レイキを1st Degreeから順に、受講した結果、どうなったかというと、
正直、1st Degreeを受けただけの段階では、自分の手を通して発せられるエネルギーを、体感として感じるということは、自分には出来なかった。
お腹や腰などに手を当てると、そりゃ、気持ちいいけれど、レイキの伝授を受ける前にも、手を当てれば、気持ちよいものだったからである。
夫を捕獲して腹に触っても、やはり「どうかねえ。もともと、手は、温かかったよ」と言われる。

もし1st Degree受ける前にも、
自分のいろんなところに手を当てて、感じがどうなのかを、よくよく、覚えておいていれば。
夫にも触って、温かさの程度を覚えてもらっていれば。
1st Degreeを受ける前と、後の、差を検知できたかもしれない。
と、若干の後悔をした私だった。

ま、とはいえ、受け手がエネルギーを、意識的には感知していなくても、レイキのエネルギーは流れる・良く作用するということなので、
上記のような体感実験は、検知したいという好奇心を持つ人だけが、そうすれば良いのだろう。

などと、なんとなく変化があるのか、ないのか分からない私だったが、
2nd Degreeになると、全く様相が異なってきた。

自分の手で自分の身体に触れると、はっきりと、温かい。
触れた部分が温かいということに加え、
身体全体に温かさ、そして私にとってはどこか涼しい感じもするような、独特の感覚が起こる。
たまに、ふと、何もしてないのにその感覚が来て、「あれえ、なんで?」と思うときは、
我知らず自分の手のひらが身体のどこかに当たっている。

これは面白い。

レイキは、特別な注意集中が必要でなく、
テレビを見ていたり、バスに乗っていたりというような
「ながら」でも、手当てすれば流れるので、
いつでも気軽にその感覚を得ることができる。
例えば、会議の時とか。

拡大教授会(当大学では全員参加の教授会をこう呼ぶ)の途中、
暇なので、自分にレイキをする。
来た、来た。温かくなる。
そして、眠くなる。
このままでは本当に寝てしまうので、レイキをやめる。
暇になる。

レイキをする。

眠くなる。

やめる。

暇になる。

レイキをする。

眠くなる。

エンドレスループ in 拡大教授会 だ。


2nd Degreeでは、3種類のシンボル(レイキの際に指で描く図形)とそれに伴うマントラを習うが、
そのうちの2種類目は、精神面に効果があると言われている。
使い方は、嫌な感情があるときなど、
そのシンボルを描いて胸に手を当てる。
ほんとか??という手軽さだが、
例えば不安に思うことがあるときに、やってみると、
もともとの感情があるところに、
新しい良い感覚が入ってきて上書きされるような感じがして、
確かに効果がある。

そして、信じがたいことだが、レイキでは
シンボルの3種類目を使うと、遠隔ヒーリングが出来るといわれている。
直接手を触れなくても、こちらが名前を唱えた人や、頭の中でイメージした人に、レイキが届くというやつだ。
手始めに、自分に遠隔で、レイキを送ってみる。
身代わりとしてボールペンが自分だと決めて
ボールペンの全体を握ると、自分の全身にレイキが届く。
ボールペンの上部だけを握ると、自分の上半身にレイキが届く。
らしい。

遠隔レイキをする。

眠くなる。

やめる。

暇になる。

遠隔レイキをする。

エンドレスループ in 拡大教授会 は
確かに、遠隔レイキでも成立した。

私は考えた。
これだけレイキが届いて、眠くなるんだから、ものは使いようだ。

ちょうど自分の家に、やわらかいぬいぐるみが2つある。
布団に入って寝るまでの間に、遠隔で、自分で自分にレイキを送る。
片手が開くので、開いた手で、ついでに夫にもレイキを送る。

………。

不眠解消!!!



つづく


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