SPECIAL COLUMN

各業界の最前線を走り続ける“九芸卒”の先輩たちから、熱いメッセージ。

九芸の何にでもトライできる環境が クレイモデラーの道を拓いた

  • 日産自動車㈱ モデラー柴田 真里
中村学園女子高等学校 出身
青木研究室

絵を描くこととモノ作りが好きで九芸に進学しました。大学時代は学校に遅くまで残って制作をしていたことが記憶に残っています。特に日産に就職することを目標に、クレイモデルやポートフォリオに取り組んでいた時間が濃密でした。クレイに触れられる環境もそうですが、九芸は陶芸・金属加工・木工・染色など、興味が湧いたら何にでもトライできる環境があります。私はプロダクトコースでしたが陶芸科の教授にお願いして、陶芸をしていた時期もあります。ゼミでは産学連携プロジェクトで様々なジャンルの製品開発・地域活動に取り組みました。現在は日産自動車のグローバルデザイン本部でクレイモデラーとして働いており、デザイナーが描いたスケッチを元に1/4サイズのモデルや実寸のクルマを粘土で造形しています。最近の仕事では北京モーターショーのショーカーに携わりました。将来はモデルチームのリーダーとなってメンバーを牽引し、一台のクルマをまとめ上げたいと思っています。

 


Nissan Epic Concept