今振り返っても、九芸の環境の良さはトップクラス。さまざまな制作設備が揃い、それが自由に使える環境は最高でした。また、産学連携プロジェクトや、友人と一緒に作品展の自主企画など、授業課題以外の制作活動ができたのも良かったです。現在は乃村工藝社の空間デザイナーとして、科学館や博物館の内装デザインや展示計画などを担当しています。アイデアを企画書にまとめてプレゼンテーションを行ったり、現場で寸法を測って図面化したり、また、アイデアを実現するために試行錯誤したりと、日々奮闘中です。デザイナーはチームで仕事をする事が多いので、同じ志を持った仲間と過ごした九芸でのすべての時間が「学び」です。夢は、この業界の第一線で活躍すること。これから先の未来に向けて、魅力ある空間をたくさん生み出せるように頑張ります。
企画展「SOTUURA」