これまでの展覧会

展覧会

2006年度


第11回九州産業大学美術館所蔵品展「彫刻の肌ざわり展」

平成19年3月24日(土)〜4月29日(日)

入場者:905名

主催:九州産業大学

後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団、朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、NHK福岡放送局

高田博厚、安永良徳、菅原安男、西常雄、原田新八郎、鐘ヶ江寿が制作したブロンズ製の彫刻作品を目で見るだけでなく、手で触れることのできるようハンズオン形式で展示しました。
また、ブロンズ像制作への理解を深めていただくことを目的とし、鋳型や原型、道具を展示すると共に、真土式による鋳造の制作工程をイラストのパネルで紹介しました。
さらに、視覚に障がいのある方にも美術館での鑑賞を楽しんでいただけるよう、点字の
キャプションや作品リストを制作。また、福岡県の義務教育課特別教育支援室の指導のもと、
弱視の方への対応方法として解説パネルの文字の大きさやコントラストなどを研究し、その成果を発表しました。

3月25日(日)、関連イベント「ギャラリーコンパ」を開催。
目の見える方、見えない方が作品鑑賞し、その感じ方を共有しあいました。

作品点数:15点(4月6日以降は14点)


江成常夫写真展 昭和史の風景 「鬼哭の島」

平成18年12月2日(土)〜平成19年1月28日(日)

入場者:1,290名

主催:九州産業大学

後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団、朝日新聞社、毎日新聞社、西日本新聞社、読売新聞西部本社

協力:株式会社ニコン、日本新聞博物館、神奈川新聞社

太平洋戦争の戦地となった島々を巡歴し、レンズを通して日本人の精神性を問い続けてきた写真家・江成常夫の展覧会。展覧会名でもある、鬼哭(きこく)とは「成仏できない戦士の亡魂が声をあげて泣く」という意味で、当館では、8つの島(真珠湾、サイパン島、テニアン島、アンガウル島、ペリリュー島、レイテ島、硫黄島、沖縄)の作品69点を展示。
今展覧会は人権週間(12月4日〜12月10日)に併せて開催し、生きることに向き合うきっかけとなる展覧会となった。
開館初日の講演会・ギャラリートークには、学生はもちろん戦争を体験した多くの方々に来館
していただいた。

作品点数:69点


第7回上野彦馬賞 九州産業大学展

平成18年11月1日(水)〜 11月12日(日)

入場者:1,720名

主催:九州産業大学、毎日新聞社

後援:文化庁、日本写真芸術学会、東京都写真美術館

協賛:キヤノンマーケティングジャパン(株)、コニカミノルタホールディングス(株)、サイバーグラフィックス(株)、(株)ニコン、富士フイルムイメージング(株)、カシオ計算機(株)、(株)プロラボクリエイト福岡、エプソン販売(株)(順不同)

21世紀に羽ばたく若い写真家の発掘と育成を目的としたこのコンテスト。
2000年に九州産業大学建学40周年を記念して創設され以来、今年で7回目を迎えた。
今年は過去最多となる一般部門1,341点、高校生・中学生部門1,311点、総計2,652点の作品が国外はじめ全国から集まった。
その中から選ばれた上野彦馬賞をはじめとする入賞作品72点(組写真含む)を展示。

1階展示室:入賞作品72点(組写真含む)
2階展示室:「江崎アルバム」71点


国際交流展

平成18年10月17日(火)〜10月22日(日)

入場者:(ギャラリー入場者含め):710名

主催:九州産業大学

九州産業大学芸術学部が40周年の記念事業として開催
参加大学(韓国:東西大学校、蔚山大学校、東亜大学・中国:上海工程技術大学・ドイツ:シュトゥットガルト造形美術大学・日本:九州産業大学)

1階展示室:美術23点、2階展示室:写真20点・工芸8点
芸術学部アートギャラリー:デザイン34点


松本徳彦写真展「越路吹雪 愛の讃歌 と世界の舞台芸術家」

平成18年9月15日(金)〜10月8日(日)

入場者:1,115名

主催:九州産業大学

後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団

松本徳彦氏は、ヒット曲「愛の讃歌」などで、今も多くのファンを惹きつける宝塚歌劇団出身で
歌手・俳優だった越路吹雪の舞台や自宅での写真を、14年間にわたり撮り続けてきました。
その越路吹雪を中心に、新派の名優水谷八重子の初代と二代目、パントマイムの巨匠
マルセル・マルソーなど、日本大学1年生のときにフラメンコダンサー、
マリア・フェルナンド・モンテスでデビューして以来、撮り続けてきた来日する世界の舞台
芸術家も展示しました。
今展覧会は、これまで当館に来られたことのない多数の方がご来館いただけ、
より広く当館をお知らせする機会となりました。

1階展示室:「越路吹雪 愛の讃歌」46点、「水谷八重子 二代の貌」16点
2階展示室:「ようこそ劇場へ」4点、「世界の舞台芸術家」26点、「劇場都市 ヴェネツィア」28点


第10回九州産業大学美術館所蔵品展「新収・名品展」

平成18年6月15日(水)〜 7月30日(日)

入場者:1,830名

主催:九州産業大学

後援:福岡県 、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団

本美術館が平成14年4月の開館以降購入した藤田嗣治・奈良原一高などの新収作品をはじめ、
各分野の名品を一堂に公開。1階は写真・絵画・版画・彫、2階は重要無形文化財保持者
(人間国宝)による金工・陶芸・染織の作品を展示。

作品点数:1階39点、2階18点


第36回立玄展(九州産業大学芸術学部美術学科・芸術工芸学科専任教員作品展)

平成18年5月31日(水)〜 6月8日(木)

入場者:500名

主催:九州産業大学

今回で36回目を迎える美術学科に所属する実技担当(専任教員)の作品発表展。
教員の1年間の研究成果でもある絵画、彫刻、造型、工芸等、多彩な表現方法を駆使した
作品45点を展示。普段あまり観る機会がない教員の作品展という事で、会期中は学生も
多数来館した。

1階展示室:絵画作品21点、造形作品4点 
2階展示室:工芸作品20点


「!!」っとなるユニバーサルデザイン展ー65億ある『使いやすさ』のすがた

平成18年3月17日(金)〜4月30日(日)

入場者:1,325名

主催:九州産業大学

協賛:共用品九州、財団法人共用品推進機構、コクヨS&T株式会社、コクヨ九州販売株式会社、株式会社大平産業、月星化成株式会社、富士通株式会社(五十音順)

後援:福岡県、福岡県教育委員会、福岡市、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団

協力:九州産業大学芸術学部デザイン学科、近畿大学産業理工学部

企業が発売しているユニバーサルデザイン製品をはじめ、本学芸術学部デザイン学科・
近畿大学産業理工学部の学生による合同実習の研究成果となる作品をハンズオン形式で
展示した。実際に使用してみることでユニバーサルデザインの概念の理解やその重要性を
知る機会となった。

□関連事業
・ワークショップ 4月16日(日)開催
 「親子でチョキ!チョキ!」ーいろんなハサミでペーパークラフトに挑戦ー 

・シンポジウム 4月22日(土)開催
 「ユニバーサルデザインの過去・現在・未来」