SPECIAL COLUMN

各業界の最前線を走り続ける“九芸卒”の先輩たちから、熱いメッセージ。

真剣に写真と芸術に向き合った 4年間があるからこそ、今の私がある

  • フォトグラファー海老根 里実
長崎市立長崎商業高等学校 出身
百瀬研究室

大学で一番印象に残っていることは、入学してすぐに学生派遣事業に応募してカンボジアへ行ったことです。そこで写真や芸術に対しての先輩方の取り組みを真に感じ、真剣に芸術と向き合おうと思えました。また、大学のアルバイト募集で見つけた西日本新聞社でのアルバイトも技術の向上につながりました。卒業後は東京都内のスタジオに3年間勤務し、現在はフリーのフォトグラファー、ビデオグラファーとしてWeb広告やアパレル・企業PV・雑誌など幅広く手掛けています。現場では聞かれたことにすぐに答えられなければいけませんが、技術や知識など大学で学んだことが生かせています。今後は生成AIやメタバースなどにも取り組むほか、映画関係の仕事にも関心があるので海外進出も視野に入れています。後輩へのアドバイスとしては、自主的に意欲的に動くこと。周りに流されず、夢を持って進むと、自ずと今自分がやらなければならないことが見えてきます。一方で、大学時代はあっという間に過ぎていくので、毎日楽しく過ごすことも大事だと思います。


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