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2008年3月27日(木)
プレイバックシアター in 宮崎 ご案内

私と同じフォーカシング研究会におられる江藤さんが、マネージャーとなって地元宮崎で、プレイバックシアターの体験講習会を開かれるということですので、この場でご紹介させていただきます。
プレイバックシアターは、誰でも参加できる心理劇で、日本では大阪が本場と言えます。大規模になると100人単位で行われますが、少人数のプレイバックシアターはそれぞれの参加者が自分の取り上げたいテーマを取り扱い、感じなおすことができるでしょう。福岡県ではここ2年ほどの間で、九産大の院生もマネージメントして招いたりしていますから、多少の体験の機会はありますが、九州のその他の県では、まだほとんど、体験する機会がないものです。講師を他県からお呼びする講習会としては格安と思いますので、ご興味がおありになる方は、お問い合わせいただければ幸いです。

<プレイバックシアターの「体験講習会」in宮崎>
プレイバックシアターは、ジョナサン・フォックスが創始した即興心理劇です。
それは、初めての人でも演じることが出来ます。普通と変わらない生活の中の言動を劇として表現していくからです。気づかないうちに日常生活では、 意外にも感情に振り回されて生活しています。 その感情や気持ちにスポットを当てプレイバックシアターを通し、 日常生活を振り返ることにより、新たな視点に立つことができるかもしれません。プレイバックシアターを体験してみてはいかがでしょうか?
お待ちしています。    

日 時) 日程1) 2008年 5月10日(土)10:00〜16:00
      日程2) 2008年 5月11日(日)10:00〜16:00
※10日、11日のプログラムは同じものです。
  お好きな日程をお選びいただけます。
  また、両日とも参加することも可能です。

場 所) 宮崎市内の会場を予定 (申込み後追って連絡します)

講 師) 藤崎育子   

定 員) 10名 

参加費) 4,000円(各日ごとに)
参加資格) 興味のある方ならどなたでも!!

服装や持ち物) 動きやすい服装で。汗をかくときがあるのでタオルや飲み物など。

申込み方法)
@メールにて下記申込まで、仮申込みしてください。
        (参加希望の日程・住所・氏名・年齢・職業・連絡先など)
A正式申込み方法については、仮申込み受付後、ご説明をいたします。
尚、一度お支払いいただいた参加費は原則としてお返しできませんので、
当日不参加の場合は、どなたかに権利をお譲りください。

申込み・問合せ先)   E-mail  harukaze051011@yahoo.co.jp
    (宮崎でプレイバックシアターを体験する会 事務局:江藤)

申込み期限) 2008年5月5日
定員になった場合はこの限りでありません。締切り後はお問合せください。


2008年3月24日(月)
はじめての卒業生
白っぽくて球形のアクセサリーが欲しいなと思い、4mmのクリア系のソロバンやパールをランダムにちりばめて5弁の花を編んでいきますと、だんだん丸くなってきたのは予想通りでしたが、ほぼ丸くなってきたところで手持ちの透明なプラ玉を芯に入れて編み進めますと、きれいに閉じ、ぴったりとプラ玉に沿ってまん丸になったので驚きました。4mmビーズと1cmのプラ玉はそういうマリアージュな関係にあるんですね。

と、昨日急に思い立ってこういうものを作ったのは今日が卒業式だったからで。
いやー、正装した皆さんは綺麗&りりしいですね。正装じゃない人もいましたが(笑)。


夢を追っていればいつまでも自由を身にまとっていられるし、
一方、社会に出て残業と飲み会にまみれていると短期間で立派な若オヤジ、若○○○○になるかもしれません。
でも、それはそれでとても魅力的だと思います。
臨床心理学科で4年間を一緒に過ごした皆さん方は、この先何年もたって、どんなに変わったようになっていても、変わらない心の面影を、お互いの中に、すぐに見つけることができるでしょうね。

まあ、どんな人生を歩むとしても、自分が折々に目指すものに向かって進んで、小さなくす球をたくさん割っていってくださいね。
2008年3月24日(月)
今頃ですが

写真機つきの携帯を買いました。
で、使ってますよ。

2008年3月16日(日)
文献検討会(さて、名前のどこが変わるでしょう)

大学を超えた院生・院卒の人の勉強会「PCT文献検討会」は、1年かけて、
書籍
『パーソン・センタード・セラピー―フォーカシング指向の観点から』を読み終わりました。
最後の回は、日本語訳されていない章でしたが、イギリスの心理士研修制度について、さまざまな論議のうちに、終了しました。

専門的な話になり恐縮ですが、
イギリスの、パーソンセンタード学派の心理士研修は、噂では、濃過ぎてかなりきついと言う話が、なかったり、あったりします。
文章では、ごくさらっと書いてありましたが、よく見ると「これって…」と、深い渓谷が見え隠れしてました。

この本に載っている、スーパービジョンの逐語録(大学院生のバイジーが個人スーパービジョンの途中でフォーカシングをしている)は面白いです。
早いペースで、リスナーの介入が入り、深まっています。
逆に言うと、FOCUSER AS A TEACHERの態度(教える人が主導するのではなく、体験する人が進みたいように進む)は取られていません。

見たこともないような早いペースの介入です。
これがヨーロッパの臨床、そして臨床の訓練を象徴するような気がします。

さて次回の勉強会は「PCA文献検討会」と名を変えて、
『パーソンセンタード・アプローチの最前線――PCA諸派のめざすもの』
を読んでいくことになりました。
5月25日 13:00からの半日
場所は九州大学
心理教育相談室の棟、1階です。
どこの院の方も、興味がある方は、一緒に勉強しましょう。

2008年3月15日(土)
そして一生会場係かも

40歳になりました。(いやーん)

15日は、福岡県臨床心理士会の研修会が九産大で行われました。
ほんとうは、研修会の内容について感想を書きたいところですが、会場係(設営だの、撤収だの)をしていて、中身をあまり聞けませんでした。
議論白熱、ぶっちゃけ話続出の分科会もあったとか、なかったとか…。
いい大人が熱くなる会って、悪くないですね。

ところで、 700人も会員がいると聞き、福岡の臨床心理士多すぎじゃない?と一瞬思いましたが、
計算してみると、県民のうち臨床心理士の占める割合は、0.02%。
まあ、まだまだそういう数でしょうね。

皆さんも、自分の肩書きや立場(たとえば20歳なら、20台の人の割合、とか)いろいろと人口比に換算してみたら、少し感じが変わるかもですよ。

2008年3月13日(木)

散歩してる犬に会った。
彼がまっすぐ正面を見た、そのとき、
ビーグル犬の茶色の耳は、ふわあっとはためいて、水平になった。

風はゆっくりと通り抜けていった。

もうすぐ、本格的な春。

2008年3月4日(火)
そして浮気

ちゃんと講義の準備など、まじめにやらなければと思いつつ、
そういうときには、他のことがはかどるもので。
日本生まれ西洋育ちと言われる療法、「レイキ」を習いにいってきました。
習いに行ってはじめて、レイキは人に施すだけでなく、自分で自分に施せるものだということを知りました。
けっこう気持ちいいかも。

2008年2月25日(月)
まだ勉強中です

あれからまた、バラエティ番組で手相のコーナーを2つ観た。
意外に、手相が流行っているように思うのは、気のせいだろうか。
人を見ると手のひらが気になる。
昨日お会いしたK先生は、お話なさるとき、手の平がチラチラ見える。

…頭脳線が2本?!

いや、ちょっと待て、頭脳線が2本も、なんてことがあり得るだろうか、と、目を疑い、帰ってから慌てて本をめくってみると、「頭脳線がとても変わっていたり、2本あるのは、専門職に向いている人です」、と書いてある。

…なんか、当たってるんじゃない?!。








ところで、12月末に遊びに行った猫カフェの体験記を、やっと完成させました。なんでも体験記のコーナーに置いています。

2008年2月13日(水)
あなたの手相は大丈夫ですか

少し前、福岡の深夜番組に手相を見る人が出ていて、街行く若い人たちの手相を見ていた。
将来の可能性に希望が持てるような、自分というものが良い意味で複雑に見えてくるような占い方だった。
これはまさしくキャリアカウンセリングではないかと、感動し、
早速手相の本を購入(笑)。
これから、ぼちぼち暗記予定。

http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31836149
購入したこの本には、11種類の代表的な職業について、それにふさわしい手相が載っている。
セラピストに向く手相とは、
・感情線が緩やかにカーブしながら木星丘(人差し指)に伸びている
・頭脳線がカーブして月丘に伸びている
  (すんなりと長く、やや下向きにゆるやかにカーブしているということだろう)
・ソロモンの環(人差し指の下に、半円形の線)がある
等等らしい。

私の手はというと、
セラピストに向く手相

‥の特徴は、どっからどう見ても一つも無く。

変わりに近いのは、
‥ジャーナリストの手相。
そしていろんな線によって暗示されている、傍若無人傾向‥。

こんな私が、皆さんを、手相によって
穏やかに深く勇気付けるようなカウンセリングを
できる日は、
果たして来るだろうか。

2008年2月7日(木)
寒い日々です

といっても最高気温7度ぐらいなんですが、九州人にとっては寒いっす。

カウンセリング演習の採点が終わっていますので、講評を授業のページに載せています。

2008年2月6日(水)
やはり見えなかった

ここ最近は、九大で集中講義をしていたり、九産大で試験監督をしていたりで、ばたばたしていました。

↓なかなか、オーラが見えない森川です。
ただ、1月19日のセンター試験の英語のときは、一番後ろの席の人たちの頭の上あたりが、白く見えたような気がしたのは、気のせいかな‥。

精神保健論の採点が終わりました。講評を授業のページに載せています。5月いっぱいぐらいまで載せます。

2008年1月18日(金)
まだたぶん見えない

明日はセンター試験の試験監督。
受験生の皆様は、緊張の前日前夜だろう。
教員のほうも、意外と、「そそう」がないか、不安を抱えている。
ここで、すてーんと転んじゃって受験生の皆様の気が散るといったことが生じると、「不祥事」として、翌年のプリントに掲載され、全国の大学に配布されてしまう。

そして、正直、「暇」だし‥。


せめて、オーラが見えれば、なあ。

2008年1月16日(水)
エネルギーワーク

チャンパック先生という方の、「エネルギーワーク」のワークショップに、初日だけでしたが、参加してきました
http://champak.web.infoseek.co.jp/
いつか感想を書けたら、と思います。

2008年1月16日(水)
猫カフェ
年末に猫カフェに行った体験を、この日記に途中まで書いていましたが、写真が多くなりそうなので「何でも体験記」のページに移すことにしました。
2008年1月15日(火)
モビー・ディック

卒論発表会の前日、はたと気づいた。
うちの8人の卒論、何らか、野望めいた一文が入っている。
社会や大学への提言とか、心理療法や心理査定への提案とか。
いわゆる、「大きい鯨を追いかける」というタイプの論文‥。
そんなふうに書けと教えたつもりはつもりは全く無し。
(ま、個人的には、若い人の論文にはこのくらいレジスタンスがあっていいと思うが。)

それぞれの人が、それぞれの研究をしていて、
とりたててすごい団結力があるとか、
お互いに強く影響しあっているようには見えなかった当卒論ゼミは、
こういうところで共通点があったらしい。

そういうわけで、
卒論発表会で何を言われるか少し冷や冷やしたが、
それぞれの関心を追求しているという点は評価してもらえたようで、

1月15日をもって、無事、卒論終了。
皆様お疲れ様でした。

2008年1月4日(金)
明けましておめでとうございます

昨年末は、年終わりのご挨拶もせず年末年始休みに入ってしまいましたが、
卒論銀座のまま年を終え、
そして、
年末は、「猫カフェ」なんぞに遊びに行ってきました。
http://homepage3.nifty.com/calico/
お前はそんなところにまで行って猫に触りたいのか、と言われそうですが。
いつか感想を書きたいです。


そして今、20:30、さっき研究室を出て行った人から、正門が閉まっていて学校の外に出れないと連絡があり‥
こうして卒論銀座で年が明けています。

2007年12月26日(水)
将来楽しみですね

M山先生の、お孫さんについて、お聞きする機会があった。
2歳半にして、ひらがなが読めて、数字はもちろんのこと、時計も理解しているという。
「すごいですね。」
「いや変な孫でね〜。アルファベットも読むんだけどね。『A、B、C、D、E、F、Gジイ、キャハハハハ(笑)』‥ってね‥。」

先生‥

そ、それは‥

そのギャグのセンスは‥




‥そっくりですね(笑)

2007年12月19日(水)
空き時間なし

更新できてなくてすみません。
一応生きています。
今年、臨床心理学科からはじめて輩出される4年生、
卒論の締め切りは、1月11日。
今、研究室も研究室メールも、「卒論銀座」状態。

2007年12月3日(月)
終わりよければすべてよし(2)

幸いなことに熟睡し全く風邪もひかず朝となる。
ホテルのように変な暖房で乾燥してて喉を痛めるということもなく、こうして布団だけで暖を取るというのは、健康にいいのかもしれない。
朝8:00ともなると、労働者とスポーツマンの皆さんは全員、出発しておられる。
宿のおばちゃんに、「お風呂は無いですよね?」と尋ねると、「あるよ、そこ、そこ」
どう見てもおばちゃん家の一角。ここが宿泊者の風呂だとは想像できない。
タオルは、「ある」、
歯ブラシは「切らしている」とのこと。
宿を移る口実もなくなり、荷物を部屋に置いたまま、宿を出る

大学で、平井氏にプレゼントされた歯ブラシで歯を磨き、
朝から夕方までフルに学会に参加、
前日の反省をもとに、20:00には食事を終え、20:30に宿帰宅。
「タオルを貸してください」と頼むと、住み込みの従業員の人が、タオルを1枚出してくれる。
「あのう、もう1枚」と小声で言うと、やや怪訝な顔をされるが、もう1枚出してくれる。

脱衣場に入ると、やっぱ家庭の風呂だ。
なんせ、脱衣かごの中には、おばちゃんのズロース(ベージュ色)が1枚入っている(笑)。
そして怪訝な顔の意味はすぐに判明。
風呂場に、身体を洗うシャワシャワのタオルが5、6本掛かっている。
はは〜ん、これで洗えということか。
しかし男性宿泊客の皆様と兼用というのはね
と、よく見れば、まんがの絵のついたタオル1枚。
孫のものに違いない。
‥‥‥
すまん、孫(笑)。
かくして、奇麗に身体を洗い、緑色の湯(バスクリン)で暖まったのだった。

チャッカマンを借りて、無事にストーブも点灯。
21:30には宿は静まり返っている。
ふすま模様のドアの向こうに、薄い壁の向こうに、人がいる。
人が、静かな夜に入っていく気配がある。
北陸の夜。
畳の部屋に、一人起きていると、
今自分はこの部屋で何をするのがふさわしいのだろう、などと思う。
持ってきていた英語論文の冊子に手を伸ばす。
ホテルの完全密室だったら、漫然とテレビを見たかもしれない。
思うに人間は、「まったくの一人」では、自分の位置、ひいては自分そのものを確かめることができない生き物ではなかろうか。
結局、23:30まで英語を読んだ。
寒々しい共同トイレに行った。
すっかり、昭和の学者先生みたいな気分になった。
そして、ストーブを消して、寝た。

翌日、福盛氏に尋ねられた。
「いや〜たいへんだったねお疲れさま。次来たら泊まる?」
「微妙やね」
「微妙なん?!泊まるかもしれんの?」

労働者、「長期宿泊」歓迎の宿。
あのくらい人がいて、家庭のいいかげんさがある、
そしてその中で一人になれる。
ああいう宿なら、たとえ雪の中、2ヶ月や3ヶ月といった長期宿泊も、耐えられるだろう。

「じゃあさ、その宿、人に勧める?」
「意外とね、3日以上泊まる人なら、勧めるね。どう?」
「いやいやいや(笑)。」

私は、次また武生の町に用があったら、泊まるかもしれない。

だって、私は3泊目だから。

2007年11月26日(月)
終わりよければすべてよし

福井県の仁愛大学で行なわれた、人間性心理学会。
11月23日〜25日は、連休で、紅葉の真っ盛りであるだけでなく、バトミントンの全国大会があるとのことで、著しく宿とりに苦戦。
会期の2ヶ月も前に宿探しを始めたのに、電話するホテル、ことごとく、11月23日と口にしただけで「あいにく団体様が‥」と断られる。
途方にくれていたその時、地図サイト「マピオン」
で、宿という項を何気なくクリックすると、どんな小さな宿でも表示されることを発見。
12部屋、労働者長期滞在歓迎、と書かれた某旅館。
「あ〜その日は全部JT○さんに差し出せ言われて、差し出してますもんね〜。」
「そうですか〜あ〜どこもそうなんですね‥」
「ま〜先生お一人ぐらいやったら、‥なんとかならんことも‥」
やさしいおばちゃんに言ってもらい、ゲットしたその宿は‥。

学会初日、打ち合わせが終わって22時前に宿につくと、すでに真っ暗。
「食堂」と書かれたふすまをノックして空けると、おばちゃんが布団をしいてドーンと寝てる。
ちなみに、ふすま側におばちゃんの足がきているので、寝ながら仁王立ちされているという構図だ。
「あー先生ね、3階の○○の間ね」
○○の間は、角部屋の和室で一人部屋。
女性客ということで気を使ってくれたのかもしれない。
館内は満室の気配だが、寝息、いびき、そして時折ひそひそ声。
労働者の皆様やスポーツマンにとって、22時は、もう夜中なのだ。
早速風呂に入ろうかと思い、明かりの消えた館内をくまなく探すが、どうしても風呂が見つからない。
あるのは、寒々しい共同トイレと、4台の洗濯機。
おばちゃんは寝てるし。
部屋に帰り、暖房でもつけようと思い、石油ストーブのスイッチを押すがなかなかつかない。
これは‥、こ、これは‥。
マッチがないとがないと点けられないタイプ‥。
そして部屋にマッチがない。
労働者の皆さんは、ライター持参でらっしゃるのだろう。
そういえば、浴衣と丹前は置いてあるけれど、タオルも、歯ブラシも無い。
ここは風呂は、無いのかもしれない。
もし風呂があったとしても、22時に音を立てて入れない。
コートを着て駅まで出て、銭湯はと、タウンページをめくるが、越前市には銭湯は一軒も載っていない。
せめて歯ブラシをと思い
駅員さんに「コンビにはありますか」と尋ねるも、
「コンビニはあるけれど、歩いていける距離ではないですねー」。
‥。

九州人にとっては寒い夜。
人恋しくなり、隣町に泊まっている平井氏に、「明日の朝、歯ブラシ買ってきて〜」と泣きの電話を入れる。
江戸時代の人のように、指で歯を磨き、冷たい水で洗顔。
毛布2枚と布団2枚。さらに、広いおでこにも1枚毛布をかけて、就寝‥。
足が寒い。
明日の予定は座長2つに発表1つ。風邪を引くわけにはいかないと、一抹の不安を感じながら‥。

つづく(笑)

2007年11月18日(日)
賞味期限

契約違反は、するのもされるのも嫌いだが、
食品偽装に関してだけは、それほどの怒りは感じない。
賞味期限を偽って日付を改ざんすることは、消費者に対しては裏切だけれど、
人間のために命を落とした動植物のことを思えば、
「まだ十分食べられるなら食べる」という意味において、誠実なのではなかろうか。
実は私は何年か前、
賞味期限が切れた「白い恋人」はどこまで持つのだろうかと興味を持ち、1ヶ月おきぐらいに食べるということを、1年間続けたことがある。
あの社長が言っているように、「賞味期限切れても1年間」大丈夫だった。
ただ、もし私の食べた白い恋人が、1年間賞味期限を改ざんされていたものならば、
私は、合計2年間という賞味期限切れ暦を持つ食品を食べたことになり、まあそれは気持ちがいい話ではないので、偽装はやめていただきたいけれど。

吉兆のお菓子の賞味期限がびっくりするほど大幅に過ぎていても、
べつにおなか壊した人が出たと確認されているわけではないのなら、
賞味期限って、もうちょっと、長めに設定したらだめなのだろうか。

2007年11月6日(火)
学園祭

連休は意外と、時間がなくて、
11月4日学祭の最終日に、ばたばたと、学祭へ。
臨床心理学科3年生の出店は、メイド服やTシャツをそろえてがんばっていたし、揚げパンは、まじ美味しかった。
よその出店の、沖縄そばも美味しかった。
芸術学部で、陶芸の皿を買った。
留学生が本格的な餃子を売っていたので、買った。
学祭ってこんなにちゃんとしてたっけ?と思いながら、
どこぞの部が安売りしていた焼きさんまを購入。
手にしてみると、なんか塩辛みたいなにおいがする。
かえってすぐ、ほぐしてみたら、一部生焼けだった(笑)。

キタキタキタ学祭だよ。
ほぐしさんまを、即、オーブントースターで焼いた。
しょうゆをつぐために、さっき買った皿をおろしたら、裏に、大きく「○部」と名前が彫ってあった。
表側は立派なのに‥(笑)。
晩御飯に、さんまと餃子をおいしく食べた。
おなかは、壊さなかった。
皆さんお疲れ様でした。

2007年11月3日(土)
8時間耐久勉強会 2

またまた、九州大学にて、以下の本の勉強会を行いました。
『パーソン・センタード・セラピー―フォーカシング指向の観点から』Campbell Purton著, 日笠 摩子訳
第6章、第7章

今回で、本の主要な部分は終わりました。
次回は1月5日(土) 10時から、場所は九州大学心理教育相談室の棟、1階、
日本語訳本に載っていない、「イギリスのカウンセラー訓練」を、原文で読むことになっています。
おそらく、イギリスは、深くつきつめて訓練していくスタンスではないかと思います。
院生・院卒の人で興味がある方は一緒に勉強しましょう。

2007年10月31日(水)
沿道にて

九州国立博物館に行ってみたら、閉館だった。
警備の人が、「お見送りはあっち、あっち」と誘導してる。
ちょうど良い機会かもしれない。
その方々にどんな雰囲気があるのか、こればっかりは、拝見してみないと分からない。

お姉さまたちが沿道に座り込んでいらっしゃる。
お尋ねすると、1時間半後の、13:30頃だという。
そばの筑女大の図書館で本に読みふけり、13:20となる。
ブーツの女子大生さんたちが「ていうか、いつか紀子さんに会いたい」などと言いながら坂道を駆け下りていく。
沿道はすでに人だかり。
完全な野次馬である私は、やや遠慮して人垣の後方に立つ。
「あれかいな」「いやまだやね」「あの車かね?」「番号ついとる?番号ついてないならまだよ」「あげん警察いっぱいおったっちゃね」要職者とおぼしき黒背広を乗せた車が次々とゆっくり通り過ぎ、その後で、
「あ、あれかいな!妙に(スピードが)早いよ!」
「来るよ来るよ来るよ」
「頼むよ(カメラ)、○○ちゃん!!」
右側の遠くから、女性モデルを迎えるかのようなキャーという歓声、一瞬のうちに寄せてくるその声の波。
きっと、すごく短い間しか拝見できない。
そう予感した私達の、今、まさに目の前の、
黒塗りの車に、
やわらかな、ばら色のお召し物。

すごく小刻みに、一所懸命、手を振ってくださっている。
そして、
心で、「わーーーー、ありがとううーーーー」と、おっしゃっている。

美智子皇后様の、「わーーーー」と、「うーーーー」が、あまりにもはっきりと伝わったので、
私も、「わーーーー」と叫びそうになり、思わず目礼をした。
(天皇陛下は、角度的に拝見できなかった。)

歓声は「はあーーー」というどよめきに変わり、そして、「嬉しいー」とか「嬉しかー」とかはしゃぐ声に変わっていった。

あの、手の振りのスピードは、沿道の人間が一瞬しか拝見できないことを、お考えになってのことだろうか。
間違いなく、そうだろう。
私達個人個人にとってその時間は一瞬だが、沿道の人垣が延々と続いていく中、あの全開の、「わーーーー、ありがとううーーーー」のテンションを、ずっと、キープなさるのだろうか。
‥間違いなくそうだろう。

一生をかけてたくさんの人にお会いになる。
一般国民との出会いが一瞬であるだけに、常に開いておいて、一瞬で、伝えるということを、して行かれる。
ひらがなで書くところの、「まごころ」を、伝えるために、全国を回られるのだな。
拝見してみて、それが分かった。