社会に対し自ら「問い」を立て、生活のそばに横たわる
課題の解決に向けた糸口・道筋をデザインする。
ソーシャルデザイン学科では、地域コミュニティや企業、行政と連携し、共にプロジェクトを推進していくことで、ディレクションスキルに長けた広義のデザイナー/編集者を育成します。その目的は人間の集団としての営みである「社会」に対し、自ら「問い」を立て、解決に向けた糸口・道筋を探究すること。社会の違和感に気づき、そこから課題を抽出することを起点としている点でいえば「始まりをデザインする学科」といえるかもしれません。対象は環境、生活、地域再生、文化継承など。つまり私たちを取り巻く世界すべてです。
学科を代表する科目
情報デザイン演習
視覚と聴覚、画像と音響に関する知識・技術と芸術的感性をベースに、Web、グラフィック、映像、サウンドなど様々なメディアを活用した「面白い!」デザイン提案に取り組みます。
当専攻の基幹科目で1・2年次を通して学びます。
企画デザイン演習
生活・社会におけるさまざまな課題を機能、形状、道具、環境等の側面から問題の抽出を行い、
課題を具体的に解決する方法の企画・提案を行う授業です。その具体的課題のプロセスを通して、デザインが果たす役割や解決のために必要となる知識や解決方法、企画立案手法について実践的に学びます。