免許・資格

実社会において自身の能力を証明する手段のひとつが資格です。 本学では、資格取得をサポートする充実した体制が整っています。


1資格取得課程【全学部取得可】

資格取得を希望する学生は、通常の授業とは別に、各課程の授業科目を履修し、単位を修得することが必要となります。

資格取得の課程 資格取得の要件
教職課程 教師としての知識と実践力を養成する充実した教育内容で、母校などで実際に教鞭をとる教育実習も含まれています。本課程において定められた単位を修得すると、卒業時に教育職員免許状が取得できます。取得できる教育職員免許状の種類は学部・学科によって異なります。 教育職員免許状は、大学を卒業し学士の学位を得ることが基礎資格となります。さらに、教職課程で免許状を得ようとする教科及び教科の指導法に関する科目(教科に関する科目)や教育の基礎的理解に関する科目(教職に関する科目)等について必要単位を修得することで得ることができます。
司書及び司書教諭 司書は、大学図書館・公共図書館で図書などの資料の選択・収集・整理・分類・貸出しなどを行うことができる資格です。最近では図書館相互の情報交換や資料展示なども活発化しているため、文献情報管理の専門職としても活躍することができます。一方の司書教諭は、小・中・高等学校に教員として勤務するかたわらで、学校図書館を運営する職務です。本学では、この2つの資格取得課程を夜間に開講し、全学部・学科・学年で履修できるようになっています。 司書の資格は、大学に2年以上在学し、62単位以上を修得することと、司書に関する科目について必要単位を修得することで得ることができます。司書教諭の資格は、教育職員免許状の取得と、司書教諭に関する科目について必要単位を修得することで得ることができます。
学芸員 学芸員は、博物館(美術館・郷土館・記念館・動物園・植物園・天文館・科学館など)の専門職員で、博物館の資料収集・保管・展示・調査・研究などを担当します。本学では、全学部・学科の1年次から学芸員に関する科目を履修することができます。また、学芸員の資格取得のために必要な博物館実習は、本学の美術館でも実施しています。 学芸員は、大学を卒業することが基礎資格となります。また、学芸員に関する科目について必要単位を修得することで得ることができます。
社会教育主事
任用資格
社会教育とは、学校の教育以外の青少年や成人などを対象として行われる組織的な教育活動のことです。おもに、公民館・図書館などの社会教育施設、あるいは、青少年団・PTAなどの社会教育関係団体が挙げられます。
これに対して、専門的・技術的な助言と指導を行うのが社会教育主事です。その役割は、社会教育振興の上で極めて重要で、全国の教育委員会の事務局には社会教育主事が置かれています。本学では、全学部・学科の1年次から社会教育主事に関する科目を履修することができます。
大学に2年以上在学し、62単位以上を修得することと、社会教育主事に関する科目について必要単位を修得することで「社会教育士(養成課程)」を得る事ができます。その上で、卒業後、文部科学大臣が指定する社会教育に関係のある職や事業、業務に1年以上たずさわることによって、社会教育主事として任用される道が拓かれます。
小学校教員免許取得
支援プログラム
このプログラムは、本学と佛教大学通信教育課程(京都府)との連携により、「佛教大学通信教育課程特別科目等履修生」として、本学在学中に小学校教員免許状が取得できる制度です。このプログラムでは、本学で幼稚園教諭一種免許状、中学校教諭一種免許状及び高等学校教諭一種免許状の取得に必要な単位を修得することに加えて、佛教大学通信教育課程で小学校教員免許状取得に必要な単位を修得するものです。本学では幼稚園教諭一種免許を基礎免許として特別支援学校教諭一種免許状が取得できるように認可を受けていますが、将来、特別支援学校教諭として働きたいと考えている方に対し、採用の状況を踏まえ、小学校教員免許も一緒に取得する事を勧めています。 (要別途費用)

※造形短期大学部は、3年次編入を前提に教育職員免許状取得を目指しています。