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デザインのすすめ

九州産業大学造形短期大学部 造形芸術学科
学びのキーワード
  • デザイン
  • グラフィック
  • ビジュアル
  • タイポグラフィ
  • 造形
  • 視覚
  • 構成
  • シンプル

講義ポイント①

「デザイン=考えること」

デザインの語源はというと、デッサン(dessin)と同じく、"計画を記号に表す"という意味のラテン語で、一般的には「下絵」や「計画」という言葉で説明されています。
つまり「デザイン」と「考えること」はほぼ等しいと私は考えています。
何か「モノ」がある場合は、その「造形」を構成する要素は、「形」「色」「テクスチュア」
という風に分解して考えることが出来ます。ここでは、色や形について、また、錯視についての簡単な体験をします。これらを通し、視覚の特徴を知ると同時にデザインに対する興味を深めます。

講義ポイント②

作品事例を見てみましょう!

学生がどの様に研究・制作していったか、作品事例をお見せしながらデザインのプロセスを簡単に解説します。
人の視覚の特徴として「錯覚」が挙げられますが、これは視覚が物理的事実とは違ったように知覚してしまうことです。デザインする側の立場に立つ人は「どう見せたいのか」という目的に向かって視覚をコントロールするようにデザインします。ただし、そこには明確な正解や不正解はありません。そこにあるのは「バランス」です。一般的に「センス」と呼ばれる部分だろうと考えます。

講義ポイント③

"Less-is-More"

産業革命以来、大量生産とともに発達発展してきた「デザイン」は、現在のデジタルファブリケーション時代と呼ばれる第四次産業革命時代において大きな変革期を迎えているように見えます。しかし、表現の方法はあくまでも目的に対する手段に過ぎませんから、デザインが「モノ」から「コト」へとシフトしても考えることは何ら変わっていません。
①情報伝達がしやすく、②効率的で、③普遍的なデザインを目指し、人の記憶に残るデザインを考えましょう。

九州産業大学造形短期大学部 造形芸術学科

石﨑 幸 先生
専門:デザイン学、ビジュアルデザイン、タイポグラフィ
  • 講義内容がめざすSDGs