子どもアートキャンプ

第04回 2日目(22日)

日時:平成20年8月21日(木)〜22日(金)
場所:笠原東交流センター『えがおの森』(旧笠原東小学校)

9、朝の散歩

8月22日キャンプ2日目、朝の散歩です。
昨日、「川に行きたい!」という子が続出したため、散歩がてらみんなで川に行ってみることを提案しました。

途中、「草花ランチョンマットづくり」に使う草花をとりながら川に向かいました。
ふだんは気にもとめない草花を手に取りながら、
「これは何の花かな?」「この葉っぱは使えるかな?」
とお兄さんお姉さんとお話しながら歩きます。

川は泳ぐにはやっぱり冷たいね……水量も多いし。
それでも、ひんやり足を川につけてみたり、川の水で顔を洗ったり。
帰ったらおいしい朝ごはんが待ってるよ。

サブキャップ 本田大樹

10、ホッとおいしい朝ごはん

AM9:00 場所『食堂』
メニュー♪『ご飯・お味噌汁・サラダ・ニボシの佃煮・漬物』
散歩から帰った子どもたちを、ムラの食材を使った温かくておいしい朝食がお出迎え!
ムラの女性会の方々と、ボランティアのお姉さんたちが愛情をもって作りました。
散歩でお腹をすかせたせいか、ボランティアのお兄さんたちはもちろん、たくさんの子どもたちがご飯やお味噌汁を「おかわり」をしてくれました。
そして、ほとんどの子ども達が朝食を残さず食べてくれたことがなりより嬉しかったです。

サブキャップ 後藤真由美

11、草花ランチョンマットづくり

朝の散歩でとってきた草花を材料に、「ランチョンマット」をつくります。
好きな色の画用紙の上に草花を置きます。
色ペンや折り紙でさらに飾りつけます。
それをそのままラミネートではさんで、パウチで温めます。
すると、ラミネートで真空パックされ、草花は押し花になって、「草花ランチョンマット」のできあがりです。

草花を他のものに見立ててつくる子もいました。
虫食いの葉っぱを人の顔にしたり、草花を組み合わせて文字をつくったり。
キャンプでできた友達やお兄さんお姉さんに、一人ずつ名前を書いてもらって、寄せ書きにする子もいます。

キャンプの思い出もいっしょにランチョンマットのなかに封じ込めました。

サブキャップ 本田大樹

12、『ジャガイモまんじゅう』作り

AM10:50 場所『調理室』
前日の団子作りで使った生地と同じものを使って、今度は蒸かしたジャガイモを包み「おまんじゅう」を作りました。
子どもたちには前日に生地を作ってもらったので、今回はジャガイモ包みに挑戦してもらいました。
女性会の方やボランティアのお兄さん・お姉さんに教わって、やっと1個を作りあげる子や、慣れてきて2個・3個作り上げる子どもなど、個人差があり、それぞれ個人のペースを大事にすることの大切さを感じました。

サブキャップ 後藤真由美

13、お世話になりました

2日目のお昼ごはんは、おにぎり・だご汁(昨日の残り)・みんなでつくったジャガイモまんじゅう。
まんじゅうは特に味付けされていなかったが、予想以上においしく、素材そのものの味が楽しむことができた。また、『おみやげ』として竹の皮に包まれたイモまんじゅうも用意していただいた。
もう、至れり尽くせり!本当に申し訳なかったです…。
女性会の方々、私達の食事を作ってくれてありがとうございました。
そして、ごちそうさまでした(また食べたいなぁ?)

総括キャップ 荒木健佑

14、二日間を通して…

食後、休憩時間をはさんで、各自それぞれの荷物を持って体育館に移動しました。
初めに退所式を行い、次に2日間のふりかえりを行いました。
ここでのふりかえりは総括キャップがインタビュー方式で『ランチョンマットの発表』『二日間で一番印象に残ったこと』を班ごとに・子ども達ひとりずつに聞いていくというかたちで進められました。
発表の前に、班のお兄さんお姉さんと話し合う機会を30分程設けて、そのあと発表会を始めました。
子ども達はみんなの前で発表することをかなり嫌がってましたが、班のお兄さんお姉さんの助けもあって、なんとかそれぞれの思いを伝えてくれました。
いま振り返ってみると、子ども達に無理をさせてしまったのかなと思います。

総括キャップ 荒木健佑 

15、解散

PM3:50『羽犬塚駅』に到着。
寝ている子ども達を起こし、(大雨のため)バス内にて、羽犬塚で降りる子どもを見送り、点呼の後羽犬塚駅を出発しました。
途中、広川P・Aにてトイレ休憩をとり、(道路が渋滞し、予定より30分遅れで)PM5:30九州産業大学に到着しました。子ども達の保護者が全員揃った後、プチ閉会式をし、各自解散となりました。
話したくてたまらず、帰りながらお母さんに、キャンプでの出来事を話している子どもの姿をみると、私は本当にキャンプをしてよかったという気持ちでいっぱいになりました。

サブキャップ 後藤真由美

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