これまでの展覧会
展覧会2024年度
牛島智子 ホクソ笑む 葉緑素
2024年9月14日(土)ー11月4日(月・振休)
九州産業大学美術館 卒業生プロの世界vol.9
牛島智子 ホクソ笑む 葉緑素
会期 2024年9月14日(土)ー11月4日(月・振休)
場所 九州産業大学美術館
開館時間 10時〜17時(ただし入館は16時30分まで)※金曜日は19時まで開館
入館料 一般200円、大学生・専門学生100円、高校生以下・65歳以上の方は無料
主催:九州産業大学
後援:福岡県、福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団、朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞社
問い合わせ:九州産業大学美術館
〒813-8503 福岡県福岡市東区松香台2-3-1 TEL:092-673-5160
E-mail:ksumuseum@ip.kyusan-u.ac.jp
https://www.kyusan-u.ac.jp/ksumuseum/
SNS[Faceabook、Instagram、X]@ksu_museum
「ホクソ」とは、ろうそくの燃え殻、または火の粉のこと。「ほくそ笑む」は、控えめにかすかに笑う、満足そうにほほえむこと。そして、「葉緑素」は、みなさんご存知のとおり、植物の葉っぱの中にあって光と水とCO2から炭水化物を作り、酸素を放出する営みをする、だいじな成分を指します。では、これらの語をつなぎ合わせると、どうなるでしょう?どんな眺めやニュアンスが、どんなイメージが仄めきだしてくるでしょうか?
ホクソ笑む葉緑素ー本展のこのタイトルは、九州・筑後地方、八女市に拠点を置き、精力的に活動を続ける美術家・牛島智子が名付けた、近作シリーズの作品名に基づいています。三角形と四角形を組み合わせた家型の図形を起点として描き、それとつながり合う多角形たちの増殖していくさま(五角形から三十一角形まで増えていきます)をみずみずしく描きだした連作《ホクソ笑む葉緑素》(別名「ヤ」シリーズ)を、本展では、現在形の牛島の代表作として核に据えつつ、半世紀にわたる彼女の探究をたどり、そのめくるめく創作世界へ皆さまをご案内します。
[関連イベント]
講演+鼎談 牛島智子を語る
日時=2024年10月4日[金]17:40〜19:20
講師=沢山遼(美術批評家/武蔵野美術大学准教授)
鼎談=沢山遼×牛島智子(美術家)×大日方欣一(九州産業大学美術館館長/九州産業大学教授)
会場=九州産業大学15201教室
聴講無料・申込不要
もしも… 大辻清司の写真と言葉
【前期】 2024年6月8日(土)ー6月30日(日) 【後期】2024年7月5日(金)ー7月28日(日)
もしも… 大辻清司の写真と言葉
If… Photos and Words by Kiyoji Otsuji
前期 2024年6月8日(土)-6月30日(日)
後期 2024年7月5日(金)-7月28日(日)
開館時間 10:00-17:00(入館は16:30まで)※金曜日は19:00まで
休館日 月曜日
入場料 一般200円、大学生・専門学校生100円
※高校生以下、65歳以上、本学学生は無料
主催 九州産業大学[九州産業大学美術館、九州産業大学アート&デザイン研究センター(CADS)]
特別協力 武蔵野美術大学 美術館·図書館
写真家大辻清司(1923-2001)は、戦後日本の前衛芸術グループ「実験工房」のメンバーであり、変貌する時代の併走者として様々な芸術家たちの創造の現場や都市環境にレンズを向け、また独自の視点から数々のすぐれた写真論を執筆し、桑沢デザイン研究所、筑波大学、九州産業大学ほかで多くの後進を育てた芸術教育の実践者でもありました。
本展では、2008年より大辻に関する原資料の総合的なアーカイブ化をすすめてきた武蔵野美術大学 美術館·図書館「大辻清司フォトアーカイブ」の協力のもと、貴重な作品及び資料をつうじ大辻の写真と言葉をたどり、その現代的意義を浮き彫りにしていきます。
第1章「太陽の知らなかった時」: 作家活動の原点にあたる1950年前後、大辻はどんなモチーフ、方法を択び、制作をスタートしたか?
第2章「月に憑かれたピエロ」; 1953年に大辻が参加したインターメディアの芸術集団「実験工房」(武満徹、北代省三、山口勝弘、福島秀子、駒井哲郎ほか)の軌跡、コラボレーションの数々を資料と写真から蘇らせる。
第3章「アトリエ訪問」: 同時代芸術の現場にレンズを向けたドキュメント。本館所蔵の美術作品(鳥海青児、豊福知徳、棟方志功、駒井哲郎、林武)と交えながら、アトリエという場を見つめる大辻のカメラアイを検証。
第4章「無言歌/舞踏〈禁色〉」: 変貌する都市環境と人間の関わりを探究する、1950年代後半~70年代年代初めの多彩な実践をたどる。キーワードは“シークエンス”(連続写真)。
第5章「もしも…」: カラー写真の傑作〈終章〉〈もしも…〉、映画〈上原2丁目〉。眼の前の光景に揺曳しだす、予兆・余韻・ケハイをとらえた中期大辻の傑作群。
第6章「間もなく壊される家」:撮ることと書くことを行き来しながら思考を続けた大辻の代表作〈大辻清司実験室〉(1975)から、そのエッセンスを。
第7章「工房から」: 1980年代以降の後期の作品と言葉を紹介。21世紀の私たちに大辻が残したメッセージとは?
【関連イベント】
アートアーカイブの昨日・今日・明日:
武蔵野美術大学 美術館·図書館における実践-大辻清司フォトアーカイブ/杉浦康平デザインアーカイブ
日時 2024年7月12日(金)17:40-19:20
講師 村井威史(武蔵野美術大学 美術館·図書館)
場所 九州産業大学15号館15102教室 *聴講無料・申込不要
◎7月12日(金)の講演会に参加される先着100名様に杉浦康平デザインアーカイブ「デザイン・コスモス」A4判カード(非売品)を進呈します。
公開連続講座:もしも… 大辻清司の写真と言葉
日時 2024年6月14日(金)17:40-19:20 【終了しました】
2024年7月19日(金)17:40-19:20
講師 大日方欣一(九州産業大学美術館館長)
場所 九州産業大学15号館15101教室 → 15102教室 *場所が変更となりました。
*聴講無料・申込不要
第34回九州産業大学美術館所蔵品+展 『遊ぶ』−おもちゃと造形をめぐる8章−
2024年4月1日(月)〜5月26日(日) 月曜日休館 ※4月1日、5月6日は開館
第34回九州産業大学美術館所蔵品+展
『遊ぶ』-おもちゃと造形をめぐる8章-
2024年4月1日(月)~5月26日(日)
九州産業大学芸術学部が所蔵するネフ社の玩具を紹介するとともに、玩具の「かたち」や「色」、「リズム」、「動き」などの魅力のひとつひとつを手がかりに、共通点やつながり、親和性のある所蔵品を展示します。
積み木の体験コーナーでは、ネフ社の玩具を実際に手にとり、その楽しさを遊びながら体験していただけます。
玩具の魅力の中に隠れたさまざまなおもしろさを切り口に、豊かな鑑賞体験をお楽しみくだい。
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【展覧会関連イベント①】
講演会「おもちゃとデザイン」
講師 相沢康夫氏(おもちゃデザイナー)
4月26日(金)17:40~19:20
会場 17号館4階コミュニケーションラウンジ(九州産業大学内 )
※場所がわからない場合は当日美術館の受付にお尋ねください。
参加無料(参加希望の方は会場にお集まりください)
【展覧会関連イベント②】
ワークショップ「大人が楽しむ!積み木であかりのワークショップin美術館」
講師:諌見泰彦氏(本学建築都市工学部准教授)
美術館で作品を鑑賞し、積み木とあかりを使用して作品をつくるワー
クショップを開催いたします!
大人のみなさん、時間を忘れて積み木とあかりで遊びませんか?
開催日:5月19日(日)
時間:10時~14時半(お昼1時間お昼休憩をはさむ)
※進行状況によって終了時刻が遅くなる場合があります。
対象:中学生以上
場所:九州産業大学芸術学部アートギャラリー
参加費:無料
定員:20名
申し込み:事前申込制(先着順)
募集締め切り:5月15日(水)
申し込み方法:以下を明記の上メールにてksumuseum@ip.kyusan-u.ac.jpまで
お申し込みください。
件名:積み木ワークショップ申し込み
本文:①参加者氏名(ふりがな)
②生年月日
③性別
④郵便番号・住所
⑤電話番号
※参加者は全員イベント保険に加入します。保険料は主催者が負担します。
①〜④については、保険加入時に必要な情報になります。
申し込みされた方には、ksumuseum@ip.kyusan-u.ac.jpより返信をお送りいたします。
(※ksumuseum@ip.kyusan-u.ac.jpからのメールを受け取れるよう、設定をお願いいたします。)
※当日は動きやすい服装でお越しください。
※イベント中に記録写真を撮影します。撮影した写真は、当館の活動報告や広報
に使用する場合がありますので、ご都合の悪いお客様は当日スタッフまでお申し付けください。
問い合わせ先:九州産業大学美術館 TEL:092-673-5160