QUALIFICATION of Biorobotics

在学中の資格取得

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バイオロボティクス学科では、就職活動の武器となるような資格を在学中に取得できるように資格試験に関連した授業科目を開講しています。

ITパスポート試験,基本情報技術者試験

  • 経済産業省認定の国家試験です。コンピュータの操作技能を実社会の中で活用し、職場内のIT化の推進役となるための資格です。業種業態を問わず必要とされる知識のため、就職に非常に有利な資格と言われています。
  • 本学科の「計算機工学」「情報端末管理演習」「情報ネットワーク」などの科目が関連しています。

CAD利用技術者1級・2級

  • CAD(Computer-aided Design:コンピュータ支援設計)システムの普及と高度化を目的とした資格試験です。現在、もの作りの現場ではほぼ100%、CADによる製品設計が行われています。機械設計分野だけでなく、設備・電気・電子メーカーからアパレル・デザイン・福祉分野でもCADが広く使われるようになりました。このCAD利用技術者1級・2級は、社団法人コンピュータソフトウェア協会による公的資格ですが、企業からの認知度が最も高い資格です。
  • 本学科の「ロボット製図」「医用機器設計」「医用機器設計製図I・II」などの科目が関連しています。

福祉住環境コーディネーター2級・3級

  • 高齢者や障害者に暮らしやすい住環境を提案するアドバイザーの公的認定資格です。建築と関係の深い資格ですが、高齢者介護、医療、福祉、福祉用具などの知識が問われる試験内容であり、家庭用ロボットや医療・福祉へのロボティクス応用を考える際には重要となる資格でもあります。
  • 本学科の「住環境メカトロ技術」などの科目が関連しています。
  • 学科の授業を受ければこれらの資格試験に必ず合格できるというものではありません。しかしながら、本学科の多くの学生が、「授業+自宅学習」を行って資格取得を果たしています。

キャリアサポート奨励金給付制度

九州産業大学には「キャリアサポート奨励金給付制度」があります。これは各種資格を取得した学生に奨励金を給付し、学習意欲の高揚を図ろうとするものです。上記3つの資格はいずれも奨励金給付制度の対象資格となっています。

また、九州産業大学ではIT関連、語学関連、就職支援関連の資格取得講座を80講座以上も開講しています。これらの講座は主に放課後に開講されており、多くの学生が自分自身のスキルアップを目指して受講しています。

教員免許

バイオロボティクス学科では以下の教員免許を取得することができます。

  • 中学校教諭一種免許状(数学)
  • 高等学校教諭一種免許状(数学)
  • 高等学校教諭一種免許状(情報)

ただし、本学科の卒業単位のほかに、定められた教職課程科目の履修が必要となります。

技術士補

技術士とは「技術士法」に基づいて行われる国家試験に合格し、登録した人にだけ与えられる称号です。一般の人にはあまり知られていない国家資格かもしれませんが、エンジニアにとっては司法試験と同等の価値のある資格と言えます。

その分、技術士になるためのハードルは高いです。方法の一つは、技術士第一次試験に合格してまず技術士補となり、技術士の仕事を補佐しながら4年以上の経験を積み、さらに技術士第二次試験に合格する、というものです。技術士試験は第一次、第二次とも難関です。

バイオロボティクス学科では「先進工学コース」を設けています(「基盤工学/先進工学コース」参照)。このコースで実施される工学教育について、平成31年度まで日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けており、「先進工学コース」の卒業生は技術士補の資格が与えられます。