デジタル技術によって社会の問いに輪郭を与え、
人との新たな関係性を探究する。
情報デザイン専攻では、「情報」を生成・発信、循環させるという観点から、ソーシャルデザインの実践に取り組んでいきます。そのため、視覚と聴覚に関する科学的な知識、情報をわかりやすく美しく見せる芸術的感性、Webデザインを中心とした情報通信技術とコンテンツの開発能力、そして人と社会を元気にするための哲学的思想を基盤とした「面白い!」の提案力を修得することを目指し、持続可能でかつ文化的に豊かな社会の実現に貢献するデザイナーを育成します。
学びのキーワード
WEBデザイン / UI/UXデザイン / インタラクションデザイン / 視覚伝達デザイン / 映像デザイン /
画像と音響 / モーショングラフィックス / プロジェクションマッピング など
コア科目
Webデザイン演習
HTML・CSS・JavaScript・PHPといったWeb標準技術の基礎からCMSのカスタマイズまで、実践的なWebサイトの構築を体験します。
視覚デザイン演習
図形・文字・写真・イラストレーションなどの造形要素を利用した平面構成を行うことによって、視覚的なコミュニケーションの基礎知識と技術を学びます。
取得資格
中学校教諭1種(美術) / 高等学校教諭1種(美術) / 学芸員 / 社会教育主事 など
将来の進路
Webデザイナー / コンテンツクリエイター / クリエイティブディレクター /
企業・各種団体の企画・総合職など
多彩なスキルを欲張りに学んでみよう
- 久保 絢菜Ayana Kubo4年生
- 福岡県立柏陵高等学校卒業
情報デザイン専攻はWebのデザインやコーディング、3DCGなどに加えて、グラフィックデザインの科目も履修できます。最新のデジタルスキルと高校生の時から興味のあった雑誌の誌面デザインスキルの両方が身につくことが魅力で志望しました。入学後は、多様な学びに触れながら「自分の好き」を発見するのがおすすめ。好きが見つかったら、その分野を掘り下げる時間割を自由に組み立てられます。また、九芸は作品発表の場も多彩です。私の場合、学祭の香椎祭でチュロス屋さんを出店し、そのお店の外装やメニューなどをデザインしたことがとても印象に残っています。これから取り組む卒業制作では、ヘルプマークについて新提案をしたいと計画中。私自身も持病があってヘルプマークをつけなくてはいけない。でも真っ赤で目立つマークなので、正直つけたくない時もあります。「私と同じ想いを持つ人でもつけたくなるマークとは?」が見つかるデザインをしていきたいです。