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強い将来のために、一人ひとりにあった個別のキャリア支援を4年間で。

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幅広く学ぶことで、自分に最適なスキルが見えてくる

  • ㈱オー・エル・エム小山 彩希
芸術表現学科 メディア芸術専攻 卒業
熊本市立必由館高等学校出身 檀研究室

やりたいことや興味のある事が多すぎて、将来の夢がはっきりと決まらない!だからこそ、4年間の間でしっかり迷って考えたいと思い、さまざまな学びを体験できるメディア芸術を専攻しました。就職では、いろいろ迷った末にアニメーションに携わる道を選びました。それも、自分が実際にアニメーションの絵を描くというよりは、現場と企画をつなぐような制作進行を目指しています。そんなポジションが「自分に最適では!」と思えたのもメディア芸術でいろいろ学べたからこそです。実は、子どもの時にアニメが好きになったきっかけになった作品をつくった会社が、今の就職先なのも運命を感じています。就職活動にあたっては、キャリア支援の方にもいろいろ相談にのってもらいました。そのお陰で決められた期限の中でも精一杯動くことができました。九芸は将来の夢は未だぼんやりしているけれど、幅広く学んでしっかり考えたいという人に最適な学校だと思います。

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たくさんのインプットが一歩抜き出るアウトプットへ繋がる

  • ㈱スタジオエビス安部 捺美
写真・映像メディア学科 写真専攻 卒業
大分県立芸術緑丘高等学校出身 百瀬研究室

美術系の高校に在学しているとき、趣味で撮っていた写真にだんだんと魅力を感じ、「これを仕事にしたい!」と九芸へ進学しました。4年間の学生生活では、とにかくインプットとアウトプットを繰り返しました。例えば、総合大学である利点を活かしていろんな分野の授業に参加してみたり、学内外問わず展示によく足を運んだり。まずは見ること、そして作家と話すことで、作品にしてアウトプットしたい気持ちが膨らみました。やりたいことがはっきりしていたし、まわりから一歩抜けておきたい思いもあったので、1年の頃から東京で個展をするなど発信して作品をブラッシュアップしてきました。そうした活動のお陰か、就職活動もESを送ってスムーズに決まりました。ただ、これからプロの現場でのアシスタント生活は、修行の数年になると覚悟はしています。一方で常にトレンドに触れることができる現場。チャンスは転がっていると思うのでアンテナを張り続けていたいです。

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デッサンも平面構成もすべての学びが映像制作に繋がる

  • 西日本映像㈱大賀 ひかる
写真・映像メディア学科 映像メディア専攻 卒業
九州産業大学付属九州高等学校出身 佐野研究室

将来は、映像に関わる仕事をしたい!そのために映像をベースにいろいろな芸術が学べる九芸へ進学。入学当初は、機材管理室の機材の多さやスタジオの充実ぶりを目の当たりにして、その迫力に圧倒されました。同時に、デッサンや塑像、平面構成などいろんな授業を受講できたのも印象的でした。一見、映像と関連性が薄そうな授業ですが、実は立体物の影のつくり方の参考になったり、色の選び方の参考になったり、すべてが地続き。映像はすべての芸術が詰まったコンテンツです。学生時代は作品づくりが主でしたが、サークルやプロジェクト活動では、別の学部の人と関わることもでき、普段足を踏み入れることのない分野のことも知れました。就活のエントリーシートでは、癖のあることを一つ仕込ませました。印象を残せたり、面接の話のネタにもなったりしたと思います。これからテレビの世界に進むわけですが、何事にも興味を持ち、探究心を忘れずに物事に取り組んでいきたいです。

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教職を軸に、好奇心のままに経験を積んだ4年間

  • 福岡県中学校教員(美術教諭)南 結愛
芸術表現学科 絵画専攻 卒業
福岡工業大学附属城東高等学校出身 南研究室

家族が教職に就いていることもあり、美術の教職を目指し教員免許が取れる九芸を志望しました。絵画を専攻していたのですが、版画や陶芸、イラストなど好奇心の赴くままにいろいろ経験してみました。カメラをやってみたい!と思ったら一眼レフを借りられる環境もあるし、専攻の先生に詳しく聞ける。充実した環境の中での学びは、毎日がワクワクで一杯でした。しかし、4年間で最も熱中して頑張ったのは教職の授業です。採用試験はかなりの難関。1年次に200名ぐらいいた教職履修者も気づけば半分ぐらいになっています。単位を取るのも大変でしたが、教職担当の先生たちの手厚い指導で無事に採用までたどり着けました。中学校の実習を通して感じたのが、「美術が嫌いな生徒が多い」ことです。決して好きにならなくてもいいので、嫌いじゃなくなる生徒が一人でも多く増えれば!そんな思いを持ちながら、これからは「美術の楽しさ」を伝えていければと思っています。

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伝える力を活かして、日本の工芸の魅力を広めたい

  • ㈱中川政七商店河村 采華
生活環境デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 卒業
福岡市立福岡西陵高等学校出身 青木研究室

元々同じ学内にある造形短期大学に通っていましたが、より深くデザインやモノづくりの学びを深めたいと思い、九芸への編入学を決意しました。なかでも興味があったのが、産学連携のプロジェクト。編入後からすぐに大川家具メーカーとのプロジェクトに参加しました。テレビボードの開発に関わったのですが、テレビを見ない若い世代にはどんな家具が馴染むのかという視点で提案。アイデアが採用されたのは嬉しかったです。短大時代の授業も充実していましたが、やはり実践的。産学連携では、じっくり考える時間が取れたのがいい提案につながりました。また、美術館やギャラリーを巡る時間も増えたのですが、友人から情報を得ることも多いし、自分もアンテナを張るようになったことで感度が高まった気がしています。就職先は、日本の工芸を魅力的に伝えることが肝となる仕事です。九芸で培った伝える力を活かして、工芸品で暮らしやすさを届けていきたいです。

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夢への道のりは、地道な努力と経験が大事

  • マツダ㈱谷 岳登
生活環境デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 卒業
福岡県立鞍手高等学校出身 青木研究室

芸術系の学部への進学にあたって、ほぼすべての大学案内を取り寄せて熟読、検討。プロダクトという括りの中でも、建築、ファッションと多彩な学びのある九芸が面白そうだと思って選びました。入学当初は木工に興味がありましたが、1年次に参加した自動車会社主催のワークショップがきっかけで自動車のクレイモデルに夢中になり、それ以来4年間モデリング制作に取り組んできました。それも、学内にクレイモデルができる専用の部屋があるという九芸の充実した環境のおかげです。将来、クレイモデラーになるという夢が固まってからは、とにかく経験が大事と思い、2年次から積極的にインターンシップに参加しました。自動車の専門学校から参加している人たちが多く、レベルが高い内容で最初は戸惑うこともありました。なんとか食い込むために、自動車パーツの用語をすべて書き出して覚えるなど、地道な努力を積み重ねました。結果、第一志望に合格することができました。

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やわらかな表現ができるクレイモデラーになる

  • 日産自動車㈱山村 偲称乃
生活環境デザイン学科 プロダクトデザイン専攻 卒業
福岡県立鞍手高等学校出身 青木研究室

九芸で過ごした4年間で最も熱中したこと。それは自動車のクレイモデリングです。クレイモデリングとは、平面でのデザインアイデアを特別な粘土をつかって立体化することを指します。授業では、手作業が好きで複雑な立体造形が得意といった自分の個性を発見し、将来の仕事につながる手応えを感じられました。この経験から就職先には自動車会社のデザイン部門を志望し、内定をいただきました。卒業後は自動車のクレイモデラーとして、デザインを最大限に生かした表現に取り組んでいきたいです。ちなみに同じデザインを基にしてもクレイモデラーの解釈や感性で、仕上がりの形状や雰囲気に違いが出るのも面白いところ。デザイナーの意図を汲み取りながら、私の持ち味であるやわらかで繊細な表現もできるとうれしいです。就職先の職場は神奈川県内にあり、横浜や東京にも気軽に出かけられます。都心でデザイン的な刺激をたくさんもらい、仕事に活かしていきたいです。

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美術知識をさらに深めたくて大学院へ進学

  • 九州産業大学大学院芸術研究科 造形表現専攻博士前期課程 芸術表現領域古賀 有利子
芸術表現学科 絵画専攻 卒業
福岡県立ひびき高等学校出身 渡抜研究室

高校生の頃から美術の教員に憧れていた私。地元である福岡県で芸術を学びながら、教員免許も取得できる九芸へ進学しました。4年間を振り返って九芸の魅力だと感じているのは、学生のいいところを伸ばしつつ、的確なアドバイスをくださる先生です。所属する研究室の渡抜先生はいつも心地良い雰囲気を醸し出していて、安心して何でも相談できます。2022年から在籍されるロバート先生はクリエイティブ精神にあふれた方で、学生もそれに引っ張られて制作意欲を掻き立てられます。このように尊敬できる先生方と接するうちに、自分も教員を目指すならばもっと美術の知識を深めておきたいと、九芸の大学院への進学を志望しました。大学院修了後は美術の教員・講師として、中学校・高校のみならず大学や専門学校の教壇にも立ちたいと夢を描いています。そして私が先生方から教えてもらった美術の楽しさを、次の世代にも伝えることを目標に頑張っていきたいです。

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3DCGで人気シリーズのキャラ開発を

  • ㈱レベルファイブ井上 美奈
芸術表現学科 メディア芸術専攻卒業
福岡市立福岡西陵高等学校出身 趙研究室

「ソーシャルゲームのキャラクターの衣裳をつくってみたい!」。その想いから3DCGが学べる4年制大学の九芸を志望しました。ただその時点では3DCGの経験はなく、もしも向いていなかったらどうしよう?という不安も。そこで他の道にも進みやすいメディア芸術専攻を選びました。入学後、3DCGへの興味は変わらず、就職活動では関連企業70社ほどのオンライン企業説明会に参加しました。最終的には3社に絞り込み、第一志望だった(株)レベルファイブを含めて2社に内定をいただくことができました。ここまでスムーズに進む事ができたのは、大学のキャリア支援センターの方々のおかげ。エントリーシートの書き方から面接の練習まで丁寧に教えていただき、私の知識が足りない点、迷っている点について何度も相談にのってくれました。入社後はもともと大好きな「レイトンシリーズ」の制作に関わりたい。そして多くのユーザーに満足してもらえる3DCGキャラクターをつくっていきたいです。

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好きな道を絞り込み、スポーツ映像のディレクターに

  • ㈱九州東通今村 直哉
芸術表現学科 メディア芸術専攻卒業
沖学園高等学校出身 趙研究室

3DCGやアニメーション、実写映像と多様な分野が学べるメディア芸術専攻。1年次からさまざまな分野に挑戦することで、自分の得意と苦手を確認できるのでおすすめです。私の場合、最終的に「実写映像」というひとつの道に絞り、就職活動に取り組めました。内定をいただいた企業はTV番組、CM制作、スポーツ中継などを手掛ける映像のプロフェッショナル集団。そのスポーツ中継部門でスポーツ番組の企画もできるディレクターを目指します。元・野球少年で運動大好き、家族揃って福岡ソフトバンクホークスファン。自分が好きな分野の仕事をさせていただけることがとにかく嬉しいです。スポーツ中継の仕事は時間が不規則で体力勝負と教えていただきましたが、その点は学業と並行してアルバイトを頑張っていたため自信あり。バイト先の学童保育や飲食店で鍛えたコミュニケーション力を発揮し、いつかは周囲を引っ張っていける人になりたいです。

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一緒に仕事がしたい!名指ししてもらえる存在を目指して

  • ㈱トリガー大城 茉子
写真・映像メディア学科 映像メディア専攻卒業
沖縄県立首里高等学校出身 佐藤研究室

子どもの頃から音楽が大好きで、エンターティメント業界に進みたいと九芸に入学しました。1年で基礎を学んだ後、2年次からは大きなテーマは与えられるものの「自分のしたいこと」を実践する学びが中心になりました。そこで、アニメーション、ショートフィルム、ドキュメンタリーなど幅広い映像編集に挑戦していました。4年間で特に印象深かったのが、非常勤講師の先生からの紹介で、実際のNHK番組の動画制作に関わらせてもらった経験です。最初に「君なら任せられる」と声をかけてもらえたのも嬉しかったですし、完成後に番組エンドロールに名前が出たときは感慨深かったですね。内定した会社では、工程管理部署に携わる予定です。いろんな映像制作を経験したからこそ、わかることも多いと思います。つくり手の気持ちを忘れずに、全体を見渡せるような人材になりたいです。そして、「大城さんと仕事がしたい」と名指ししてもらえるような力をつけていきます。

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手厚いサポートのおかげで教員試験の難関突破

  • 福岡県中学校教員(美術教諭)内山 莉亜
芸術表現学科 絵画専攻卒業
福岡県立太宰府高等学校出身 渡抜研究室

“美術教師になる”という幼い頃からの夢の実現のため、九芸へ入学しました。教員採用試験に向けて本格的に動き始めたのは3年から。部活動(チア部)は2年迄と限定していたので、そこから本腰を入れました。教職では、模擬授業を行ったり、グループでレポートを作成したり、教師の基礎が学べました。担任の先生のご指導はもちろん、教職担当の先生方の手厚いサポートにも感謝しています。4年次からは、学内で開催された教員採用試験対策講座にも参加。美術のような専門分野は、問題集を手に入れるのもひと苦労ですが、そうした面でのサポートも充実していました。合格者の体験談で「バイトを辞めて10時間勉強した。」という話に共感を得て、自分も実践することにしました。ひたすら机に向かい勉強するインドアな毎日は、常に不安と葛藤の日々でしたが、苦労が報われました。九芸に入学して気づいたことは、これまで芸術に興味はあったものの本格的に学ぶ機会が無く、大学から芸術の道に進んだ方が周りに多くいました。私が美術に感銘を受けたように、義務教育最後の中学校において生徒たちへ芸術の面白さや魅力を伝え、芸術の道に進むきっかけを与えられる教師になりたいです。また、授業の制作活動や自身の経験を通して専門分野に限らず何事も目標へと向かい、諦めずに挑戦する事の大切さを伝えていきます。

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オンラインだからこそ、たくさんの会社から進路を決定!

  • 西日本映像㈱仲山 雪乃
写真・映像メディア学科 映像メディア専攻卒業
福岡県立香住丘高等学校出身 佐野研究室

高校の文化祭でつくったCMでたくさんの笑いが起きた!それが、「好きを追求する道」への挑戦の始まりでした。コロナ禍の就職活動は、オンライン中心で大変でしたが、交通費をかけずにたくさん話が聞けたのは逆に有り難かったです。CM制作系などいろんな映像会社をまわって、「やっぱり自分はテレビの仕事に進みたい」と早めに進路を絞れました。テレビ系は、就活サイトで募集していないことも多いので、好きなテレビ番組のスタッフロールなどで会社名をチェックしました。面接では、学生時代数多く取り組んだ映像のなかで「どんなスタンス、どんな立ち位置でそれぞれ制作に望んだか」といった点を自己アピールしました。第一志望は、地元福岡の制作会社。ローカル局の制作会社は少ないので、狭き門でしたが無事に内定をいただきました。今後は、プロの視点で映像をつくることになるのですが、「たくさんの人を楽しませたい」という初心を忘れずに取り組みたいです。

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“自分のテイストに合う”を探すのも会社選びのポイント

  • ㈱gumi松尾 優里
ビジュアルデザイン学科 イラストレーションデザイン専攻卒業
北海道芸術高等学校出身 田研究室

芸術系の高校でイラストを専攻していましたが、九芸に入学してまず感じたのは、「自分の描くイラストに幅がないこと」でした。でも、逆にそれが“スキル上達”のきっかけになりました。なかでも、サークルや友達と組んで参加した展示会では、自分では選ばないようなテーマを課題にすることが多く、それも作品の幅を広げるのに役立ちました。モチベーションの高い友人が多かったのも、やる気につながりました。就活にあたっては他の道も考えましたが、「今まで頑張ってきたことだから」やはりイラストを活かせるゲーム会社を選択しました。会社によって特色が違うので、自分の描く絵のテイストがゲームのトーンに合うかどうかは調べました。おかげで、面接のときからイラストを気に入っていただき、無事内定へと辿り着けました。入社後は、自分の作品というより、チームでつくることが大切になってくると思います。展示会づくりで学んだ「チーム力」で挑戦したいです。

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何かに挑戦していればきっとやりたい道が見えてくる

  • マツダ㈱宮部 陸希
生活環境デザイン学科 プロダクトデザイン専攻卒業
大分県立日田高等学校出身 青木研究室

身近なモノをつくりたい!そんな漠然とした思いでプロダクトデザインの道へ。モノづくりに必要な設備が完璧に整う九芸は、なんでも作れる環境でした。自主参加できるプロジェクトも多く、家具や伝統工芸など様々な体験に触れてきました。そのひとつとして参加したのが、日産とスズキのワークショップ。そこで出会ったのが“クレイモデリング”でした。内定したマツダには、3年次にオンラインでインターンシップに参加しました。大企業ではありますが、九芸の先輩たちも働いているのでどこか身近に感じられたし、学生らしく「元気なアプローチ」をしたのも評価につながったようです。他の人に比べ、クレイモデルに取り組み始めたのが遅かったので、技術で負けている部分はありました。しかし、課題を読み解き理解する部分は負けずに頑張りました。就活は大変です。しかし、エントリシートやポートフォリオなど、就活準備を当たり前に取り組めば、きっと成果はついてくるはずです。

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デザインとデジタルの力で脱炭素社会の未来をつくる

  • ㈱メンバーズ平塚 海登
ソーシャルデザイン学科 情報デザイン専攻卒業
福岡市立博多工業高等学校出身 井上・岩田研究室

九芸で学んだソーシャルデザインとは「デザインで人と社会の課題を解決できる」ことが最大の魅力。社会人になったら自分も仕事として社会の課題解決に取り組みたいと考えていました。内定をいただいた企業は、社会課題を解決しながら持続可能な社会へと変革することをミッションに掲げた企業です。社員である九芸の先輩から、実際にCSV型マーケティング(企業が社会の問題を解決し、社会の価値を想像し、さらに経済的価値を生み出すこと)を推進していると聞いたことで志望動機も固まりました。入社後は九芸で学んだWEBデザインのスキルを強みに、次世代デジタルクリエイターとして脱炭素社会を築いていきたい。同時にUI/UXデザイン分野への知識も深めたいです。また在学中に参加した学内の被災地支援「希望のあかりプロジェクト」では、地域社会および地域の人々の中へ飛び込んで行く大切さも学べました。行動力も意識しながら社会に貢献できる人を目指します。

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ようやくカメラマンとしてのスタートラインに社会に
貢献できる技術と知識を学ぶ

  • ㈱スタジオエビス八反田 光喜
写真・映像メディア学科 写真専攻
佐賀学園高等学校出身 進藤研究室

カメラに興味を持ったのは小学4年生の頃。高校では写真部に入り、大学も迷わず、写真を学べる九芸を選択。写真が好きな友だちがたくさんできたことが嬉しかったです。みんな知識も豊富で技術も高く、ライバルのような尊敬のような不思議な気持ちになりました。入学してすぐに尊敬できる先輩に出会えたことで、写真に対する気持ちや表現の幅、普段の生活で街を見る視点も大きく変わったと思います。先輩の紹介で新聞社のスポーツカメラマンのアルバイトをはじめ、平日は学校、土日は撮影という生活を3年間続けました。ずっと作品を制作していると、少し疲れてしまった時期もありますが、そんな時に先生から「それでも写真を学びにきているなら撮るしかない」と言われハッとしました。私は今カメラマンとしてのスタートラインにやっと立てた状態です。まずは東京で最先端の技術と知識を学び、いつか本物の「カメラマン」になったとき自分の技術で社会に貢献したいです。

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一瞬の瞬間を見逃さない
迫力ある映像を届けていきたい

  • ㈱山口シネマ永田 絵理
写真・映像メディア学科 映像メディア専攻
熊本県立鹿本高等学校出身 佐藤研究室

テレビ好きで映像に興味がありました。進学を考えていた頃、九芸に映像メディア専攻があったので、迷わず進学を決めました。入学して感じたのは授業の幅の広さです。映像だけでも、アニメーションもあれば、実写もある。写真まで学べるのは良かったです。授業の他にも、助手の方に誘っていただき映画制作に参加したのも、貴重な経験でした。私にとって九芸は、安心するところ。授業がない日でもゼミ室にいっては、友だちと映画や映像について語り合い、たくさんの価値観や感性を吸収できました。今年は、コロナ禍で何かと大変な就職活動でしたが、友人たちの助けもあって乗り越えられました。就職先の山口シネマは、説明会で知りました。偶然、学校の先輩が企業紹介ビデオに出ていたのですが、楽しそうなのが印象的でした。一瞬の瞬間を見逃さないような、迫力ある映像を撮影していきたいです。

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自分から積極的に動いて
わくわくを見つけてください

  • LINE Fukuoka㈱永渕 愛理
ビジュアルデザイン学科 イラストレーションデザイン専攻
福岡県立嘉穂高等学校出身 三枝研究室

福岡県内で唯一芸術系に特化した学部のある総合大学で、多くの人と出会い、視野を広げられると考え進学しました。サークルや学外活動を通して、様々な学部や専攻の人と交流し、4年次に参加したグループ展では、学年や学科の壁を越え、みんなで力を合わせ、達成感あふれる経験となりました。また、夏から高校時代の友人と2人で雑誌制作をスタート。クラウドファンディングやSNSを通して、学外、県外からも協力したいという声をいただき、オンラインツールを駆使して編集長としてたくさんの仲間と制作を進めています。九芸は外部講師の方との出会いも多く、現場のリアルを聞くことで多くの刺激を受けました。LINE Fukuokaではウェブデザインのクリエイティブ室で、週3でお仕事をさせていただいています。自分に余裕が出てきたら、“わくわく”する方へ積極的に動きたいと思っています。大学生活は自分から動かないとあっという間に過ぎてしまうので、ぜひ積極的に動いて視野を広げてください。

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自分の頑張り次第で
夢を具体的に目指すことができる

  • 九州アニメーション㈱新 優希
芸術表現学科 メディア芸術専攻
佐賀県立神埼高等学校出身 黒岩研究室

アニメ制作に興味を持ち始めたのは中学生の頃。好きなアニメの制作動画を見たのがきっかけでした。専門学校も考えましたが、九芸で基礎を学びつつ、他の分野にも触れてみようと思い進学しました。2年生のときにグループ制作でアニメ作品をつくり、私は作画と着彩を担当することに。人によってそれぞれ得意分野が違い、グループ制作の良さと難しさを体感しました。制作中は大変でしたが、いざ完成するとまた新しい作品を作りたくなって、私は本当にアニメ制作が好きなんだと思いました。歩く動作にしても、先生のアドバイスどおり実際に自分をモデルに動画を撮ってみると全く描けていなかったことがわかり、観察することの大切さを学びました。当たり前のことかもしれませんが、技術も含め、一緒に制作をしたり、アドバイスをもらったり、意見を言い合ったりして学ぶことがたくさんあります。自分の頑張り次第で夢を現実にできる、より具体的に目指すことができるようになると思います。

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デザインだけじゃない
総合大学だから培うことのできたスキル

  • 九州パッケージ㈱脇村 昂佑
ビジュアルデザイン学科 グラフィックデザイン専攻
山口県立光丘高等学校出身 飯高研究室

入学時はクラスメートにデザイン経験者が多く、ついていくのに必死でした。進学と同時に、一人暮らしを始めて自炊も多くなり、友人の紹介で料理サークルに入りました。部長が商学部の方ということもあり、サークルで半年間のビジネスチャレンジに参加。福岡市から支援金をもらい、食育をテーマに2つの事業を立ち上げ、給付金付の弁当販売ではパッケージデザインを担当しました。そのパッケージデザインが良いと買ってくれたお客さまがいたり、レシピ提供をしてくださった料理研究家の方からも良い反応をいただけたりと、自分が学んだパッケージや広告を表現することができ、徐々にやりがいを感じていきました。九芸は目標に向かっている人の熱量がすごいので、その中にいると一緒に引っ張り上げられるように感じました。デザインの知識や技術はもちろん、社交性やビジネスに対する考え方など、総合大学だからこそ培うことのできたスキルを社会人になっても発揮していきたいと思います。 

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就職が決してゴールではない
10年先を見据えて楽しみたい

  • ㈱本田技術研究所本田 遥己
生活環境デザイン学科 プロダクトデザイン専攻
大分県立日田高等学校出身 青木研究室

将来、車のデザインや製造に関わる仕事をしたい。九芸は、そんな道に通じる大学をいくつか受験したうちの一つでした。第一希望の大学へは進学できなかったので、入学当初は不安でしたが、その分いろんなことに積極的に挑戦して不安要素を取り除く努力をしました。その一つが、2年次から参加したインターンシップです。最終的な自動車メーカーへの就職も、このインターンシップの延長線上にありました。卒業研究では、コロナ禍で変化した社会を背景に10年後の自動車を自分なりにデザインしてみました。就職が決してゴールではありません。入社後も常に向上心を持っていろんなことに挑戦したい、自分自身も10年先を見据えて向上していきたいです。もちろん進みたい道がぼんやりしていても、大学生活の中で自分の才能に気づく機会は必ずあります。それを最大限に伸ばしてくれるのが九芸の環境と先生です。

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学びを後押ししてくれる環境で自分の好きなことを突き詰められる。

  • ㈱博報堂プロダクツ廣瀬 孔明
写真・映像メディア学科 写真専攻
筑紫台高等学校出身 百瀬研究室

中学生の頃から写真が好きだったことから、写真学科のある九芸を選びました。風景やポートレートなど様々なテーマで撮影していましたが、自分は本当は何が撮りたいんだろうと考えたとき、ふと邪馬台国が頭をよぎりました。佐賀で生まれ育ったこともあり、古墳や遺跡、それにまつわる伝承などは身近で興味深いものでした。そこで古文書を参考に記録されている地を巡り、昔と今の風景を重ねるようにシャッターを押すようになりました。ただの風景としてではなく、歴史の流れや信仰などのもっと本質的なものを捉え、表現したいと思っています。自分の好きなことを突き詰めていたおかげで、企業の目にも留めてもらい、さらに道が広がりました。九芸は学びを押し付けられるのではなく、後押ししてくれる場所。先生方もきちんと向き合ってくれるし、資料も設備も揃っています。やりたいことを見つけたら、初心を忘れず、どんどん自分を高めていってください。

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知識を武器にデザインに挑む!自分らしさを強みに。

  • スズキ㈱那須 将弥
生活環境デザイン学科 プロダクトデザイン専攻
熊本県立人吉高等学校出身 青木研究室

デザインの仕事の中でも将来に渡って安定できる仕事に就きたいと思い、プロダクトデザイン専攻の道を選びました。学内では、授業とは別に企業と連携した様々なプロジェクトが動いていますが、自分は卒業後を見据え、家具づくりのチームと、自動車のLVプロジェクトの二つに参加しました。実現化を目指したモノづくりに関われたことは、大きな経験になりました。プレゼンテーションの機会も多く、そこから学んだのは「自分の売りもコンセプトにしていつでもプレゼンする」ことでした。感性に頼らずに、幅広い知識でデザインに向き合う姿勢。就職活動では、そんな自己PRを確実に行ってきたことで、憧れの自動車メーカーの仕事に関わることができました。九芸は、向上心をもつ人には優しい大学です。ぜひ、充実の設備とサポートのなかで、自分の「伸びしろ」を思いっきり大きく広げて欲しいです。

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今の自分にできることをひとつずつ着実にこなしていく。

  • ㈱セガホールディングス川畑 文乃
ビジュアルデザイン学科 イラストレーションデザイン専攻
福岡県立東筑高等学校出身 田研究室

以前からアニメやゲームは好きでしたが、学術試験で入学したため、初めはビジュアルデザインの知識も技術も何もない状態。焦っても仕方がないと思い、今の自分にとって必要最低限のこと、自分の土台にあったものを着実にこなしていくことに集中しました。だんだんゲーム業界に興味を持つようになり、3年生の夏頃から本格的に就職活動をはじめました。インターンシップを通して現場で働く人の声を聞くことで目標が具体化し、卒制ではオリジナルゲームのコンセプトアートを制作。目標に対して前向きに取り組めたと感じています。1年生の頃、デッサンも初心者だった私に「味はあるね」と声をかけてくれた先生が、卒制を見て一言「うまくなったね」と言ってくれたときは、自分なりに成長できたのかなと嬉しくなりました。就職後も新しい技術を積極的に学び、様々な意見を組み合わせながら、自分の中の芯だけは見失わないように制作に取り組んでいきたいと思っています。

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自由度の高い環境で自分だからできることを見つける。

  • ㈱スペース上野 奈保
生活環境デザイン学科 空間演出デザイン専攻
福岡県立宗像高等学校出身 栗田研究室

建築にもファッションにも興味があったので、どちらも勉強することができて、建築士受験資格も得られるという点に魅力を感じ進学しました。設備も充実していて自由度も高く様々なことが学べる分、課題をこなす大変さも想像以上でしたが、学生同士の仲も良く何事にも楽しく取り組むことができました。店舗の設計課題では、何度も現地に足を運んで色模型を作り、雰囲気の作り込みに夢中になりました。卒制では実体験による物語の楽しみ方の提案として、物語に登場する店の設計・デザイン・サービスの提案を行いました。九芸で学ぶことで、コミュニケーションの取り方やデザインに対しての価値観を改めて考え直すことができ、それが自分の成長にもつながったと感じています。これからも私にしかできないこと、私だからできることを見つけられるようチャレンジしていきたいです。

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ゼロからのスタートでもやる気があれば将来へ繋がる!

  • ㈱ベガコーポレーション末崎 日菜子
ソーシャルデザイン学科 情報デザイン専攻
福岡県立嘉穂高等学校出身 井上・岩田研究室

地域の元気につながるデザインに関わりたい!新設されたソーシャルデザイン学科の1年生として入学しました。最初はパソコンも持っていませんでしたが、今ではウェブやムービーも作れる技術を修得しています。大学2年生からは、友人とハンドメイドアクセサリーのイベントに参加しました。最初は趣味の延長でやっていましたが、途中からは卒展の企画として本格始動。コンセプトを決めてからは、ブランド名を変更したり、ウェブや紙媒体などを制作したり、トータルな広報プランなども練った大掛かりな企画に。結果、就職活動にも繋がりました。自分のやりたいことと、やる気さえがあれば、なんでも実現できるし、きっと何かに繋がると思います!

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コミュニケーションを楽しみながら広く深い知識を習得。

  • ㈱メンバーズ茂里 洸大
ソーシャルデザイン学科 情報デザイン専攻
大分県立鶴崎工業高等学校出身 井上・岩田研究室

デザインについて幅広く学びたいと思い、ソーシャルデザイン学科に進学しました。ウェブデザイン、映像表現、グラフィックなど、広く深く学べる学科だったと思います。大学構内でのプロジェクションマッピングのプロジェクトでは、場所決めから投影する映像の方向性まで全て一から作り上げました。学内だけでなく近隣の方も足を運んでくれて好評をいただき、後輩にも引き継がれるプロジェクトになりました。何事もまずはやってみて、それが今の自分にとってどれくらい難しいのか、わからない部分はどこなのかという判断基準ができるまで動いてみる、ということは意識しています。社会人になっても、彼なら何かやってくれると思ってもらえるよう、ひとつひとつのことに自分の精一杯を出していけるようになりたいと思っています。大学生活は楽しんだもん勝ち。友人や先生とたくさんコミュニケーションをとって視野を広げ、ブラッシュアップしていってください。

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デザインの可能性を広げる知見を学べた4年間。

  • 佐賀県中学校教員中里 光宏
ビジュアルデザイン学科 グラフィックデザイン専攻
佐賀県立有田工業高等学校出身 後藤研究室

高校のころから、美術の先生を目指していました。なので、デザインを学べる学校のなかでも、教職免許が取れる九芸を目指しました。一般企業への就活を考える時期もありましたが、学内で教職試験の勉強会に参加したことで改めて目標が定まり、自然と道が絞ることができました。お陰で卒展に時間を十分割くことができ、教職課程で学んだ美術史をベースとしたポスター企画に力を注ぎました。また、教職に進んだことで、芸術系だけではない、他学部との交流も深まったことも総合大学ならではの良い刺激となりました。これから先生として指導する中学生は、図工から美術へと移り変わる時期。九芸の4年間でデザインの可能性を広げることを学んだように、たくさんの子どもたちに美術やデザインに興味をもってもらえるような「心に問いかけられる」授業を行っていきたいです。

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目指すはクリエイティブな教師!“教える”を楽しみたい。

  • 福岡市中学校教員児島 裕作
ビジュアルデザイン学科 グラフィックデザイン専攻
福岡市立福岡西陵高等学校出身 藤田研究室

得意なことを将来の仕事にしたい。それが、芸術の道に進んだきっかけです。父が教師をしていることもあり、当初から教職免許は採っておこうとも考えていました。デザインの勉強と同時に教職課程を学ぶなかで、改めて「教える立場」の難しさと面白さを感じました。デザイン系の職に就くことも悩みましたが、教職に絞って就職活動は進めました。美術が自分の表現とするならば、デザインは相手があってのモノ。しかし、「つくる順序」や「何をどう魅せるか?」など共通する部分もあります。中学教諭として美術を教えますが、九芸で学んだデザイン的思考なことも上手に織り込んで伝えていきたいと思います。大学はいろんなことを自分で選択できる、いい意味で大人になれる場所。同じ夢をもつ人たちと切磋琢磨できる環境は、自分を大きく成長させてくれるはずです。

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目標にむかって、自分次第でいくらでも挑戦できる。

  • ㈱スタジオエビス石井 千智
写真映像学科 写真表現コース
福岡大学附属若葉高等学校(福岡市)出身 進藤研究室

「せっかく自分の将来なんだから本当に楽しいと思うことをしたい」そう考えたときに真っ先に思い浮かんだのが写真。以前から好きなアーティストの写真集を見たり、友人の写真を撮るのが好きだったからです。とはいえ本格的に勉強したことはなく、基礎的な技術も専門用語も、すべて入学してから学びました。気になった写真があれば、その写真とフォトグラファーの名前をメモして、暇をみつけては調べる日々。雰囲気や構図、編集方法などを身につけようと、できるだけ多くの写真に目を通し、授業で実践してみました。先生方には撮影技術はもちろん、印刷や展示方法など様々な表現方法を教えていただきました。「表情」を大切にしているので、いかに被写体の魅力を引き出せるかを常に考えるようにしています。自分次第でいろいろなことに挑戦できるのが九芸の魅力です。興味をもって、やってみて、そこから自分にあったスタイルを見つけていける場所だと思います。

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自分から動くかどうかで、大きく差がつく4年間。

  • ㈱セガゲームス セガネットワーク カンパニー宮柱 桃子
デザイン学科 ビジュアルデザインコース(ビジュアルアート領域)
九州産業大学付属九州高等学校(福岡市)出身 田研究室

デザインを学ぶのに、専門学校か大学かー。悩みましたが、いろいろ学びたい、自分の可能性を広げたいという意味で、九芸を選んで正解でした。学校生活と平行して、福岡のゲーム会社でアルバイトして、キャラクター制作などを担当しました。描いたキャラクターが動いて、自分の名前がゲームに残るのは、嬉しい経験でした。現場を知ることで、作品づくりに対するクオリティもあがったと思います。また、逆に社会を知ることで学んだのが、学校環境の充実ですね。私はグラフィック専攻ですが、やろうと思えばプロダクト的なことも学べました。自ら“動くかどうか”で、大きく差が開く4年間ですね。学校の課題で心がけていたのは、テーマを超えてどう楽しませる答えが出せるかという点です。今回、インターンシップでお世話になったゲームメーカーに就職が決まったのですが、「何か新しいことをつくりたい!」そんな姿勢に共感してもらえたのがカギでした。

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どう学んで動くかが、4年後の自分を決める!

  • 日産自動車 ㈱七條 章鑑
デザイン学科 プロダクトデザインコース
長崎県立口加高等学校(南島原市)出身 北島研究室

人との出会いが、自分を大きくしてくれた4年間でした。まず、2年生の頃に参加したバイクデザインプロジェクト。そこで出会った先輩たちが、3DCGで作品制作を手掛けていたのですが、そのレベルの高さに影響を受けましたね。その後、カーデザインを目指したのも、先輩たちのお陰。就職に向けては、ポートフォリオ作成から細かくアドバイスしてくださったので、自動車メーカー数社へのインターンシップに参加することができました。なかでも、思い描いていた仕事に近い環境の会社に、就職を決めることができました。もともと、活発に動く方ではなかったのですが、やはり「動くかどうか」が、4年間を大きく変えると実感しています。電気自動車など、車に新しいデザインの流れがあるなかで、今後モデラーとしてどう活躍できるのか?この大学で学んだ自由で、面白い気風を胸に、車に魅力的な風を吹き込んでいければと思っています。

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学生時代に学んだ、好奇心とフットワークの軽さを胸に。

  • ㈱ムーンスター谷川 夏穂
美術学科
佐賀県立鳥栖商業高等学校(鳥栖市)出身 新研究室

教員免許の取得を目指して、九芸を受験しました。入学してハマったのは、作品づくり。時間と手間をかけるほど、完成度が高くなるのは自信に繋がりました。一方で、先生や友だちが、冷静な視点で作品を評価してくれたり、アイデアを出してくれたり、視野が大きく広がりました。就職のことを考えて、早くから企業研究やインターンシップにも取り組みました。教育実習にも参加したのですが、就職試験の最終面接も同じ時期で、スケジュール調整は大変でした。これを乗り切れたのは、先生の手厚いサポートがあったからですね。結局、教員の道へは進みませんでしたが、教育実習先に行って子どもたちと触れ合えたのも大きな経験です。忙しかったけれどすべてのことを、丁寧にやって良かったと思っています。大学時代に学んだのは、今の現況に満足せず、いろんなことに好奇心をもって向き合うフットワークの軽さ。社会に出てからもそんな姿勢を忘れずにいたいです。

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技術だけじゃない、楽しさを伝えられる先生を目指して。

  • 福岡市中学校教諭小野 絢加
美術学科
佐賀県立白石高等学校(佐賀県杵島郡)出身 南研究室

高校の美術の先生に「美術の楽しさ」を教わったように、私も子どもたちにその楽しみを伝えたい。そんな思いで美術の先生を目指し九芸を選びました。専攻は、日本画です。油絵、水彩、彫刻と経験をしたからこそ、自分に一番あった道に巡り会えました。日本画の絵の具は、岩絵具や水干絵具など道具ひとつをとっても、独特でちょっと手間がかかるものばかり。でも、その繊細さがうみだす、やわらかな画風が自分には合っていますね。教職の道を選択したことで、芸術学部以外の学生と触れ合う機会も増え、友だちが増えたのも良かったです。実は、途中で試験への不安から教職を諦めて、一般企業への就職を考えたこともありました。そんな時、研究室の先生が相談にのって支えてくれたので、諦めずに進むことができました。私も技術を教えるだけではなく、時には楽しさを伝えたり、不安を取り除いたりできる先生を目指します。

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インターンシップで働く魅力を実感。
いつかは、世界で活躍を目指して!

  • 日産自動車㈱柴田 真里
デザイン学科 プロダクトデザインコース
中村学園女子高等学校(福岡市)出身 青木研究室

入学当初はビジュアルの方に進もうと考えていたのですが、2年生の時に参加したパーソナルモビリティのプロジェクトで立体をつくる楽しさを知って、段々と興味をもちはじめました。立体のなかでも、好きなのは美術や彫刻でした。でも、インターンで参加した自動車メーカーで、車のことを「4足の動物と考える」という風に身近なものに例えて教えてもらったお陰で、今まで無機質に感じていた車を一気に身近に感じるように。最終的には、車のクレイモデラーとしての職に就きました。いま、日本の自動車メーカーの多くが、世界に通用する人材を育てるためにインターン制度を充実させています。特に日産はカリキュラムも充実していて、インターン中に働く楽しさを実感できました。社員の方が、みんな自立しているし、キラキラしていた。私もそんな活躍がしたいし、ゆくゆくは海外でも活躍できたらと考えています。

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次へつながるプロジェクトの経験は、
就職活動でもアピールポイントに!

  • ㈱船場富永 琴美
デザイン学科 空間デザインコース
東筑紫学園高等学校(北九州市)出身 栗田研究室

毎日の学生生活は、課題をこなしていくだけでも思った以上に大変です。でも、なんとか時間をやりくりして、できる限りいろんなプロジェクトに積極的に参加してきました。そんななかでも印象的だったのが、香椎駅をディスプレイする「えきマチディスプレイ」の企画です。机の上で考える課題と違い、クライアントの要望を聞き、どうやり遂げるかを考える。そうした外部と連携するプロジェクトのお陰で、学生時代から社会のリアルな現場を意識することができました。他にも、照明プロジェクトやインスタレーションなど、時間が許す限りいろいろと参加してみました。そうした活動の足跡は、就職活動のとき面接での大きなアピールポイントとなりました。商業系の会社を中心に6、7社まわりましたが、同じ大学の先輩たちが活躍しているので、先輩訪問でいろんな情報やアドバイスをいただけたのも助かりました。

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スキを見つけて、自分の道にできた4年間

  • イラストレーター益田 美紅
写真映像学科 映像メディアコース
九州産業大学付属九州高等学校(福岡市)出身 佐野研究室

九芸への進学を決めたきっかけは、「音楽がスキ。いつかミュージックビデオを作ってみたい!」という思いからでした。映像メディアに進んでから、実際に地元のバンドのミュージックビデオを手がけるなど、充実した毎日でした。でも、2年生の時からイラストを書き始めたんです。ゼミを選ぶときに、先生にイラストのことを相談したら、「ぜひ、続けて頑張ってみたら」とアドバイスいただきました。その応援をもとに、在学中からイラストレーター"ますだみく"の活動を本格始動。アイドルグループのグッズをデザインしたり、書籍を出版できたり、お仕事をいただきながら学業を頑張りました。私にとって大学は、スキなことを見つけられた場所。もちろん、音楽もスキだし、演劇もスキ。将来は、イラストをベースにしながらも、いろんなスキを融合できるような活動を行っていきたいと思っています。