これまでの展覧会
展覧会2015年度
飯田一博教授退任記念展
平成28年2月23日(火)ー2月27日(土)
入場者:319名
本学工学部住居・インテリア設計学科飯田一博教授の退任記念展。本展では、飯田先生が制作した実測図面やインテリア作品を展示し、飯田先生のこれまでの研究活動を紹介した。館内に展示されているすべての家具や工芸品は「座る・触る」ことができ、作品を肌で感じていただける展覧会となった。
会期中には大学関係者や教え子の方々が来館され、飯田先生の研究成果を広く知っていただく機会となった。
作品点数
1階展示室: 家具 26点、工芸 29点、パネル 57点
紀要・書籍等 20点
/計132点
平成27年度 九州産業大学芸術学部・大学院芸術研究科卒業・修了制作展2016
平成28年1月22日(金)ー1月28日(木)
:327名
:九州産業大学芸術学部・大学院芸術研究科
平成27年度九州産業大学芸術学部・大学院芸術研究科卒業・修了制作展が行われ、美術館では芸術学研究科を平成27年度に修了する大学院生の作品及び研究成果が展示された。館内には絵画・版画・彫刻・写真・映像・デザイン作品・論文を展示し、大学院による研究成果を発表する場となった。
会期中には地域の高校生や大学関係者、保護者の方々も来館され、大学院での研究成果を広く知っていただく機会となった。
作品点数
1階展示室: 絵画・版画 11点、彫刻 1点、写真 49点
デザイン(映像・書籍・パネル展示等)57点、論文 5点
/ 計 123点
「東京写真月間2015」「写真の日」記念写真展2015 加藤庸二展「島一花綵列島」
平成28年1月8日(金)ー1月14日(木)
入場者:183名
主 催:「東京写真月間2015」実行委員会、(公社)日本写真協会・東京都写真美術館
「東京写真月間2015」は、6月1日の「写真の日」を記念して、写真の楽しさや記録の大切さを広める写真展。その福岡巡回展として本展が開催された。会場には「写真の日・記念写真展2015」の受賞作品24点、九州・山口・沖縄在住の協賛会社賞・入賞者の作品20点が展示された。日本全国から幅広い世代の作品が集まったバラエティー豊かな写真作品が並んだ。また加藤庸二展「島一花綵列島」が同時開催され、日本の島々を訪れて撮影した写真を39点展示した。写真を鑑賞することで島それぞれの特色や生活の姿を写した写真作品が並んだ。
福岡巡回展では九州・山口・沖縄在住の入賞作品が飾られたこともあり、福岡県のみならず、他県からも受賞者や多くの写真愛好家が来館された。
作品点数
1階展示室:「写真の日・記念写真展2015」受賞作品 24点
協賛会社賞・入賞者作品 20点
加藤庸二展「島一花綵列島」写真作品 39点 /計83点
九州・沖縄版画 vol.2 東北・九州・沖縄 教員・学生版画展
平成27年12月11日(金)ー12月20日(日)
入場者:332名
主 催:九州産業大学、九州・沖縄版画プロジェクト実行委員会、版画学会
「九州・沖縄版画プロジェクト」として、沖縄・大分・福岡・東北の作家と版画に携わる教育者、そして美術を学ぶ大学生・高校生が参加し、vol.1「全国大学版画展受賞者巡回展(九州)」(芸術学部アートギャラリー)、vol.2「東北・九州・沖縄 教員・学生版画展」(美術館)、vol.3「高等学校生徒による版画作品展」(3Fオープンスペース)が開催された。美術館で開催されたVol.2では、今回「版画学会・東北ブロック」が新たに加わり、版画学会に所属する教員・学生の作品が展示された。多様な版画表現による作品を展示することにより、美術を学ぶ学生の交流の場として意義の深い展覧会となった。
また会期中には、小林敬生先生(多摩美術大学名誉教授)による現代版画についての講演会(12月12日(土))、高校生を対象とした銅版画のワークショップ(12月20日(日))が行われ、多くの美術教育関係者、大学生、高校生にご来館いただいた。
作品点数
1階展示室:版画 平面作品 60点、インスタレーション作品 1点 /計61点
第45回立玄展 [芸術学部美術学科教職員作品展]
平成27年11月20日(金)ー11月29日(日)
入場者:309名
主 催:九州産業大学芸術学部美術学科
芸術学部美術学科に所属する専任教職員と臨時職員による研究発表展。
洋画、日本画、造形・彫刻、陶芸、染織工芸、金属工芸、美術理論、メディア芸術の幅広いジャンルの作品及び研究資料を展示した。平成28年度4月芸術表現科のスタートに向けて新芸術表現学科の黒岩俊哉先生とブルベス・ジェローム先生が特別出品するなど、幅広い分野で構成される美術学科教職員の多彩な表現を多くの学生・教職員に見てもらう機会となった。
作品点数
1階展示室: 平面作品(絵画・日本画・版画等)15点、造形・彫刻 3点
工芸(陶芸・染織・彫金・鋳金等)8点、美術理論 1点、映像 3点
/計 30点
第16回上野彦馬賞受賞作品展 九州産業大学展
平成27年11月1日(日)ー11月13日(金)
入場者:955名
主 催:九州産業大学、毎日新聞社
21世紀に羽ばたく若い写真家の発掘と育成を目的として、2000年に九州産業大学が建学40周年を迎えるのを記念して、毎日新聞社とともに創設した「上野彦馬賞—九州産業大学フォトコンテスト—」の受賞作品展。
上野彦馬賞をはじめとする入賞入選作品87点(組写真を含む)、佳作30点を展示した。
作品点数
1階展示室:一般部門、高校生・中学生部門、ファミリー部門入賞・入選作品 87点(組写真含)
高校生・中学生部門 佳作 30点
/計117点
グラフィックデザイナー豊増秀男 かたち・時代・ユーモア
平成27年9月12日(土)ー10月25日(日)
入場者:1,180名
主 催:九州産業大学
福岡市在住のグラフィックデザイナー豊増秀男の展覧会。豊増秀男は1931年に佐賀県に生まれ、RKB毎日放送勤務を経て、1979年、48歳の時にグラフィックデザイナーとして独立、「海の日」シンボルマークのほか、福岡・九州の企業などのロゴマークを多く制作してきた。またワルシャワ国際ポスタービエンナーレをはじめ、国内外の展覧会で入選を重ねている。今回の展覧会ではシンボルマークの原画やポスター、風刺漫画など104点を展示し、これまでの活動を振り返った。
関連イベントとして「アーティスト・トーク」(作家による講演会)が10月1日(木)の16時20分ー17時50分に行われ、豊増秀男氏、そして豊増氏と長年の交友がある宇久画廊・川上繁治氏より、豊増氏の作品や制作姿勢、若い学生の皆さんへのメッセージなど興味深いお話をお伺いすることができた。その他、ギャラリートーク(学芸員による作品解説)を9月23日(祝)と10月10日(土)の14時から(約30分間)実施した。
作品点数
1階展示室:104点
卒業生―プロの世界―vol.6 森りょういち展 「おいでよ りょういちの森」
平成27年6月12日(金)ー8月2日(日)
入場者:2,726名
主 催:九州産業大学
「卒業生―プロの世界―vol.6」として、「Peeping Life」で話題のCGアニメーション作家森りょういちを取り上げた。森りょういちは1983年に広島県で生まれ、小学生の時に福岡県に移住した。中学3年の頃から3DCGを勉強し始め、九州産業大学写真映像学科で学び、CGアニメーション作家として活動している。また株式会社FOREST Hunting Oneを立ち上げ、アニメーションのみならずキャラクターデザイン、グラフィック・イラストその他様々なメディアを通して表現活動を行っている。
本展では、代表作の「Peeping Life」やNHKで放映された「超爆裂異次元メンコバトル ギガントシューターつかさ」、昨年全国イオンシネマで上映された映画「Peeping Life-WE ARE THE HERO-」、学生時代の映像作品を中心に展示した。
関連イベントとして開催した森りょういちによる「アーティスト・トーク」(6月25日開催)には多くの方にご参加していただき、作品制作の方法や学生時代の活動など貴重なお話を聞くことができた。アートキャラバン隊によるワークショップ「ちびっこ・ワークショップ:おどろき!アニメーション!」(7月20日開催)には約30名の小学生が参加し、大学生とともにおどろき盤(フェナキストスコープ)というアニメーションを楽しむ玩具を制作した。その他、会期中の毎週水曜日12時15分からギャラリートーク(約15分)を実施した。
作品点数
1階展示室:224点
第23回九州産業大学美術館所蔵品展「光と影」
平成27年4月2日(木)ー5月24日(日)
入場者:1303名
主 催:九州産業大学
九州産業大学では、昭和41年の芸術学部の開設より国内外の美術界に多くの人材を輩出すると同時に、美術教育のための美術工芸品の収集を行ってきた。第23回目となる今回の所蔵品展では「光と影」をテーマに、九州産業大学の所蔵品の中から絵画・版画・彫刻・工芸・写真など37点を展示した。平成26年度新収蔵作品(鴨居玲《蛾》)も初公開した。
関連イベントとして、会期中の毎週水曜日12時15分からギャラリートーク(約15分)を実施した。5月9日(土)にはアートキャラバン隊によるワークショップ「立体万華鏡をつくろう!」が開催され、小学3年生~6年生10名の参加があった。また5月16日(土)から24日(日)の9日間には「福岡ミュージアムウィーク」が開催され、多くの地域の皆様にお越しいただくことができた。
作品点数
1階展示室:37点