは違って、今日はみんなさみしい表情です…。
別れる時に目に涙を浮かべている子もいました。
田主丸のお友達に、バスの中からずっと手を振っている子もいました。

田主丸のみんなありがとう☆

別れを惜しみつつ、私たちは田主丸を出発しました…

リーダー　林久美

15、バイバイ!　またね!!

バスは無事に九産大に到着し、お別れの時間です。
ご家族が迎えに来られると、子供たちは２日間のことを自慢げに話したり、お母さんのことが少し恋しかったのかギュッと抱きついたりと、様々な表情が見られました。
お兄さん、お姉さん達も子ども達の２日間の様子をご家族の方に報告すると、ホッと安心したようでした。横で一緒に聞いていた子ども達は少し照れくさそうに、でも誇らしげに見えました。

そして、お別れの時。
二日間を一緒に過ごしたおにいちゃん、お姉ちゃんとのお別れは名残惜しそう。
でもみんなの笑顔で手を振る姿は、なんだか頼もしく見えました。
「ばいばい!またね!!」
いつか、どこかでみんなに会えるのを楽しみにしているよ!またね!!

キャップ　村田真知子