私のような不遜な人間は、教えてばかりいると益々性格が悪くなりそうなので、積極的に種々のものを習いに行くことにしている。
実は日本生まれだというハンドヒーリング、「レイキ」を、とりあえず、3rdという段階まで習得した。
後述するが、レイキだと、自分で自分に手を当てて少々のことなら治せる、というあたりが、
重宝ではないかと思った次第。

福岡市は、「アスクレピオス」というルーム。
http://www.asclepius.jp/
女の先生と、猫三匹♪♪♪

最初の日、まず、先生が30分ぐらいかけて、レイキをしてくれた。
頭に手を当てられ温かいなと思っていると、何かが2回、大きく、頭から足のほうへと、うねっていった。
私は、海の近くに住んでいたから分かる。
海の波とおんなじだ。

先生の手は、身体の様々な部位にかざされ、身体は常に温かく気持ちよかった。

終わって先生に波のことを話すと、
「あ、来ましたか。」
レイキが通っていったのだという。

それとは別に、先生はおっしゃった。
「肩は、やわらかいですけど、右肩に一点だけ、ピンポイントの肩こりがありますね。」
「そうかもしれません。」肩は、もんでくれようとする人は皆、揉み甲斐がないというが、自分では、全く凝っていないわけでないと感じている。

「あと、右の卵巣に少し違和感がありますね。」
「あ、そこ、精巣じゃなかったんですね、確かに時々少し痛いですね。そういうのは、手の感触で感覚で分かるものなんですか。」
「そうです。手に違和感が来ますからね。
でもまあ、そこは、病気と言うほどのことはないとおもいますけどね。
臓器と言うものは、病気というレベルではなくても腫れとか、調子の悪さがあるものですよ。
心配なら検査されたほうがいいとは思いますけどね。
検査ですべてが出るわけではないですね。
レイキをすると、レントゲンや検査で見分けられるより前の、小さなものも、分かりますからね。」

…おそるべし。

てなことを皮切りに、レイキの学習に分け入っていった。
内容は、以下のようなものだった。

1 レイキについてのレクチャー

(1)レイキの歴史

大正時代、臼井甕男(うすいみかお)先生という、実業家でもあり、修行の道を究めようともした人が、禅の修行の際に開眼した療法だということ。
関東大震災や、第二次世界大戦の軍隊の中で重宝されたが、海軍が主に使っていたこともあり、戦後の日本では封印に近い状態におかれたこと。
臼井先生の弟子の一人であった林先生という人が、戦前、ハワイ在住日系人の高田ハワヨさんの重病を治療し、ハワヨさんがハワイで少人数にレイキを教えたものが、後に欧米に広まることになる。
その後、日本にも改めて、1990年代ごろから広がってきたということ。


(2)レイキの特徴(以下、番号は筆者が整理のために勝手につけたもの)

@レイキの方法は簡単で、全身あるいは痛みや不調の部位に手を当てるだけ。

A自分で自分を治療できるし、もちろん他人も治療できる。(臼井先生は大震災の際、両手両足、そして目を使って5人同時に治療なさったとのこと)

B修業は必要でない。素質も問わない。誰でもアチューンメント(伝授)を受ければ実践可能である。 一旦伝授を受ければ、レイキを使い続けていなくても、極端に力が落ちたりはしない。

C自分自身が病気の人でも問題なく、レイキを使うことができる。


Dレイキを行なっている時に、集中したりといった努力は全く不要である。
むしろ、レイキが効くかどうかを不安がったり、何かを強く念じたり、自分の力を誇示したがるような気持ちは、邪魔であり、そのような念を持ちながら他人を治療すると、治療されている人は、気持ちがよいとは感じられないかもしれない。

先生が強調されていたのは、ヒーラー自身はパイプにすぎず、地球のレイキが自分の身体を通り、相手に流ていくだけのことである。ということであった。


フォーカシングをはじめ、あらゆる心理療法では、「少しこう考えてみよう」とか、逆に「リラックスしてみよう」など、何らかの意念は伴うものなので、努力や念が不要、それでいて効果がある、という方法は、半信半疑、しかし、とても楽で、魅力的である。

(3)その他レイキを理解するために必要な知識
倫理面の話や、好転反応など、様々な角度からのレクチャーがあった。あまり授業内容を書くと営業妨害になるかもしれないから、詳細は割愛する。



2 アチューンメント

いよいよ伝授だ。地球のレイキのエネルギーを自分に通すための蛇口を開ける、その作業なのだとのこと。
とはいえ、蛇口を開ける作業するのは先生である。
「何も考えないでいいですから。」
本人は、先生に委ねて、ただガイドされるとおり、手を開いたり、また閉じたりしているだけだ。
こんなんでいいのかな、とおもっていたが、それでも、中盤あたりになると、手が熱くなり、「なんか出来そうな」気になってくるから不思議だ。

「終わりました。もう、他の人にもけっこう使えると思いますよ。」
先生によると、西洋薬を多く飲んでいる人や、食事が添加物ばかりといった人は、レイキのエネルギーを自分に通すための蛇口が開きにくく、最初は狭いので、十分にレイキが流れるようになるまで、レイキを使った自己治療が、他の人よりも多く必要だとのことだった。
「森川さんは、食事に気を付けておられますね。玄米ですか?」
と、当てられる。
またしても、おそるべし。
というか、レイキが使いやすい状態にあるかどうかは、人格とは全く関係がなく、食べ物が左右するとは…。

以上、1st Degreeと呼ばれる最初の段階を、2時間で終了した。
1st Degreeと、2nd Degreeの間には、最低21日間は間を開け、自分で身体の様々な部位に手を当てて自己浄化をし、レイキのエネルギーを自分に馴染ませるという。

2nd Degreeは3時間、3nd Degreeも3時間程度の講習であり、2ndと3ndの間は特に何日間をあけるという決まりはないので、短ければ1ヶ月弱で、3rd Degreeまで終了できる。
自分の場合は、性格がひん曲がらないためにたびたび習いに来たいという意図もあるので、できるだけ間隔を開け、1年以上かけて、3rd Degreeまで習得した。

その効果や如何に…


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