九州産業大学では、芸術学部を中心に、美術、工芸、デザイン、写真など多くの美術作品を収集してきました。九州産業大学美術館は、これらのコレクションを本学の芸術教育研究に役立てるとともに、学外にも公開して地域の方々の楽しみと学習に資するため、2002年4月に開館しました。
本学が有する「ひと・もの・こと」を活用しながら、展覧会だけでなく、地域の方々を対象としたワークショップなどを実施し、地域の文化芸術振興に努めています。
開催中の展覧会
展覧会-
第35回九州産業大学美術館所蔵品+展 「巴里、ルオー、ザッキン。」 + 「元倉眞琴 集まって住む」
本展は、《巴里、ルオー、ザッキン。―ボヘミアンたちの街》と《元倉眞琴 集まって住む》という、二つのパートからなっています。二つを結ぶのは「つながり」というテーマです。
《巴里、ルオー、ザッキン。》のパートでは、本学の所蔵品から、20世紀初頭のパリ市モンマルトルに各地から集まった、マティスやザッキンなどエコール・ド・パリの芸術家たち、同時代に活動した孤高の画家と言われるルオーの版画、そしてルオーの友人で本学とゆかりの深い彫刻家の高田博厚の作品を紹介します。
《元倉眞琴 集まって住む》のパートでは、人々が「集まって住む」ことについて本源的な思索を続け、多数の建築プロジェクトを手がけた建築家、元倉眞琴の業績をたどります。2025年4月1日(月)〜5月25日(日) 月曜日休館 ※休館日 4月29日(火)、5月3日(土)〜5月6日(火)
これからの展覧会
展覧会-
ヒュッゲな暮らしを彩る 北欧のあかり展
北欧諸国には優れたあかりの文化があります。現地の暮らしに見るあかりの扱い方、建築と調和的にデザインされたあかり、質の高い北欧の照明とそれを生み出したデザイナーたち、北欧のあかりと日本の関わりなどを学びながら、豊かなあかりの体験をお楽しみいただく展覧会です。
2025年6月14日(土)~7月27日(日)
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HIDEKI NAKAJIMA MADE in JAPAN.TOKYO,KSU edition
中島英樹(1961‐2022)は、雑誌『CUT』、坂本龍一氏の書籍やCDジャケット、Shu Uemuraのパッケージ、講談社現代新書シリーズ、吉本ばなな氏の書籍、ファッションブランドの広告等幅広い分野で数多くのアートディレクション及びデザインを手がけました。
中島の没後、国内の美術館で最初の個展となります。2025年9月20日(土)~11月3日(月)
お知らせ
2025年2月26日 | 第35回九州産業大学美術館所蔵品+展 「巴里、ルオー、ザッキン。」 + 「元倉眞琴 集まって住む」 |
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2024年12月18日 | 2025「九州産業大学国際シンポジウム」開催のお知らせ |
2024年9月6日 | 「未来の学芸員」育成プログラム開発講座参加者募集のお知らせ |