CAMPUS LIFE of Biorobotics

学生生活4年間

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life1.pngクリックで拡大します・バイオロボティクス学科で過ごす大学生活4年間はどのようなものなのでしょうか? 年間行事やイベントをまとめてみました。

・学科で運営しているロボット工房の参加学生や部活動・サークル活動を行っている学生は、もっとたくさんのイベントがあることでしょう。ここに書いていることがすべてではありませんが、大学生活がどのようなものなのかイメージしていただけるのではないかと思います。

・バイオロボティクス学科の特徴ある行事や授業を少しだけご紹介します。

学外工場見学

  • 大学に入学して最初の夏休みに、学科の先生たちの引率で工場見学に行きます。これまでにトヨタ自動車九州工場、東陶機器衛陶工場、安川電機ロボット工場などを訪ね、ロボット技術やオートメーション技術が実際に活用されている現場を見学しました。また、福祉用具プラザ北九州などの介護機器の展示場にも足を運びました。
  • 大学で本格的な内容に入る前に、ロボットが活躍している現場やロボットの活用が期待されている世界について知っていただこうというのが狙いです。

ロボット工房

  • バイオロボティクス学科では「ロボット工房」を運営しています。これは、「NHKロボットコンテスト」、二足歩行ロボットの競技大会「ROBO-ONE」、ロボットによるサッカーやレスキューの競技大会「RoboCup」の出場と優勝を目指す本学科学生たちの課外活動の場です。
  • RoboCupで世界大会優勝の経験を持つ牛見先生のもとに多くの学生有志が集まり、ロボット製作に取り組んでいます。優勝を目指して、定期的に競技大会へ出場をしています。
  • 2010年度からバーチャル班が立ち上がりました

物理・数学の復習授業(工学部全体で実施)

  • 1年前期には「基礎物理」「基礎数学」という科目が開講されています。みなさんの理解度に合わせた能力別クラスを作り、物理と数学の基礎を復習します。
  • 「授業中に分からないところがあったけれどみんなの前では質問しにくい」。そんな人には「基礎教育サポートセンター(通称:基礎セン)」があります。工学部の建物内にある基礎センへ行けば、分からない箇所を個人指導で教えてもらえます。

バイオロボティクス技術研修

  • 1年生の夏休みに3日間の集中講義「バイオロボティクス技術研修」があります。数人ずつのグループに分かれてロボット製作を行い、最後に競技大会を行って授業を締めくくります。リーダシップをとる学生、黙々と作業に没頭する学生、奇抜なロボットのアイデアで周囲を笑わせる学生。それぞれの個性を発揮できます。

ロボット工作実習

  • 2年前期に「ロボット工作実習」という科目が開講されます。数人ずつのグループに分かれ、大学内の実習工場で「もの作り」の体験学習を行います。旋盤やフライス盤などの工作機械で金属加工を体験したり、工作機械を動かすための数値プログラムを作成したり。
  • 自分の体と機械を使って何かを作るという体験は、将来どんな分野の技術者になっても役に立つものだと考えています。

基盤工学コース/先進工学コース

  • バイオロボティクス学科では「基盤工学コース」と「先進工学コース」の2つのコースを設けています。2年後期にコースの希望調査を行い、3年前期からコースに分かれます。
  • コースに分かれるといいましても、授業や3年後期以降の研究室配属になんの違いもありません。ただ、「先進工学コース」では、エンジニアを目指している学生としてぜひとも身につけておいて欲しい講義内容を必修科目として履修してもらいます。また3,4年生の間に専門的な工学教育に集中してもらえるように、1、2年生の間に揃えておかなければならない単位数が「基盤工学コース」よりも多くなっています。
  • 「先進工学コース」で実施される工学教育について、平成25年度まで日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けており、平成26年度に認定継続審査の申請を行う予定です。この審査に合格して、工学教育として一定の水準を満たしていると認定されれば、「先進工学コース」の卒業生は技術士補の資格が与えられることになります。
  • 詳細はこちらをご覧下さい(左メニューの「基盤工学/先進工学コース」へジャンプします)。

ノートパソコンの携帯

  • 「パソコンは文房具である」といっても過言ではないほど、コンピュータは私たちの暮らしに欠かせないものになっています。バイオロボティクス学科では、平成17年度以降の入学生を対象としてノートパソコンの購入と携帯をお願いしています。
  • 大学には総合情報基盤センターがあり、ここには数多くの共用パソコンが設置されています。誰でも自由にこれらの共用パソコンを使うことができますが、それぞれの学生で「マイ・コンピュータ」を持つ方がパソコン操作の習熟は格段に早いと考えています。
  • ノートパソコンは「ロボット製図」(1年後期)、「計算機工学」(2年前期)、「バイオロボティクス実験I・II」(3年前期・後期)、「研究計画マネジメント実習」(3年後期)、「卒業研究」(4年通年)などの授業の中で使用するほか、講義のレポート作成や就職活動のための資料収集などに活用されています。

先生との面談

  • バイオロボティクス学科では、1年生の授業が始まってしばらくした頃に、個人面談を行っています。大学の勉強や生活になじむことができているか、新しい環境で困っていることはないか、情報を収集することが目的です。
  • それ以降も、成績や出席状況がよくない学生を対象として、教務担当の先生やクラス担任が随時面談を行い修学指導しています。
  • 3年後期からは研究室に配属されます。それぞれ配属先の先生が親身になって、勉強や就職・進学に関する面談と指導を行っています。

懇談会

  • 年に何度か、学生と教員の懇談会を行っています。学生の参加は自由で、堅苦しい会ではありません。テーブルを囲んで菓子をつまみながら雑談に終始してしまうこともしばしばです。普段話せないようなお互いの本音をぶつけることができる場になっています。

就職活動の支援

  • バイオロボティクス学科の卒業生には、メカトロニクスをベースとした機械・電機関連の製造・開発業、コンピュータ・情報関連産業、医療・福祉機器の関連産業への就職が期待されています。
  • 学生の就職活動を支援するために、バイオロボティクス学科教員は次のような活動に取り組んでいます。
    • 企業訪問(本学科の特徴や在学生の頑張りをアピール)
    • 学生との面談(学生の意識を高めるため、2週間に1度をめどに就職活動状況について学生と個人面談)
    • その他、論作文の書き方や面接の受け方について随時指導と助言
  • 詳細はこちらをご覧下さい(左メニューの「卒業後の進路・就職」へジャンプします)。

研究計画マネジメント実習

  • バイオロボティクス学科では3年後期に「研究計画マネジメント実習」が開講されます。学生は配属希望調査をもとに分かれて、各先生の研究室に所属することになります。それぞれの研究室でゼミやプレゼンテーションの実習を行ったり、先輩(4年生や大学院生)の実験を手伝いながら実験・研究の方法を身につけたりします。

卒業研究

  • 4年生になるとそれぞれの研究室で本格的な卒業研究が行われます。先生の指導のもと、実験に必要な資料収集に始まり、実際の実験手技や結果の取りまとめ方法、さらにはプレゼンテーションにいたるまで実習します。学年末には学科全体で卒業研究発表会を実施します。また、卒業研究の内容を4年生自身が学会で発表できるように、積極的な取り組みを行っている研究室もあります。